ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

A1ソース

2011年03月21日 | 沖縄の飲食:缶詰・加工品・他

 ステーキソースといえば

 200グラムはたっぷりあるサーロインステーキを中央にして、付け合せのジャガイモとニンジン、コーンなどが一緒になって、パチパチと脂の撥ねる鉄板の上に乗っている。鉄板は一人前が乗るだけの大きさで、木枠に包まれていて、ウエイトレスはその木枠の部分を掴んで、客の前に持ってくる。ごはん、またはパンが別皿にある。
 ステーキがやってくる前に、先ずスープが来て、それを飲み乾すとサラダが来て、サラダを食べ終わるとステーキが来る。最後にコーヒーか紅茶が来てお終いとなる。
 このコースで900円であった。復帰前、ドルの時代にはいくらだったのか記憶に無いが、私が高校生、浪人生、大学生の頃はその値段であった。1000円以内でサーロインステーキが食えるなんて、当時の倭国では考えられないことであったと思う。そんな安いステーキが身近にあるというのに、私はそういったレストラン(ステーキの安いレストランはいくつかあった)に行った経験があまり無い。4、5回もあるかどうかである。ここ20年ばかりはまったく行っていないので、現在の値段も知らない。が、たとえ今だに900円であったとしても、食べたいという気はあまり起きない。

 ステーキが嫌いというわけでは無い。若い頃に比べ肉を食う量はだいぶ減ったが、それでもビーフステーキは月に1回くらいは食っている。レストランで食うことは無いが、スーパーで買ったものを家で、自分で焼いて食っている。ワインの肴にしている。
 私のステーキは、鉄のフライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクスライスで香り付けをし、概ね塩コショウだけの味付けである。たまには大根おろし、ポン酢の味付けになることもある。ただ、ステーキソースを使うことは滅多に無い。
  900円のステーキを出してくれる店のステーキソースは、ほぼ例外無くA1ソースという銘柄のものである。沖縄の、各家庭に置いてあるステーキソースも概ねA1ソースであったと思う。少なくとも我が家はそうであった。そのソースの味が、私はあまり好きでは無かった。だから、レストランの900円のサーロインステーキコースにも魅力を感じないのかもしれない。A1ソースは酸っぱいのである。
 エゴーマヨネーズの頁でも述べたが、どうもアメリカ人は酸っぱいものが好きみたいである。肉を食うときは酸っぱいものを一緒に取ると健康にいいからということなのか、あるいは、脂っこいものに酸味を加えると、その脂っこさが薄まるからということなのか。A1ソースはしかし、アメリカ産ではなく、イギリス産。
      
 記:ガジ丸 2006.3.1 →沖縄の飲食目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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