とんぼ歳時記

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星座のすばると映画のスバル座

2011-12-07 14:18:21 | インポート

この時期、空気が澄んでいるためか、晴れた日の夜は、瞬く星も鮮やかに観ることができます。 そして、冬を代表する星座といえば、東南東の空に輝くオリオン座とすばる(おうし)座です。

何故、星座というのかお客様に聞きました。星座は星が座ると書く。つまり座って位置を変えないから。毎年、同じ季節に、同じ星座を眺められる。反対に惑星は、惑う星と書くように、常に位置を変えるから惑星なのだそうです…。そのお客さまは、いつも酔って冗談か本当か分からない際どい話をなさるので、納得しながらも半信半疑でおります。

「すばる」という星は、410光年彼方のプレアデス星団をいいます。日本では万葉の昔から人びとに愛され親しまれた星で、清少納言の「枕草子」でも“星はすばるか、ひこぼし…明星…”と記載されています。

「すばる」といえば、有楽町にある映画のスバル座が、我が国最初のロードショー劇場として開館してから、今年で65周年を迎えました。

それを記念してスバル座では今週末から、来年1月にかけて「メモリアル65TH・オールタイム ベストムービー イン スバル座」と、これまでスバル座で上映した人気作品11編を順次上映するそうです。

私は、見逃したチャップリンの「街の灯」と「モダンタイムス」をこの機会に是非鑑賞したいと思っています。それと裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」も観たい…。

この冬は、星座のすばると、映画のスバル座の二つを鑑賞するのが私の知的ノルマです…。

GINZA と ん ぼ
富士子