座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

鎮支物 その1

2008-10-19 | 地鎮祭
地鎮祭の時に 穴中に入れる鎮支物のお話です。

だって、あんなに、苦労したんですものね~。

いっぱい、書きたいんですよ!(笑)





まず、穴の中に 白檀抹香を撒きます。



次に、奉書紙4枚を敷きます。



その上に、白絹を敷きます。



白絹は 三尺四方、中央に楔を挿すときのための切れ目を入れておきます。

今回は 地鎮祭が3箇所同時でしたので、これも3枚必要です!



住職は「絹でなくても、何でもいい!」と言っていましたが
探したら 不要な白い絹布が出てきました。

お裁縫が得意な方のお手伝いをいただき、
これを縫い合わせていただいて 用意できました。

お裁縫は得意ではありませんので
(なら、何が得意なんだ?と聞かれると困りますので聞かないでください。。。)
たいへん助かりました。













白絹の上、真ん中に 輪宝を置きます。

この輪宝の直径は八寸程度。

楔を輪宝の真ん中に 槌で打ち込みます。

この楔は 長さ八寸、上の二寸半は独鈷型、下の五寸半は円形、だそうです。
(キャー、面倒!)



輪宝・楔・槌は 売られているものもありますが、1万円もするそうです!

3つで3万円?!

これは、節約するしかない!?(爆)




輪宝も 楔も 槌も、
なかなか楽しい工作のように見えますが(汗)、作るのは大変です!

宿題として作ってきて下さった方々に、感謝しています!



                      つづく