7月のお盆が終りました。
住職と弟子である長男とで 手分けしての数日間でした。
座敷ネズミとしては、留守番の日々になります。
お盆が近づくと 様々なご質問が寄せられます。
その受け答えが 留守番をする私の仕事になります。
ところが、これが、なかなか手ごわいのです!
「素朴な疑問」と言いますが、素朴であればあるほど、
「え?」「あれ?」「あれ?なんだっけ?」といった感じで、
誰でも知っていそうで、でも 聞かれると答えられない、
そんな質問が多いのです。
以前、「
服喪中のお盆迎え」という内容の記事を投稿してありますが、
他にも、もう、数え切れないくらいのご質問をお受けしていて、
しかも 「後で 住職に聞いておきます。。。」
というお返事の事が 多々あるのです(冷汗)
。
今後の自分の参考のために、
いくつかを 書き留めておこうと思います。
そのうち、
吉祥寺のホームページに載るかもしれませんね?
まず、これは 村外のお檀家さんからのご質問。
7月のお盆に 仕事の休みがとれなかったため、
8月にお盆迎えに行きます、という若い方。
【お盆迎え】には 何を持って行けばいいでしょうか?
というご質問です。
ご法事と違って、写真やお位牌は 必要ありません。
お供えも お持ちいただかなくて結構です。
ただ この方も お墓は中瀬内にありますから、
本堂での【お盆迎え】の後には お墓参りに行っていただきます。
お墓参りに使うものを お持ちください。
お水と お線香のふたつです。
お花や お団子などの お供え物は
送り盆の時(当地では16日)に 供えていただきます。
さて、本堂では 提灯に 火を入れさせていただきます。
皆さん、それぞれ 手に提灯を持って お盆迎えにおいでくださいます。
その提灯の火ですが、
ご近所の方は そのまま 火を消さないように持って行っていただきます。
車で吉祥寺においでくださっても、そうっと持って帰る方が多いようです。
ところが 遠くからお見えになった方には それができません。
いったん点けた提灯の火を いったん消して、
車や電車で 自宅に戻ってから
門口や 盆棚の前で 再度 火をつける、
そのような事をしていただいているようです。
吉祥寺からお墓に向かわれる方は やはり提灯をお持ちいただけると
伝統に則ったお盆迎えに近い気がします。
ただし 遠く離れた場所にお墓がある方や
遠くからお越しくださる方は
提灯は なくても よろしいかと思います。
吉祥寺においでくださる際には、
上に「盆供」と書いた黒い熨斗袋も お忘れなく(笑)。
7月21日の仏遊会でも 質問をお受けします。
(こちらは、住職が 受け答えをさせていただきます。)
カテゴリーに、「お盆」を加えました。
カテゴリーが、また増えちゃった!