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立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

寺の説法

2007年03月25日 | Zenblog
 つい先ほど大きな地震がありました。家の中をゆらゆら、うろうろ、ちょっとうろたえました。でも何事もなく大丈夫です。震源地に近い石川県の状態はどうなんでしょう。

 雨の日、井波の瑞泉寺に行きました。真宗の大寺院で、門前には欄間彫刻の店などが並ぶ門前町が開けています。この寺の各所各部に見られる浮き彫り透かし彫りなどの彫刻は見事です。大屋根から落ちた雪が、まだうずたかく残っていました。
 拝観料を払い本堂に入っていったら、お坊さんが十五六人の信者さんを前に彼岸の説法をしておられました。よく通る声なのにマイクを使って話されるので、「そんな必要もないのになあ」と思いながら、隣の太子堂へ移りました。性能のよいスピーカーから朗々とした声が、誰もいない大広間に響き渡っているのです。聞いていると、キリスト教成立の背景や経緯を話し、仏教の優位性を説いているようでしたが・・・。どうもその隣の宝蔵庫でも響いていたような気もします。「あれだけの人数なんだから、生の声で話したらええのになあ」とその場にいた者は感じました。何か空しさが通り抜けていく感じでした。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (杉氏)
2007-03-25 13:14:25
生の声でなかったのが、むなしく感じたのでしょうか。それとも、キリスト教を悪く言っているのが、
大人気ないと思われたのでしょうか。

私の知り合いの何人かが、地元の神社の宮守や、奉賛会の役員をしている人がいます。神社には毎月、多くの行事があって大変な奉仕になるといいます。
神を信じていれば、それも修行のひとつでしょうが、私のような無神論者にとったら、ただただ空しいばかりです。
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Unknown (杉氏)
2007-03-25 13:23:33
大きな地震でしたが、無事で何よりでした。寺田虎彦は「天災は忘れた頃にやってくる」といいましたが、神戸淡路大震災のこともまだ、脳裏に焼きついているのに。地震は予報もなければ、防ぎようもない天災です。ただただ、不幸が起こらないように神に祈るだけです。
返信する
寺の説法 (ブログde付録)
2007-03-25 18:00:44
コメントありがとうございます。
もう少しで治ると思います。
地震、びっくりしましたね。
大丈夫でしたか?
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杉さんコメントありがとう (zen)
2007-03-25 18:01:49
 まず地震見舞いありがとうございます。「空しかった」のは、まずは生の声でなくスピーカーから人気のない境内に響き渡っていたからですが、内容面は十分に耳を傾けたのではなく、何となく耳に入った程度なので確たることは言えません。ただ宗教は比較しての優劣云々は全く意味がないどころか有害だと思っていることはあります。
 現今、欧米に漂うイスラム教蔑視の傾向は全く有害そのものです。また、無神論者が信仰者に向かって云々することも避けた方がいいと思っています。
 これについてはお互い触れてはいけないという事柄が、人の世に存在することを知って、お互い尊敬し合うことが重要だと思っています。
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よかった (junjun)
2007-03-26 08:56:24
富山のほうもかなり揺れたようだったので、どうかしらと心配しておりました。ご無事でよかったです。私は関東に住んでいるので大地震がそのうち来るだろうという心積もりがありますが(そのわりに対策できてないんですけど)、北陸のほうは抜き打ちな感じでしたね。
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ご心配いただき (zen)
2007-03-26 09:16:10
ありがとうございます。地震は思わぬところを襲うものですね。かなりの怖さを感じました。
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