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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ピエールとクロエ

2009-05-15 14:35:09 | 私の読書日記
“泣きたい気分”がベストセラーとなったフランス人作家アンナ カヴァルダの本をブックオフで見つけて嬉しくなって買った。

“泣きたい気分”を読んだのはもう5年くらい前だけど、タイトルが何とも好き。
泣きたい気分の時って結構あるんだもんね。


今作、“ピエールとクロエ”は面白くて私にしては珍しくいっきに読んじゃった。

どんな話かというと、ピエールは、クロエの舅で、クロエは、ピエールの息子アドリアンの妻。というなんか珍しい感じの舅と嫁の話なんだけど。

クロエは最近夫のアドリアンに浮気され、離婚前提で出て行かれてしまいます。
二人の間には二人娘がいて、夫の変化にまるで気づいていなかったクロエは絶望します。そんな時、舅のピエールに別荘に誘われ、そこでピエールの秘められた過去の話を聞き・・

全編ほとんど二人の会話で成り立ってます。読みやすいし、面白いです。
恋愛小説ってやっぱりいいな


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