菜園す の亭主 さまのブログに出てきた、
「三聖吸酸の図」(さんせいきゅうさんのず)(→妻沼の聖天様)。
亭主さまが
「なお、この画題は、吉祥寺の彫刻にもあります。」
とおっしゃってるように、
ありますとも、吉祥寺に![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
。
ならば、このワタクシメが、記事に書かずにおられようか!
(笑)
と思いつつ、すでに数ヶ月(涙)。
やる事、遅いよな~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
(泣)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fb/d789c25429ae57f2d07499fbd4c2d5a9.jpg)
で、この、三酸図、であります。
本堂の内陣の正面、龍の彫刻の左側にあります。
こちらを向いていて、こんなふうです。
人物が3人 透かし彫りの彫刻の中に納まっています。
先年の本堂改修工事の際には
なるべくいじらない、なるべくそっとしておく、というコンセプトのもと、
ホコリを払う程度しかしていません。
それでさえ、多少は 顔料が落ちたりしたのではないでしょうか。
いじらないのが一番です!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fc/ae94c4b99eb04508932f5c97ee9de1ec.jpg)
真ん中に大きな甕が置いてあって、
どうやら三人で 中に入っているものを舐めたようです。
甕の模様も 衣服の模様も、なかなか細かい。
漢和辞典で調べました。
三聖(さんせい)というのは、文字通り、三人の聖人・聖者のことです。
誰と誰と誰か? というのには諸説があります。
仏教をかじると、どうしても この「三聖」を「さんしょう」と読んでしまいます。
「華厳の三聖(さんしょう)」とは 毘盧遮那仏、普賢菩薩、文殊菩薩のことで、
「弥陀の三聖(さんしょう)」というと、阿弥陀・観音・勢至、だそうです。
キリスト教だと、どなたになるのでしょうね?(笑)
ここでは、一応、三聖図とは 孔子・釈迦・老子の三人を描いた絵のこと、にしておきます。
浮世絵には
楊貴妃、小野小町、当代美人(花魁)の3人が 三聖人よろしく桃花酸をなめ、
美女が酸っぱい顔をする、という趣向のものもあったようです。
(桃華酸って何だ?!)
つづく
「三聖吸酸の図」(さんせいきゅうさんのず)(→妻沼の聖天様)。
亭主さまが
「なお、この画題は、吉祥寺の彫刻にもあります。」
とおっしゃってるように、
ありますとも、吉祥寺に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
ならば、このワタクシメが、記事に書かずにおられようか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
と思いつつ、すでに数ヶ月(涙)。
やる事、遅いよな~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fb/d789c25429ae57f2d07499fbd4c2d5a9.jpg)
で、この、三酸図、であります。
本堂の内陣の正面、龍の彫刻の左側にあります。
こちらを向いていて、こんなふうです。
人物が3人 透かし彫りの彫刻の中に納まっています。
先年の本堂改修工事の際には
なるべくいじらない、なるべくそっとしておく、というコンセプトのもと、
ホコリを払う程度しかしていません。
それでさえ、多少は 顔料が落ちたりしたのではないでしょうか。
いじらないのが一番です!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fc/ae94c4b99eb04508932f5c97ee9de1ec.jpg)
真ん中に大きな甕が置いてあって、
どうやら三人で 中に入っているものを舐めたようです。
甕の模様も 衣服の模様も、なかなか細かい。
漢和辞典で調べました。
三聖(さんせい)というのは、文字通り、三人の聖人・聖者のことです。
誰と誰と誰か? というのには諸説があります。
仏教をかじると、どうしても この「三聖」を「さんしょう」と読んでしまいます。
「華厳の三聖(さんしょう)」とは 毘盧遮那仏、普賢菩薩、文殊菩薩のことで、
「弥陀の三聖(さんしょう)」というと、阿弥陀・観音・勢至、だそうです。
キリスト教だと、どなたになるのでしょうね?(笑)
ここでは、一応、三聖図とは 孔子・釈迦・老子の三人を描いた絵のこと、にしておきます。
浮世絵には
楊貴妃、小野小町、当代美人(花魁)の3人が 三聖人よろしく桃花酸をなめ、
美女が酸っぱい顔をする、という趣向のものもあったようです。
(桃華酸って何だ?!)
つづく