座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

応援したい

2021-02-04 | 夢を叶えるために

昨日は立春を迎え、着々と日が長くなっていますね 

 

古い話で恐縮ですが、

元旦の朝刊に 競泳の池江璃花子選手の

特集記事がありました。

 

池江選手といえば、好成績を連発していたさなかに

白血病と診断され、

治療を経て 去年復活したばかり。

 

それなのに驚異の好成績を出していて、

私などは「なんで???」となっていました。

 

 

 

記事の中で

「復帰後のレースを見て、やはり天才だと驚く声も」

という言葉に

「嫌な気はしないけれど、

 少なからず私は努力しているつもり」

と返した池江選手。

 

「努力は苦にならない。

 

 きついことは しなきゃいけないし、

 

 きつくないと

 『あ、強くなっているな』という実感が湧かない」

 

んじゃあ、いったい、どんだけ努力してきたんだ 

 

 

 

水に顔をつけられない時期に

キックの練習ばかりやっていて

キックが得意になってきた、

と記事にあります。

 

スゴイ努力家ですね 

 

 

 

 

 

    

何年も大活躍してたのに、まだ新成人になったばかり。

美しいです。

 

 

 

 

 

私が魅せられたのは、新聞記事の、この写真。

 

        

 

まるで 翼を付けて青い空を飛ぶ鳥のよう。

 

バタフライを泳ぐ池江選手の写真だそうで、

写真の横の解説には

「手足の周りに、水泡がきれいな左右対称を描く(2018年アジア大会で)」と。

 

「池江の泳ぎは 白鳥が舞っているみたいに美しい」

と評する選手もいたそうだ。

 

ならば、これから彼女の描く翼は 

まさしく不死鳥の羽ばたきだと思う。

 

どれだけ多くの人が勇気づけてもらえるだろう 

 

 

 

 

 

今年のテーマを漢字で、と問われて

「飛躍、活躍、躍進の『躍』」

と答えた池江選手。

 

是非とも応援したい私は、

吉祥寺から

「跳躍」の「躍」ではなくて「跳」の文字を贈りたい。

 

     

 

本堂西側にある 力強い文字。

 

中瀬の吉祥寺とご縁のあった女性からの奉納です。

 

 

 

池江選手、活躍を祈っています 

 

 

 


吉祥寺の不動堂、テレビ出演!?

2021-02-02 | おしゃべり

向島地区にある吉祥寺不動堂が

テレビに出ます!

 

 

 

NHK大河ドラマ「青天を衝け」は

初めて埼玉県が舞台となります(途中まで?)。

 

我等が郷土の偉人 渋沢栄一が主人公です。

 

若き日の渋沢栄一を語るうえで、

地理的なものは はずせません。

 

生誕の地が、利根川という水運の要衝にあった

という事は さまざまに影響を与えていると思います。

 

商売も、知識も、思想も、行動も。

 

利根川を渡って北へ向かう人々の多くは

当地近辺を通ったはずです。

 

渋沢栄一の藍玉もそうでした。

 

水戸の天狗党もそうでした。

 

そういった時に 

中瀬の吉祥寺周辺の川岸地区の船着き場は

さまざまなものを見てきたのでしょう。

 

向島地区の不動堂も、また。

 

 

大河ドラマ「晴天を衝け」の放送が 

2月14日から始まります。

 

2月21日に放送される第2回の後の、

「ふるさと紀行」の中で

向島の不動堂や 

河岸場の面影を残す川岸地区の通りが

紹介される、と 公民館だより2月号にありました。

 

吉祥寺周辺が どんなふうにカメラに写るのか、

楽しみなような、心配なような(笑)。

 

 

 

 

 

画像はどちらも10年前のものです。

 

節分 その2

 

OGPイメージ

節分 その2 - 座敷ネズミの吉祥寺だより

1時頃から護摩を焚き始める、と聞いていました。その1時頃に家を出て歩いて行きました。不動堂に到着すると、まだ護摩の最中。住職が護摩壇の前に座...

節分 その2 - 座敷ネズミの吉祥寺だより

 

 

 

 

 

 

強風の中で 本堂や観音堂へのお詣りを済ませ、

ともかくも、今年の節分祭も 無事に終りました。

 

この、節分が2月2日って、極めてレアな事だって、

御存知でしたか?

