座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

脇役

2024-07-24 | おしゃべり

「平泉成が 映画で主役を演じる」

と新聞記事になっていました。

(2024年6月7日夕刊 5面)

 

平泉成(ひらいずみ・せい)というのは、

昭和19年生まれの俳優で、

私の大好きなオジサン(お爺さん?)俳優、

御年80歳だとか。

 

     平泉成 - Wikipedia

 

 

いつも主演を助ける渋い脇役で 活躍してきました。

 

そして、この映画で 映画初主演を果たしたのだそうです。

明日を綴る写真館 : 作品情報 - 映画.com

 

 

私はこの俳優が好きで、

これからも頑張ってほしいと思ってるのです。

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

初主演といえば、

野間口徹(のまぐち・とおる 50歳)は、

先のNHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」で主演しました。

 

      野間口徹

 

 

「一度は顔を見たことがあるのに名前は出てこない俳優」と言われる、

とウィキペディアにある通り、

名前を覚えるまでに 何回テレビで顔を見た事か!

 

よく見ると、テレビドラマにも映画にも、

あちこちに顔を出しています。

 

NHKの夜ドラというのは、

月曜から木曜までの 

夜10:45からの11:00まで放送するドラマで、

たった15分間の、朝ドラじゃなくて、夜ドラです。

 

私はこの「VRおじさんの初恋」は、

つまらなそうと思って、

頭の中の見たい番組から はずしていました。

 

たった15分の番組ですしね。

 

でも、ちょっとした“隙間”に度々見ていたら、

そのうち面白くなって

楽しみに見るようになったのでした。

 

初主演かどうかはわかりませんが、

あちこちの いろんな場所で 

なんとなく存在しているはずの人が、

坂東彌十郎を相手に 

堂々の主演をしていたのでした。

 

      坂東弥十郎

 

 

 

 

 

私は、テレビドラマも 映画も、

面白いかどうかは、脇役にかかっていると思っています。

 

脇役が生き生きしてるドラマは、間違いなく、面白い!

 

大好きです!

 

 

 

柄本明、笹野武史、平田満、

田中泯、小日向文世、松重豊、

段田安則、西村雅彦、佐々木蔵之介、

筧利夫、小林薫、橋爪功・・・・・・・・・

 

いくらでも名前が出てきますが、

名前がスラスラ出てこない人の方が多いはずですし、

鬼籍に入った大好きな脇役も多いです。

 

脇役ですって?

主演してるし、何なら シリーズで何期も続いたよ!?

とおっしゃる方もいるかもしれませんが、

脇役として輝きを見せて

映画やドラマを よりステキに見せてくれる名人だと

納得できる人ばかりでしょう?

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

あ、男性ばかり挙げましたね。

 

女性では、

テレビドラマの「舟を編む」の「佐々木さん」。

 

渡辺 真起子という人ですって。

 

 

     渡辺真起子 - Wikipedia

 

 

今 調べてて 初めて名前を知りました。

 

あのドラマの中で、

佐々木さんが画面にアップで映ったその瞬間、

佐々木さんは 何を言うんだろう、

どんな行動をするんだろう、と

私は かなり ワクワクしていたのでした。

 

それがすごく楽しかった!

 

あのドラマを いっそう面白くしていてくれたのは

間違いなく、「佐々木さん」こと、渡辺 真起子でした。

 

思い出しただけでも、楽しい!

 

佐々木さん、好きです(笑)

 

 

 

 

 

若手では、矢本 悠馬(やもと ゆうま)に注目しています。

 

     矢本悠馬

 

 

「舟を編む」でも、さりげなく? 重要な役を演じていました。

 

一時期の小林薫のように、

あちこちに顔を出しています。

 

小林薫は 渋沢栄一の「とっつぁま(父)」を演じましたが、

     

矢本悠馬は これから どんなふうに歳を重ねていくのでしょう。

 

楽しみです。

 

 

 

 

脇役に注目して見ていると、

ドラマって、いっそう面白いです。

 

 

 


