私の得意料理の一つに「イカの塩辛」があります。イカは今が旬の食材。新鮮で生きの良いイカが廉価で入手できますので、今年も自慢の美味しい「イカの塩辛」ができました。
自家製「イカの塩辛」作りは、出来上がるまで一日の時間をかけるのが、美味しく作るポイントです。そして私が「塩辛」作りに使用する調味料は「塩」だけで極めてシンプルな作り方です。
まず、イカのワタ(肝)１パイ分に対してイカの身を３分の１を目安にします。このワタは多い方が美味しく作れます。イカは捌いて皮をむき、胴体を一口サイズに切って冷蔵庫に保管しておきます。
ワタにはタップリと塩をふり一日冷蔵庫に入れておきます。一日たったワタは、塩を落とします。そのワタの薄皮をそいでから細かい網に濾します。 後は濾したワタと身を和えて出来上がり。この「イカの塩辛」の食べ頃は、ほどよく発酵する２～３日後くらいです。今週の火曜日に作った「イカの塩辛」は、今夜と明日夜が食べ頃です。
秋の夜長、私自慢の手作り「イカの塩辛」を肴に、しみじみと冷やで、または熱燗でいかがですか…。
ＧＩＮＺＡ と ん ぼ
富士子