 

節分は 2月3日の事が多いのですが、

2月4日の事もあったな、と うっすら記憶しています。

 

2月2日になるのは、124年ぶりですって

 

貴重な機会では ありました。

 

 

 


節分追儺会 2021

2021-02-02 | 年中行事

これが、向島の不動堂の節分追儺会ですかね?

 

 

 

 

中瀬の吉祥寺の不動堂は 向島地区にあります。

 

いつもなら 地区の役員の皆さんのお世話になって

近所の方々とか ちょっと遠くの方々とか

ゴチャゴチャと大勢にお詣りいただいている節分です。

 

今年は、なにしろ、

「人が集まらないように!」と工夫していただき、

閑散とした不動堂周辺でした。

 

寂しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもやはり お勤めはお勤めとして

務めさせていただきました。

 

お坊さんが2人と 地区の役員さんが3人、

5人のみがお堂に入りました。

 

不動堂は 本堂と違って、狭いのでね。

 

私は外からお詣りを。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨は止んで、しっとりとした空気。

お日さまが顔を出し、風もまだ静かで 

気持ちの良い日になりました。

 

 

風情のある不動堂で 豆まきをするも、

声を出すのは住職のみ。

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症の終息を

併せて祈ります。

 

 

悔しいです。

 

 

 


角大師の掛け軸 続き

2021-02-01 | おしゃべり

先日は くたびれてしまって。。。

今日は最後まで書こう、角大師の掛け軸の、

左側に 縦書きで書かれている(刷ってある)部分を。

 

 

 

 

 

 

 

慈恵大師常住金剛降魔尊影敬写施行一千幀之内

願此功徳仏天哀愍令法久住利益人天天下和順日月

清明風雨以時災⊡不起國豊民安兵戈無用崇徳

興仁務修禮譲乃至法界平等普潤      

 

     元治元秊甲子五月叡岳大行滿菩薩比丘願海大悲畔体記

 

⊡は、マダレに萬です。

 

それほど難しくはない漢字(でも、読めない)の羅列。

 

 

 

 

 

 

その中に、人の名前らしい部分があります。

 

「願海」と読めます。

 

あら、願海さんなら、歴代の住職の中に、いたんじゃない?

 

と思って、歴代住職の羅列を見てみました。

 

 

 

中瀬の吉祥寺の住職は、ずっと、全部

分かっています。

 

辨圓さんから、玄海さん、恵海さん、舜海さんに、

寛海さん、善海・・・。

 

あら、いません。

 

法名に「海」の字のある住職は 何人もいるのに、

「願海」さんはいません。

 

「願海」さんは 吉祥寺の住職になった方では

なかったようです。

 

では、どこの方だったのでしょう?

 

ちょっとそこまで推理するのは 

ホームズ君かコナン君じゃないと無理

 

 

 

 

 

虫食い穴が開いているのを表具しなおした

古い(あるいは、単に保存が悪かった?)軸でもあり、

どこからどう通ってここまで来たのかはわからない、

そんな掛け軸でした。

 

刷ったのは元治元年とは 限りませんし。

 

元治(げんじ)元年?

 

それは、いつ頃でしょう?

 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%B2%BB

文久の後、慶応の前。大化以降242番目の元号。

1864年から1865年までの期間。

この時代の天皇孝明天皇

江戸幕府将軍は徳川家茂

 

もうすぐ江戸時代が終わる、というあたりですね。

 

私のお気に入りの日本史年表によると、

1858年に コレラが流行とか。

 

生麦事件が1862年、

薩英戦争が1863年、

元号が元治になったのが1864年。

 

この年、池田屋騒動や 蛤御門の辺があり、

・・・・・・・・・、

歴史の教科書やテレビドラマの俳優さんの顔が

頭の中でグルグルしますが、わけがわからん。

 

また、

1860~65年ごろには

「米価高騰による農民一揆が頻り。」とか。

 

1866年には 徳川慶喜が将軍となります。

 

「願海」さんは 世情に不安を覚えたか、

不安を訴える人が周囲に多かったか。

 

 

 

 

 

紙に書いた、あるいは 版画で刷った角大師も

人の心を ひとまず安心させて

冷静に 自分のなすべき事を思い出させるには

有用であったかもしれません。

 

可愛らしい(少々不気味であっても)あまびえちゃんに

頼りたい気持ちは 私にもあるのです。

 

変異型が県内で見つかるなどしているので、

角大師よ、元三大師よ、慈恵大師よ、良源さんよ、

よろしく、よろしく、お願いしますよ。