7月の仏遊会は お盆の説明会

2024-07-19 | 仏遊会

7月の仏遊会は 21日(日曜日)の 午後2時からです。

 

お盆の説明会を行います。

 

新盆の方を対象に、

お盆の意味や 盆棚の飾り方などを お話します。

 

質問も受け付けます。

 

新盆でなくても、また、檀家でなくても

参加していただけます。

 

 

 


6月の仏遊会

2024-06-02 | 仏遊会

6月の仏遊会は、15日(土曜日)の。午後2時からです。

 

内容は、 *座禅 と  *写経 です。

 

 

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

最初に本堂で 座禅を組みます。

 

椅子座禅もできますので、正座できない方でも大丈夫です。

 

その後で 客殿で たまには写経をしてみたりします。

 

 

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

どなたでも、どうぞおいで下さい。

 

 

          

 

 

 


5月の仏遊会

2024-05-17 | 仏遊会

5月の仏遊会は 18日(土曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、座禅と 「ほとけさま」part4 です。

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

最初に本堂で 座禅を組みます。

 

椅子座禅もできますので、正座できない方でも大丈夫です。

 

その後で仏様のお話をしたりします。

 

テキストに使うプリントは お渡できます。

 

 

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

お待ちしています。

 

 


「舟を編む」

2024-05-04 | おしゃべり

NHKBSのドラマ「舟を編む ~私、辞書作ります~」

が終了しました。

 

日曜日の夜の私のお楽しみでした。

 

池田イライザがキレイ!

 

何を着ても可愛い。

 

(ほんっとに、変な服もいっぱい着ているんだけど。)

 

 

 

「舟を編む」は、三浦しおんの小説で、

以前 松田龍平と宮崎あおいで映画化され、

それをテレビで見ました。

 

ああ、文庫になったら買って読むつもりだったなぁ、

と思いながら。

 

そして今回、テレビドラマになってから、

ようやく購入したのでした。

 

 

 

もちろん、文庫で。

 

ちょっと待ち時間がある、という時が、

楽しみで楽しみで(笑)。

 

テレビアニメ版がある事は、今日まで知りませんでした。

 

 

 

「舟を編む」とは、辞書を作る事です。

 

辞書を作るとは、

「太古から未来へと 綿々とつながる人の魂を乗せ、

 豊穣なる言葉の大海をゆく舟」(p324)

を編集する事です。

 

「言葉の大海」とは、

ちょっと大げさなように聞こえますが、

映像の中で 辞書編集者達は

そのくらい遠くを見つめて 

手元、足元の言葉のひとつひとつを

すくい上げていきます。

 

こだわりが強いんです。

 

これを見てると、

編集者って、変な人ばっかり?

と思ってしまいます。

 

少なくとも、辞書編集者は きっと変人に違いない!

 

そう思ってしまうドラマでした(映画も)。

 

 

 

言葉にこだわるというのは 面白いけれど、

こだわり過ぎると面倒な事になる、とわかるドラマでした。

 

これから機会がある毎に、

少しずつ楽しみながら 読んでいく予定です。

 

 

 


「虎に翼」

2024-04-20 | おしゃべり

朝ドラの「虎に翼」を楽しみにしています。

 

主人公は、猪爪虎子(いのつめ・ともこ)。

 

様々な困難に立ち向かう、勢いの良い女性です。

 

 

 

 

 

 

昔は 女の地位が低かった、というのは 

わかっていたつもりです。

 

ですが、あんなに〈人権〉がなかったとは、驚きです。

 

法的に無能!?

 

 

 

女性の参政権獲得に 市川房江さんたちが

頑張っていた事は 一応は知っています。

 

(市川さんの顔も覚えています。)

 

でも、私には それは最初から与えられていたもので、

それ以前の日本の女性たちのありようは

ちょんまげ姿の江戸時代のもののように感じられていました。

 

頑張った女性たちがいたからこそ、なんですねぇ。

 

これから虎子たちに ガンガン立ち向かっていってもらえる

と思ったら、もう楽しみでしかありません!

