座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

天台雅楽会

2019-11-30 | おしゃべり

お施餓鬼の講師の先生に紹介していただいた、

雅楽の公演の話です。

 

 

2月11日(火曜日) 13時30分から(開場 13時)、

場所は 三芳町文化会館、コピスみよしです。

 

 

天台雅楽会の公演で、なんと! 無料です

 

ただし、入場チケットが必要です。

 

詳しくは ・・・中瀬の吉祥寺は詳しくないので 

関口先生にお尋ねするしかないか・・・ 

 

 

お尋ねしますので、

どうぞ吉祥寺にお問い合わせ下さい 

 

 

 

 

 

 

このチラシによりますと、

天台雅楽会は 天台宗伝統法要の厳修と継承、

日本伝統音楽を愛好演奏する会

だそうです。

 

 

この日の内容は、

管弦と舞、仏教の声楽である聲明(しょうみょう)を組み合わせた

仏教儀式の形での公演で、

 

元宮内庁式部職楽部首席楽長の岩波繁先生による

雅楽についての講話があるそうです。

 

 

雅楽は 聲明とともに

「華麗で荘厳な仏国土を想起させる」重要な役割を果たしてきました、

とチラシにあります。

 

「荘厳」「幽玄」そんなイメージの音楽かと思います。

 

聲明だけでも そんな雰囲気になると思いますが、

雅楽の古典的な楽器の音を聞く事ができます。

 

笙(しょう)とか 琵琶(びわ)とか 

篳篥(ひちりき)、竜笛(りゅうてき)などの音色を聞きます。

 

あまり聞きませんよね?

 

すごいですね 

しかも、無料  (ただし、入場チケットが必要)

 

 

 

三芳町は 近くはありません、

1時間ちょっとで着けるでしょうか?

 

2月11日(火曜日)建国記念の日にお出かけできる方は、

コピスみよしを候補に入れて下さい。

 

そして、入場チケットを手に入れましょう 

 

 

 


いきなり真冬!

2019-11-29 | おしゃべり

11月も初めの頃は サンマが獲れないくらいに 暖かでした。

 

今、急に真冬になっていますね。

 

寒いです。

 

 

 

          

 

寺務所の脇に植えられたヤマボウシは

毎日 キレイな色の葉を 大玄関前に落としています。

 

 

まだまだ イチョウは緑色です。


(先日、花園の方のイチョウは美しく黄葉していたとお聞きしましたが。)

 

 

          

 

       手前にあるのは 馬越正八師の手になる道祖神です

 

 

急に寒くなるのは辛いです。

 

 

 

 

 

そんな中、寒さに耐えながら お仕事を頑張っている方々も多いでしょう。

 

中瀬の吉祥寺にも、お一人。

 

          

 

大玄関の横、ヤマボウシとは反対側で

ちょっとした工事が始まっています。

 

どんなふうになるのかなー?

 

 

 


芭蕉の句碑

2019-11-29 | 古いもの

中瀬の吉祥寺には、芭蕉の句碑があります。

 

近年、 裏側も見られるような場所に 移しました。

 

吉祥天の右下にあります。

 

 

 

句碑を見る(読む) ~ 歴史や文学を考える ~ ような人達が

案外 大勢 いらっしゃる事が分かりました。

 

市民大学講座の卒業生が「深堀講座」と称して

より深く学び、より楽しんでらっしゃるのですが、

大型バスに乗って 40数人が 

市内のあちこちの句碑をめぐり、

中瀬にもおいでになりました。

 

吉祥寺では 芭蕉の句碑を見たり

講師の先生のお話を聞いたり

本堂の彫刻を眺めたり。

 

 

 

そう、あの方向に 句碑があります。

 

 

 

10月の予定でしたが、

台風の影響を心配して 今週の月曜日に変更になったのでした。

 

穏やかな日になって、良かったですね。

 

 

吉祥寺の後は 

土手に上がって 中瀬の河岸場をしのんだり

問屋・河十の母屋を見学したり

桃井可堂 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E4%BA%95%E5%8F%AF%E5%A0%82

の塾があった場所を訪ねたりなさったようです。

 

 

若い方は あまりいらっしゃいませんが 

皆さん 若々しく 生き生きとしてらっしゃって 

お手本にしたいと 憧れます。

 

 

 

ちなみに、中瀬の吉祥寺のイチョウの黄葉は

 

 

まだ こんなものです。

 

 

 


『村上海賊の娘』

2019-11-25 | 読みました

『村上海賊の娘』を読もうと思いました。

 

『のぼうの城』の 和田竜氏の書いた本だったからです。

 

でも、ちょっと読んでる暇がなくて、

文庫になってからでいいか・・・と。

 

それが文庫になってからも、横目で見ながら素通りしてたのですが、

いよいよ読もう、と思ったら、

なんと、4冊もあったので、大いにガッカリというか、ビックリ、

いや、ハッキリ言って、ショックでした(苦笑)。

 

 

          

 

意を決して まず2冊買って、

それらを読み終えてから 残りの2冊を購入。

 

 

 

海賊、といっても 「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではなく、

日本の海賊というのは、

なんとなく、浪漫がある気がして、興味を掻き立てられます。

 

だって、その子孫が、日本には 

あちらこちらに住んでいるわけでしょう?

 

実際に、いたんですよね?

 

おとぎ話じゃなくて。

 

ちょっと 浪漫があるじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

時代は 毛利元就が亡くなった後で、

生きた織田信長が登場する場面もあります。

 

大柄で 顔の濃い女性が主人公、という体ですが、

海上を舞台にした戦国のやりとりが中心の

男っぽい小説です。

 

これでもか! というほど残酷なシーンがあり、

とても映像化されそうな予感はありません。

(ゲームにならなできるかな?)

