立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

文化大革命中、防空壕を掘っていて見つけた(現場の説明図)・・・JingShangの甘粛武威への旅(雷台漢墓)

2012年02月13日 | JingShang君からの上海レポート
 現場で見かけた説明図です。現場は撮影禁止ですが、これは宜しいとのことでした。平面図で上が北、右が東で判りやすいです。漢墓は東西に長く、東の端が入り口で斜面から外に出ます。東端の入り口から西に向かって入り、最初の部屋は左右の耳室があります。耳の形をしているので耳室というのでしょう。右耳室と表示がある耳室の側に防空洞とあります。この墓は1969年の発見ですが、当時は文化大革命のさなかで、ソ連の攻撃を予想して上の雷祖殿から防空壕を掘っていて、この右耳室を見つけたのが発見のきっかけです。そして馬踏飛燕を含む231の文物が発見されたのです。

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