 

 

 

 

 

主人公のモデルは三淵嘉子(みぶち・よしこ)という人です。

 

大正3年生まれ、昭和59年没。

 

 

日本初の女性弁護士になり、

 

昭和24年(1949年)には、

家庭裁判所を学ぶためアメリカに派遣されます。

 

後に裁判官になりますが、

退官後も含めて、

その間、ずっと活躍しっぱなし

 

 

挫折ももちろんありますが、

それらに負けない嘉子でした。

 

享年69歳。

 

ドラマの中の虎子達の

これからの活躍にも期待しています。

 

 

 

それにしても、華族のお嬢様って、

あんなデコラティブな装いだったんでしょうか?

 

半襟、着物、羽織と、ぜぇ~んぶ、柄物!

 

そして、演じている岸井ユキが

とても美しく華族らしく見えるのは、

あのヘアスタイル(大正巻き?)が

彼女に似合っているからだと思います。

 

 

 

 

 

 

昨年 12月に 

サンドラ・デイ・オコナーというアメリカ人女性の

訃報がありました。

 

アメリカの元連邦最高裁判事だったそうです。

 

この女性は 

米社会が 男性優位から女性解放へと動いた激動の時代に

才能と努力で道を切り開いていった人、

と新聞の「追悼抄」に紹介されていました(2024.2.22 夕刊3面)。

 

93歳で亡くなっています。

 

ロースクールを終了しても、

女性であるという理由で

弁護士としての採用を断られたそうです。

 

〈自由の国〉アメリカでもそうだったんだ!

 

虎ちゃん、お仲間がいたよ!

 

彼女はめげる事なく 与えられたポストで努力し続けて

その後 結婚や出産を経て

連邦最高裁の判事となりました。

 

「女性の権利をふりかざすことなく、

 冷静な仕事ぶりで 

 男性と同等の能力を発揮できることを示した。」

と記事は賞賛しています。

 

なんてクールなハンサム・ウーマン!

 

 

 

 

 

三淵嘉子にも サンドラ・デイ・オコナーにも

私なぞは 遠く足元にも及びませんが、

生きていく元気をもらえる女性たちに

感謝したいです。

 

という事で、これからも テレビの前で

ドラマを楽しむのです。

 

主題歌もいいですね。

 

 

 


4月の仏遊会

2024-04-09 | 仏遊会

4月の仏遊会は、13日(土曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、座禅と 「ほとけさま」part3 です。

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

最初に本堂で 座禅を組みます。

 

椅子座禅もできますので、正座できない方でも大丈夫です。

 

その後で 客殿で 仏様のお話をしたりします。

 

テキストに使うプリントは お渡しします。

 

 

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

お待ちしています。

 

 

 

桜散らしの雨と風です。

 

せっかく満開になったのにね。

 

 

        

 

 

8日の花まつりの際の 吉祥寺ツアーの最初は、

もちろん、本堂からでした。

 

          

 

 

 

 

 


「中尊寺金色堂」

2024-03-08 | 行って来ました

一昨日、東京国立博物館 本館特別5室の

「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」を観覧してきました。

 

東博は、久しぶりです。

 

 

 

 

埼玉教区で合同研修会として開催された講演のために、

まず平成館の小講堂へ向かいました。

 

埼玉教区の教区長さんや、

中尊寺管首直々の御挨拶などの後、

目録の解説も執筆なさった主任研究員のお話が始まりました。

 

児島さんとおっしゃるこの東博の方が、

しゃべくりがお仕事の方かと思ったくらい

お話が上手で、また興味ある内容が盛りだくさんで、

時間が短く感じられました。

 

 

 

 

その後、平成館から本館の第5室に移動、

いよいよ中尊寺金色堂の特別展へ。

 

本館は、すごーく 久しぶり。

 

 

ブレブレの写真になってしまいましたが、

ドラマ「半沢直樹」の撮影に使われた、重厚な正面階段、

第5室は その手前を右奥に入ります。

 

 

 

 

 

金色堂には 藤原の清衡・基衡・秀衡の

三代の遺体が安置され、

その上の壇に それぞれ 弥陀三尊と六地蔵、

それに二天像が 置かれています。

 

その中の、清衡の壇にある

阿弥陀如来坐像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像、

六体の地蔵菩薩立像、

持国天像、増長天像、

これらの11体の仏像を

まるっと東京に持って来てしまっています。

 

ぜ~んぶ、国宝です、当然かもしれませんが。

 

その外にも、国宝や重文の寺宝の数々を見る事ができて、

興奮の時間でした。

 

 

 

というか、あそこって、国宝と重文しかないんですね!

