座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

シロアリテロ

2016-02-29 | おしゃべり
もともとそうだった、という噂(?)は ありますが、
年々 思い違い、勘違い、聞き違い、読み間違いが増えているような気がしている
座敷ネズミです(汗)。

先日は 新聞紙上の「シリアテロ」を
「シロアリテロ」と読んで、ドキッとしてしまいました(汗)。

中瀬の吉祥寺が シロアリテロ(?)にやられていたからです。



大玄関の 入って左手に なんだか様子のおかしい部分があり、
大工さんにみてもらったところ、
シロアリの被害とわかりました。

もう少し 早く気付いていれば、
もっと早く 手を打っていれば、
きちんと定期的に点検していれば、とは思いますが、
手遅れ!!!(嘆)



幸いにして 大きな被害は免れる事ができましたが、
材木を撤去して新しく施工し直したので
新鮮な色をしている部分があります。

補修は 既に終わっています。

中瀬の吉祥寺の大玄関に入って
新鮮な色の材木が目に留まったら
ああ、ここがシロアリにやられた所か、
と思って下さい。

シリア問題同様、シロアリ問題は 
私には関係ないわ、と看過するには
重大な問題です。



ガギグゲゴ

2016-02-12 | おしゃべり
先日 朝ドラ「あさが来た」について書きましたので、
ちょっとついでに、「ガギグゲゴ」について。




   『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』

    

という本を読んだ事があります。(黒川伊保子著、新潮新書)



著者によりますと、「すべては、語感」なのだそうです。

そして、「あさが来た」が始まって 
オープニングの歌を聞いた時に
新聞に載っていた投書を思い出したのです。





それは「花子とアン」が放送されていた時に掲載されました。

「私はこのドラマが好きで 毎日見ているのだけれど、
 歌が始まると 音声を消してしまいます。

 それは、歌い手が 鼻濁音を濁音にして歌っているので、
 聞きにくいためです。」

というものです。

大好きなドラマの、主題歌の発音が嫌なので、
それさえなければいいのに、
という意見でした。






人気のある若い歌手が歌う主題歌は
話題作りにもなったでしょうし、
私も 良いドラマ、良い主題歌と思っていました。

今の若い人たちは 気にしないのだろうけれど、
と投書の主が書いていたように、

若い(?)私も、 
鼻濁音で発音するべき歌詞が濁音になっていても
以前は気になっていたのに
この頃 当たり前の事として
あまり気にならないようになっていました。

ところが、その投書を読んでからは、
突然 気になってしまって(笑)。

毎朝、「あぁ、濁音だな~」と感じながら 
聞くようになっていました。

気にし始めると、気になるものです(苦笑)。





さて、「あさが来た」の主題歌ですが。

若い AKB48 が歌っています。

やってます。

鼻濁音であるべき所を、濁音で歌っています。

気になるんだよなー(笑)。





ゴジラ、ガメラ、キングギドラ etc.

怪獣の名前に多い「濁音」。

濁音で「おねい」なんて歌われると、
神様が 叶えてくれなさそうな気がしてきます(笑)。


<語感>って、ホント、なかなか侮れませんよ。

商品の売り上げにも直結するそうですからね。



日本人として生まれて 
日本語を母国語としてしゃべっているからには、
鼻濁音をきちんと発音して 会話していきたいものだと思います。

ただし、イントネーションは、勘弁してください(笑)。





ちなみに、「あさが来た」の主題歌、「365日の紙飛行機」で
私が好きな部分は、もちろん、
「思い通りにいかない日は 明日がんばろう」
です(笑)。



          




大般若会 2016

2016-02-12 | 大般若会
大般若会略縁起 

大般若会は 
唐の玄奘三蔵(三蔵法師)が インドから持ち帰って翻訳した
大般若波羅蜜多経六百巻を読誦し、

国土安穏(世界平和)、

善願成就(所願成就)、

萬病平癒(病気回復)、

転禍為福(七難即滅、七福即生)、

厄難消除(厄除)

等を祈って行なわれる 大法会です。



当山では 毎年二月、

まさに春が訪れようとする時季に この法会を執行し、

暖かくなって現れる虫、つまり 煩悩を除いて、

檀信徒の皆様が、
節分・立春を節目とした一年間を
平穏無事で過ごす事ができるように

祈願しています。



                     吉祥寺



と、まあ、これは毎年の決まり文句ですね。

今年の大般若会は 20日(土曜日)です。

どたたでも、おいでいただけます。

客殿の大玄関から入り、本堂でお待ちください。

午後1時参集、説明や練習があって、
1時半ごろに始まります。



今年のチラシに載せた詩は 
荒 了寛さんのものです。

   ↑ 荒 了寛師の公式ウェブサイトです。 
     絵説法のページに並んだ絵を、クリックしてみて下さい。
     師の作品を見る事ができます。






例によって、英詩を載せます。



Be patient.

Endure yourself.

Don’t loose your temper at this point.

There is no such rain whon’t stop forever.


                             by Ryokan Ara




がまん がまん」で始まるこの詩は、
何年か前に フクシマに贈った言葉とされています。

あれからもう5年になりますね。



2月の仏游会

2016-02-01 | 仏遊会
2がつの仏游会は、20日(土曜日)の午後7時半からの予定です。

テーマは、座禅と「仏さまの名を呼ぶ――写経」です。

筆ペン または鉛筆をご持参ください。


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仏遊会には どなたでも 参加していただけます。
どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。
まず 本堂で座禅。
次に 客殿に戻って 仏さまのお名前が書かれたお経を写したりもします。

お待ちしています。