ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

自家製コーヒー

2011年03月20日 | 沖縄の飲食:飲物・酒肴・嗜好品

 ブレンドコーヒー

 もう二ヶ月以上も前から、職場のコーヒーの木にたわわに実った果実が赤く色づき始めていた。赤くなると収穫時期であるということを、親がブラジル帰りだという友人のIさんやKさんに聞いて、私は知っていた。が、仕事が忙しく、収穫できずにいた。
 先々週、やっと両手の平いっぱいほどの果実を収穫する。収穫した果実は赤く熟したものだけでなく、さらに進んで黒く乾燥したものまであった。赤い色、深い赤色、黒い色のものを一緒くたにして水に漬ける。水に漬けて果肉をふやかして、種から剥ぎやすくするのである。3昼夜水に漬けて置いた。
 じつは、コーヒーの果実を収穫して、それをいかなる手順でもってコーヒー豆にするかの詳しい知識を私は持っていない。皮と果肉を剥ぎ取って、種を取り出し、それを乾燥させて、焦げ茶色、つまりコーヒー色になるまで炒るという大雑把なことしか知らない。それでも、何とかなるさと挑戦してみたのである。

 3昼夜水に漬けた果実を1つ1つ手作業で、その果肉を剥き取り、種だけを取り出す。種には色の濃いもの薄いものいろいろあった。おそらく果実の時に赤い色、深い赤色、黒い色だったものがそれぞれ、違った色の濃さになっているのだろう。果実もそうであったが、種もまた、水に浮くもの沈むものがあって、それも収穫したときの熟し具合によって違ったのであろう。たぶん、熟し具合の進んでいない種だと思うが、それには薄い、透明のヌルヌルしたものがついており、それもまた丹念に洗い流す。
 乾燥は、天日干しでなく陰干しにした。そうすることの根拠は無かった。外に出して天日干しするとゴミがつくからという理由からであった。乾燥日数は1週間とした。
 先週土曜日が1週間目、翌日曜日に、いよいよ炒る。フライパンを使う。色の濃いもの薄いもの一緒に炒る。10分後には焼き大豆のような色になる。30分後には黒くなる種も出始めた。しかし、ほとんど白いままの種も多く残っていた。たぶん、乾燥の中途半端なものとよく乾燥したもので、焼き色の違いが出たのであろう。1週間では乾燥時間が短かったか、やはり天日干しにしなければならなかったのかと少し後悔する。結局、50分ほど炒って終了。最初の果実同様、出来上がりの色も分かれた。焦げ色の濃いもの薄いものがさまざま混ざり合ったコーヒー豆となってしまった。

  翌日、豆をミルで挽く。粉になったコーヒー豆は、焦げ具合の濃いもの薄いものを混ぜた、いわば、ブレンドコーヒーなのである。全体にはよく見るコーヒー色となっていた。そして、味はまったく期待していなかったのだが、もしかしたら、あんまり不味くて、吐き出してしまうんじゃないかなどとまで思っていたのだが、期待の無い分、まあまあ美味かった。酸味はほとんど無く、苦味も薄い。少し甘ささえ感じる。焦げの匂いが少しするが、さほど気にならない。良くない点は、パンチが無いこと。「俺はコーヒーだ」という主張があまり無い。ちょっと弱々しい味のコーヒーの出来上がりとなった。 
 日曜日に炒って、豆はザルに入れたまま、台所の棚の上に置いていた。炒っている途中からコーヒーの匂いはしていたが、冷えるにつれてその匂いは強くなっていった。月曜日の朝は、コーヒーの良い香りが部屋いっぱいに漂っており、良い目覚めとなった。 
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
 記:ガジ丸 2005.12.6 →沖縄の飲食目次

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