 

天治元年(1124年)8月廿日 と記された棟木が残されています。

 

この棟木によって

建立年代がはっきりしており、大工の名前までわかります。

 

 

 

 

 

そこいらじゅう キラキラしく金箔を貼り、

とんでもない場所まで 蒔絵や螺鈿で装飾されています。

 

阿弥陀如来のおわす西方極楽浄土の再現に

心を砕いた権力者は 他にもいましたし、

可能なら再現したいと思う人は 

もっと大勢いたかもしれません。

 

末法思想が広まった時代。

 

奥州藤原氏の 極楽浄土へのあこがれは 

戦乱や疫病の続く現世の裏返しだったのでしょう。

 

 

 

 

同じくキンキラキンの模型が展示されています。

 

昭和の時代に作られたという模型は、

マニアックなまでに精巧にできていて、

棟木までそっくりな物が天井に挙げられているそうです。

 

          

 

後ろの方はスケルトンな作りになっていますが、

棟札は見えないそうです。

 

こういうのを作った人たちも、

そういった事まで研究を重ね続けている人たちも、

きっとみんな やってて楽しかったんだろうな、

と思わずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

先日の「ブラタモリ」の正倉院の回で

正倉院の中のゴミを集めて

ピンセットのようなもので 

細かくより分けている人がいました。

 

嫌いだったら 続けられる仕事じゃありません。

 

逆に、好きだったら、楽しいのではないでしょうか。

 

(私には真似できませんが。)

 

 

 

 

 

8KのCGも良いですが、

これはやはり、いつか平泉に行かないと(笑)。

 

大宮から新幹線で、すぐ、ですよね

 

 

          

 

図録なら、中瀬の吉祥寺でご覧いただけます(笑)。

 

 

 


3月の仏遊会

2024-03-03 | 仏遊会

3月の仏遊会は 10日(日曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、座禅と 「ほとけさま」part2 です。

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

テキストに使うプリントは お渡しします。

 

 

 

画像は 上野の都美術で開かれている展覧会、

「印象派 ーーモネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

のもので、

先日 少しの時間があったので、大急ぎで回ってきました。

 

「海を越えて咲いたもうひとつの印象派。」

 

「日本初公開多数。 大西洋を渡った印象派」

 

とホームページにあります。

 

ウスター美術館の「ウスター」は、

ウスターソースの「ウスター」だそうです。

 

 

見慣れているモネの「睡蓮」よりも明るい色調の、

初めて見る「睡蓮」がステキでした。

 

4月7日(日曜日)までやってます。

 

 

 


「さよならマエストロ」

2024-02-25 | おしゃべり

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート」
(TBSテレビ 日曜午後9時からのドラマ)

を見ています。

 

そろそろ物語も佳境に入ってきた感じがあるので、

間もなく終わってしまうかも。。。

 

だとしたら、残念で、もったいない気がします(笑)。

 

 

 

「アパッシオナート」って、聞いた事がなかったので

調べました。

 

アパッシオナートは、クラシック音楽で使われる音楽用語のひとつです。イタリア語で「情熱的に、感情豊かに」を意味します。

 

だそうで、音楽用語は 私はまったくわからない事が判明。

 

ちなみに、「マエストロ」とは、

現場で 演奏者をまとめる音楽監督や

クラシックを演奏する演奏家、

オペラを指揮してまとめる者

だそうです。

 

 

 

 

 

