ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

呼吸に集中する-2

2007-01-10 11:34:26 | 座禅
 座禅(静功)を行う時は、肩の力を抜いてリラックスします。 普段から肩の力は、意識して抜くように心がけます。
 私の場合も、以前は人と話しているだけで、肩に力が入っていたりしていましたが、座禅を始めてからは、ああ、まずい、肩に力がはいっているな と思ったときには、肩を震わせて力を抜いたりしました。
 逆腹式呼吸をするときに、息を体の中にイメージで吐く時は、実際に息が体に入っていることを実感するために、鼻息を出すような感じで、息音が聞こえるように吐きます。
 鼻息が聞こえないように息を吐いても、なかなか本当に体の中に息が入っているのかな という感覚になります。 吐く息を体の中にイメージで吐くという行為は、自分では分からなくても、宇宙の気が体の中へ入っていくことになります。
 軽く吸ってゆっくり体の中へ、イメージで吐く逆腹式呼吸を、何回も何回も続けます。 鼻息を立てることによって、息が体の中へ入っていっているのかどうかを、疑問に思いながらも続けますので、呼吸だけに意識を集中することができます。
 呼吸がスムーズにできるようになれば、どんな場所でもどんな形でも(座っても立っても)、呼吸だけに気持ちを集中できるようになります。