 

 

青い海。

 

小さくても早く動ける船。

 

びっくりするほど大きな船。

 

島々が連なる瀬戸内の海の 緩やかな瀬、荒れる海流の中を

主人公たちを乗せた船が走る。

 

空は きっといつも晴れている、

と思ってしまう本でした。

 

 

 


11月の仏遊会は 日曜日

2019-11-23 | 仏遊会

11月の仏遊会は、24日(日曜日)の 午後7時30分からです。

 

ちょうど天台大師のお命日に当たります。

 

本堂で 座禅の代わりに 天台大師和讃を唱えます。

 

その後には お茶を飲みながら

「天台大師という人」のテーマで おしゃべりをする予定です。

 

私の想像では、天台大師は理系の人で、

もしも 当時 顕微鏡や望遠鏡があったら

天文学者とか 細菌学者とかになったんじゃないかと思うんですが。

 

 

*********************************


仏遊会には どなたでも 参加していただけます。

どなたでも、どうぞ お越しください。

 


午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。

時には 本堂で和讃を唱え、

次に 客殿で お茶を飲んだり お菓子を食べたりしながら 

高祖大師のお話をしたりもします。


お待ちしています。

 

 

 


雅楽と世界平和

2019-11-23 | おしゃべり

お施餓鬼の日の講演は 雅楽についてのお話でした。

 

講師の先生は 資料を50枚も 持って来て下さいました。

 

足りなくて、あわてて さらに 30枚 コピーしました。

 

(2枚 残りました。)

 

大勢の方々に お越しいただいて とても嬉しいです。

 

 

 

先生は 篳篥(ひちりき)も持参下さり、

ちょこっと聞かせていただきました。

 

私は 廊下から その音を漏れ聞いたのみですが、

不思議な楽器ですねー!

 

縦笛なのに、ラッパ的な音がします。

 

          

 

 

聞かせていただいたのは 竹でできたものだったでしょうか。

 

なにしろ、「ひちりき」という名前も 変わってますよね。

 

そして、どうやら、「音階」がハッキリしていないらしいです。

 

いただいた資料(の、コピー)によると、

「1オクターブの音域を 滑らかにつなぐ独特な奏法」だそうで、

「ド・レ・ミ・ファ」といった ハッキリとした切換えがない?

ように聞こえました。

 

 

 https://www.youtube.com/watch?v=psrbhXeUWzE&feature=emb_logo

 

↑ ↑ ↑ 東儀秀樹氏による「Imagine」。

     やはり特別級な方です。

 

 

 

 

 

面白かったのは、その後の 一音庵での漏れ聞いたお話で、

「雅楽」の世界では 天台宗とか浄土宗とか、

あるいは <仏教>とか<神道>とかの別がないのだそうです。

 

え? みんな おんなじ?

 

それって、面白いじゃないですか?

 

 

 

いつか 世界の宗教を 雅楽の側からひとまとめにして、

いえ、まとめると言っても、みんな違うから 違ったままで、

それでも 違いを認めつつ 同じ雅楽でまとまって

世界を平和にできたらいいなー。

 

それらを まとめるのは、天台宗が 一番 適任なんじゃないですか?

 

と、まあ、それに近いような言い方を なさってらっしゃるように

お聞きしました。

 

天台宗、期待されています!

 

お持ちいただいたのは カバンに入る小さな笛でしたが、

先生は 同時に 壮大なお考えをお持ちでした。

 

埼玉県内では、雅楽を演奏なさる天台僧は

3人ほどしか いらっしゃらないと

住職は言っておりましたが。

 

もっと盛んに研鑽を積んでいる宗派もあるようですが。

 

ガンバレ、天台僧!

 

 

 

 

 

  宮内庁のホームページによると、

        

 

 

「5世紀頃から 古代アジア大陸諸国の 音楽と舞が

仏教文化の渡来と前後して 中国や朝鮮半島から 日本に伝わってきました。」

との事です。

http://www.kunaicho.go.jp/culture/gagaku/gagaku.html

もはや 日本の文化と 混然となっていて

大陸とか 半島とか 日本古来のというふうには

識別できないものになっている雅楽。

  

1300年の歴史をもつ 雅楽。

 

西暦701年に <雅楽寮> というのが設置されました。

 

この雅楽寮が 世界最古のオーケストラだそうです。

 

楽器の種類も たくさんありますね(ほとんど知らないけど!)。

 

 

奥が深いのでしょうね。

 

世界平和にまで 思いをはせる事ができるほどに。

 

 

 


お施餓鬼に向けて

2019-11-09 | 年中行事

中瀬の吉祥寺では 松の手入れを 11月に行います。

 

お施餓鬼に向けて 植木もおめかしをします。

 

          

 

いつもの植木屋さんが、親子で手入れをしてくれてます。

 

おめかしをして 樹木が よそ行きの顔になります。

 

 

昨日は 延和会の方たちが 客殿にて 練習会を行いました。

 

今年は 「宗歌(あきらけく・・・)」と 「法の御山」を歌ってくれます。

 

和気あいあいとした練習会は そこに居るだけで

心がほっこりとします。

 

 

          

 

 

 

大施餓鬼会は 11月16日(土曜日)に行われます。

 

午後1時参集。 

 

法要は 1時半頃に始まります。

 

どなたでも 見物(笑)できます。

 

ぜひ、ご参加下さい。

 

本堂に直接おあがり下さい。

 

法要が終了した後に、

蓮田 慶福寺住職 関口亮樹師による

「雅楽」についての講演があります。

 

お楽しみに。

 

お塔婆をお配りするのは 講演終了後になります。

 

お待ちしています。