私がこの番組を好きな理由は、

自転車をこぐ西島秀俊の背景が

電線のない広い広い茶畑で、

その向こうに青い空と富士山がある、

という事だけでは ありません。

 

もちろん、芦田愛菜チャンは可愛いし、

石田ゆり子サンはキレイだけれども、

私の目を引き付けるのは西島秀俊。

 

指揮棒を振るマエストロの西島秀俊の表情が

思い切り明るくて、

とってもとっても楽しそうだからです。

 

嬉しくてたまらない、っていう表情。

 

ああ、この人、やってて きっと 楽しいんだろうな、

と思える表情を見せてくれているからです。

 

こちらも思わず笑顔になってしまいます。

 

 

あんな風に 楽しそうに 何かに打ち込んでいる人って、

こちらの心も楽しくなってしまいませんか?

 

いいですよね。

 

うらやましいですよね。

 

でも、「うらやましい」という事を忘れて

とにかく こっちまで楽しくなってしまう。

 

幸せの波動に 周囲も巻き込まれて、

こちらも 一刻、思わず幸せになってしまいます。

 

そんな波動の源になるという言動は

貴重です。

 

貴重ですし、そんな人のそばに居たいです。

 

 

 

人を幸せにしてくれる

笑顔の演技を見せてくれる西島秀俊は

ちょっと前まで 

パートナーの身体を優しく気遣った美味しいお料理を

せっせと これまた楽しく工夫して作っていた

シロさんを演じでいたのでした。

 

『きのう何食べた?』 - 座敷ネズミの吉祥寺だより

 

 

 

住職は よく 「好きな人には かなわない」

と口にしますが、

好きな人が 好きな事を 楽しんでやっていると

時間を忘れると思います。

 

それを、

頑張って、頑張って、

まだダメだ、もっとやらなきゃダメだ、

それじゃダメだ、もっとだ、

とやっている人にとっては、

努力と忍耐の時間になるでしょう。

 

好きな人なら もっとやりたい、と思っている時間を

苦痛に顔を歪めるように頑張って過ごしている。

 

好きな人なら 頑張らなくても上達する事を

努力と忍耐の人が上回る事は 少ないし

あったら、それは 

とてつもない努力と忍耐の時間を過ごしたのではないでしょうか。

 

 

 

音楽家とか 演奏家と呼ばれる人たちも

たくさんの時間を 音楽とともに過ごしている事でしょう。

 

たゆまぬ努力を怠らない音楽家や演奏家は 

いないと思いますが、

そこに 他にはない楽しみを見つけた人でなければ

たくさんの時間を 音楽に割く事は難しいでしょう。

 

きっと努力さえ 楽しく楽しく やり続けて

乗り越えてきた人たちなんじゃないでしょうか。

 

もちろん、苦しみの時間もたくさんあったのでしょうけれど。

 

 

 

 

 

私が 食事の支度をするために立ち上がる時、

手にしていた事柄を手放すその時に

残念な思いにとらわれて

ああ、もっとこれを続けていたい、

そう思う事って、なんだろう?

 

時間を忘れて没頭する事ができるって、

私にとって何だろう?

 

テレビは 続きを見たければ

録画ボタンを押せば良いし。

 

マンガを読むことくらいかしら?

 

いや、きっと

「ご飯ですよ~」と声をかけられたら、

マンガを途中で閉じる事も平気です。

 

結局、美味しいものを食べる事が 

一番の楽しみなんだと思います。

 

それが 音楽であったり美術であったりする人とは

かなり隔たりがある気がします。

 

 

 

没頭できるって、ある意味、才能だと思うんですよね。

 

没頭する事があるって、すごい事、幸せな事ですよね。

 

 

 

西島秀俊のタクトを振る時の演技を

私はじっと見つめてしまうのです。

 

あんな顔で タクトを振る指揮者って、

見た事ないんですけどね。

 

       

 

 

 

今夜も 大河ドラマの後は「マエストロ」です。

 

楽しみです。

 

 

訂正:茶畑の風景に、電線、ありましたね(笑)