ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ソーキ汁

2011年03月17日 | 沖縄の飲食:食べ物(料理)

 タケノコの復讐

 前回、手抜きのタケノコ料理でエライ目にあった。自業自得なのではあるが、その復讐に昨日(29日)タケノコを買い、タケノコの美味しい料理に再挑戦する。
 タケノコは生のでは無く、茹でられたものを買った。絶対失敗しない、その目的を果たすためには、多少のインチキには目を瞑ることにした。どうも、あのエグミのきつさはしばらく記憶から消えそうも無い。二度と経験したくないと強く思う。
 茹でられたタケノコを、いつも通りの煮物にしてはあまりにもハードルが低すぎる。「よーし!旨いもの作るぞ」っていう気合が入らない。そこで、普通は材料として用いない料理に、タケノコを使ってみようと思い立った。料理は、フランス料理、中華料理、日本料理など私の力の及ばない面倒な料理では無く、沖縄料理にした。慣れた土俵で戦えば、勝ち目も大きいと言える。しかし、経験の無いことなので勝ち負けの行方はやってみないと判らない。なわけで、ハードルは高からず低からずの戦いと言えるだろう。

  スーパーでタケノコ水煮1袋の他に、豚ソーキ(スペアリブ)と厚揚げを買う。豚ソーキを湯通しし、水から煮る。こまめにアクと浮いてきた油を掬いながら、沸騰後30分ほどコトコト煮続ける。大方の油を掬い終えたら酒を加え、さらに30分ほど煮る。そこに一口大に切ったタケノコ、水で戻した昆布、厚揚げを加え、10分ほど経ったら塩で味付けして出来上がり。沖縄の伝統料理ソーキ汁のタケノコ入りバージョンとなる。
 ソーキ汁には普通、タケノコは入れない。結び昆布の他にはニンジンや、夏にはトウガン、冬にはダイコンが入る。かつて、タケノコ入りソーキ汁を私は食ったことが無いし、見たことも無い。さて、その出来栄えなんだが、まあまあであった。高からず低からずのハードルを越えてゴールした結果は、美味からず不味からずといったところ。まあ、人生とは概ねこのようなものであろう。ローリスクローリターンというわけだ。

 ソーキ汁
 ソーキは骨付き豚あばら肉のこと。ソーキ汁はその塩味の汁物。
 中味(豚の腸)やテビチ(豚足)を料理するときは下茹でする。一回目の茹で汁は捨ててしまう。私の母や伯母などはソーキの場合もそうする。しかし、私は、中味やテビチほどソーキにアクは無いと感じているので、下茹ではしない。表面にさっとお湯をかけるだけで済ましている。その代わり、茹でながらのアク取り、油取りはしっかりやる。
 沖縄の多くの食堂にソーキ汁はメニューとしてあり、もっとも有名なのはソーキそば。沖縄ソバの上に煮付けたソーキを乗っけたもの。ソーキは煮付けでも美味しい。バーベキューでソーキを焼いたりもするが、焼いた場合は固さが少々気になる。私は好きだが。
 
 
 
 

 記:ガジ丸 2005.4.30 →沖縄の飲食目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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