ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ビーフジャーキー

2011年04月02日 | 沖縄の飲食:缶詰・加工品・他

 男は渋く齧る

 子供の頃、『ローハイド』というテレビドラマがあった。牛追いのカーボーイたちを主人公にしたアメリカ産ドラマだ。小さい頃だったので内容についてはほとんど覚えていないのだが、「今日もまた豆かよ!」と、カーボーイ達が料理人に文句を言いながら豆料理を食べていたのと、酒を飲みながら干し肉を齧っていたのを記憶している。
 それから時が流れ、中学生になって、西部劇大好きで、西部劇に詳しい同級生Sと親しくなった。彼の影響で私も西部劇大好き少年になった。当時流行っていたのはマカロニウエスタン、イタリア版(イタリアだからマカロニというわけ)の西部劇、そのヒーローにはジュリアーノ・ジェンマとクリント・イーストウッドの2大スターがいた。

  「知ってるか?クリント・イーストウッドはテレビの『ローハイド』にも主役級で出てたんだぜ。」とある日、Sが言う。新米西部劇ファンの私はもちろん知らない。
 「焚き火の前で、干し肉齧りながらウィスキーを飲んでたよ、カッコよかったぜ。」と言われて、そのシーンがおぼろげに思い出された。
 「あー、そうか、あれか、あれがイーストウッドか。」と知ったかぶりする。
 「俺も干し肉齧ってみたいなあ、美味そうだったなあ。」と言うSに、私も大きく肯いて同調する。美味そうだったかどうかは覚えてないが、Sがそう言うので、とても美味いものだと私も思うようになり、以来、干し肉齧りたいは、私の憧れにもなった。

  それから数年後、憧れていたわりには記憶が薄いのだが、高校生か浪人生の頃、あるいは、大学生になって帰省した時だったか、ビーフジャーキーにお目にかかる。どこからやってきたのかもはっきり覚えていないのだが、おそらく、ハワイ在住の親戚が里帰りしたときに頂いたもの。マカダミアナッツのチョコレートも一緒だった気がする。
 それらはハワイ土産の定番であったらしく、その後もたびたび口にするようになった。県内のアメリカ産食品を扱っているスーパーでもその頃から売られていた。
 以降、バーボンを飲みながらジャーキーを齧るなんてことをたびたびやる。そうやっている私を、私自身はカッコイイと思っていたが、もちろん、クリント・イーストウッドのように渋かったわけでは無い。それでモテたということは全然無かったので。
      
 ビーフジャーキー(beef jerky):保存食・酒肴
 ビーフはbeefで牛肉のこと、これはよく知られている英語。ジャーキーはjerkyと書き、英和辞典によると干し肉のこと。干し肉のことなので、ビーフに限らず、鶏や豚や馬や鹿や熊などの肉の他、鮭や鮪などの魚肉にも使える。
 私は、子供の頃から興味のある食品だったが、よく食べるようになったのは大人になってからだ。姉夫婦がアメリカ暮らしをするようになった25年ほど前からは、帰省した義兄などから毎年のように土産として貰っていた。
 沖縄には干し蛸、干し烏賊などが古くからあり、それもジャーキーの類だ。最近ではミミガージャーキーとかマグロジャーキーとかの商品も出ている。
      
 記:ガジ丸 2009.7.28 →沖縄の飲食目次

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