安倍さんの友人が経営する加計学園の獣医学部新設に伴う問題で、萩生田補佐官や関係する大臣を動員して、先に獣医学部新設を要望していた大学を蹴落とすべく文章の加筆修正を加えて、認可する方向に進んでおります。
国会の野党からの質問に対して、テレビ映像を観ている私たち国民が、嘘をついてるとハッキリと分かる答弁をする大臣や官僚を観て、このような状況は決して良くないと感じております。
国会が閉幕したと思ったら、今度は安倍首相が講演で、特区によって作られる加計学園の獣医学部だけでなく、これを契機にどんどん作っていきますと述べていたようです。
加計学園の獣医学部新設のときにも、獣医師会と相談して新設することになりましたと述べていた安倍首相ですが、今回の発言に対して早速、獣医師会等の団体から、教員の不足や獣医師の質の低下を招くとの記者会見がありました。 勿論、加計学園の時にも安倍さんは獣医師会と相談したと云っておりましたが、そのような事実はないようです。
安倍晋三さんは子供さんがおりません。 自分の子供がいると、自分の子供にさえ思うように出来ないことを知るのですが、残念ながら安倍さんには、そのようなことを認識する機会がありませんでした。
従って何でも自由に、自分の思うように出来ると勘違いしてしまうのです。 これまでの安倍晋三さんの振る舞いを観ていると、腕白坊主が嘘をついて、その嘘を正当化するための嘘をまたつくという、立ち振る舞いを演じているようで、滑稽でしょうがありません。
然しながら、子供同士の遊びであれば、未だ許されますが、一国の運営を任せるにはいかないと云うのが、正直のところです。
もっとも私が経験した子供の頃の腕白坊主でも、何時も正直で真っ当な考え方をすることを、教えてもらった記憶があるのですが。