とんでもない飼い主！

昨日書いた　『迷子の犬を家に帰そう！プロジェクト』　は、ありがたい事に多くの方が目にして下さったようです。

迷子犬の減少は殺処分の減少にも繋がると思います。物言えぬワンコですから、飼い主さんの手で守ってあげなければですよね。

そこで思い出したワンコのお話を・・・りんごがまだ仔犬の頃、散歩コースでたまに遭遇する子は、いつも一人歩きをしていました。

　マ・・・マズイ！伝説の犬だ～頼むからこっちに来るな！　

その子は未去勢のオス犬です。しかも野良ちゃんでは無く、れっきとした飼い犬なんですよ。お散歩はご自由に～の飼い主さんだったみたいですね。

伝説の犬という表現をしましたが、何が伝説かと申しますと・・・隣接する町に彼女がいたらしく、毎日足繁く愛しのワンコさんのお宅まで通っていたとか　

　あの子は器用に戸を開けて、彼女の所に入って行くらしいよ！

そんな噂も飛び交うほど有名な犬だったんです。その噂を耳にしたのはまだりんごの避妊手術を終えていない頃でした。

散歩の途中伝説ワンコの姿を見かけるたび、生娘りんごを抱きかかえてスタコラサッサ～と逃げた思い出があります。　

何度注意しても聞き入れてくれない飼い主さんで、伝説ワンコが亡くなり次に来た犬もまったく同じような飼い方をしていました。

２代目ワンコですが、かわいそうに交通事故で亡くなりました。いつかそんな事が起こるのではないかと思っていた矢先の訃報です。

世の中にはまだまだ、こんな飼い方をしている人もいるのです。

　　
　お一人様はりんごには無理ですぅ

りんご１３歳の春。おばあちゃんワンコになっても赤いリードが似合います。この写真を撮った２ヵ月後に天使になりました。

　迷子犬の話から少し逸れてしまいましたが、このお宅みたいな飼い方をしている方って心配じゃないのかしら？

繋がれていた鎖から自由になり、ヒャッホ～！ヒャッホ～！と知らない世界がどんどん広がる楽しさを覚えてしまったら・・・

あれ？今日は帰りが遅いな～まあ、うちの子は賢いからそのうち帰って来るだろう。

これはあくまでも私の推測です。そんなアホな事、微塵も思わないで～！しつこいようですが、犬は自ら家出はしませんし自分探しの旅にも出ません。　

　地図持ってないしね！　りんごより　

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