座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

すばやい反応 再び

2017-06-18 | 合葬墓
今回 合葬墓のリーフレットをお配りして、
またまた すばやい反応をいただきました(笑)。

その方も お電話で来山をご希望。

翌日 ご来山。

勘違いなさっていた部分もあり、
詳しく説明をさせていただき、
実際に 目で見ていただきました。



この方のご事情は 先の女性の時とは また違います。

今週中には 印鑑持参で 再度おいでいただきます。

「墓じまい」をして
ご先祖に 合葬墓に移っていただく予定です。








     私たちは 皆 ひとつひとつのドットである

     私たちは 皆 ランダムなドットである

     宇宙は このドットの集合体である

     どの色も 皆 美しい

     隣り合う色が 似通っていても美しく

     また 正反対の色であっても 美しい

     私たちは 皆 ひとつひとつのドットである

     いきいきと 光り輝く ドットである



リーフレット

2017-06-17 | 合葬墓
例年のように、今年も檀家の皆さんに
護持費をお願いしています。

中瀬内のお檀家さんの所へは 役員さんが伺います。

中瀬外の方々には 郵送しています。

その時に、今年は
リーフレットを2枚、同封できました。

一枚は ペット墓「ふれあいの郷(さと)」。

そして もう一枚は 合葬墓「涅槃の塔」のものです。








これでも、苦心して作ったんですよ。

ああでもない、こうでもない、書き直せ!って言いながら。

で、青い方が 合葬墓「涅槃の塔」のリーフレットです。

ようやく、お渡しできました!






このブログの中では 
2012年3月20日の開眼供養前後より
度々出現していますが、
広く檀家の皆さんにお知らせする事にしました。



表紙は、青空の下の「涅槃の塔」。

天台宗 長勢山 義光院 吉祥寺

 永代供養 合葬墓 涅槃の塔


とあります。



          



開いた左側には 
合葬墓の本尊・釈迦如来の石像の写真があり、
回向文が書かれています。

願以此功徳   平等施一切

 同発菩提心   往生安楽国


いつも仏游会でお唱えしている回向文とは、
ちょっと違います。

でも よく字面を眺めてみると
こっちの回向文も悪くないですね!(笑)



その右側には 客殿・寺務所の写真と共に
いくつかの項目が挙げられています。



左上から: 

合葬墓はこんな方に

   お墓の後継者がいない方

   将来のお墓の管理に不安がある方

   分骨をしたい方

   新しいお墓の建立について 経済的に不安がある方




涅槃
   涅槃とは、火を消すという意味です。

   火とは煩悩(苦しみ、悲しみ、怒り、愚かさ、等)のことです。

   お釈迦さまは35歳の時に菩提樹の下で悟りを開き、
   すべての煩悩の日を消し去りました。

   第一の涅槃です。

   その後 45年間 人々に教えを説き続け、
   80歳で亡くなりました。

   煩悩の原因となる肉体さえ消し去ったのです。

   第二の涅槃です。

   肉体は無くなっても、お釈迦さまの魂(心)は
   いつも浄土から私たちを見守ってくれています。



墓地

   お墓は お遺骨を修める場所であると同時に、
   浄土(天国)への入り口でもあります。

   死して 形ある身体は お骨になってお墓に納められ、
   元々 形のない心は 魂となって お墓から浄土へ向かいます。

   そして、いつでも 浄土から この世に帰って来てくれます。

   お墓は、生きて来た証である遺骨を納め、
   また 、魂が行き来する神聖な場所です。



合葬墓(涅槃の塔)・永代供養墓

   吉祥寺の墓地の形態は、
   ① 各家先祖代々墓地
   ② 合葬墓(涅槃の塔)
   ③ 永代供養墓     の3つです。

   合葬墓は “お墓のマンション”と考えてください。

   33回忌までは 塔内にお骨壺のまま安置させていただき、
   後に合葬します。

   永代供養墓は 各家個々に小さな五輪塔を建立して供養し、
   50回忌を契機に 涅槃の塔に合葬させていただきます。

   いずれも 永代にわたって 吉祥寺が 
   ご先祖さまの供養をさせていただきます。

   また、3つの形式 いずれの墓地も 常時分譲しています。



ご利用にあたって

   生前予約ができます。

   自分自身の石を決めておく事で
   残されるご遺族への負担を軽くすることができます。

   生前予約された方 及び そのご遺族は、
   檀徒として できる範囲内で 吉祥寺に親しんでください。

   各自各家のご事情はさまざまだと思います。

   お気軽にご相談・お問合せください。



費用

   ① 各家先祖代々の墓地 
     1平方メートル当たり6万円(特当地7万円)
     + 墓道整備費2万円
     + 入檀志納金随意

     (通常の墓地の広さは3~5平方メートルです)

   ② 合葬墓(涅槃の塔) 
     1人7万円、夫婦2人10万円
     (墓誌を希望される方は別途石材店宛1万円)

   ③ 永代供養墓
     35万円(石塔・開眼供養お布施を含む)



その他、詳細は お気軽にご相談ください(TEL 048-587-2031)





この「費用」は、だいたいの目安です。

なにしろ、お気軽に ご相談ください(笑)。



すばやい反応

2017-06-16 | 合葬墓
世の中には、何事にもすぐに反応して行動に移す人と、
そうでない人とがいます。

私は、後者です(苦笑)。

そのせいか、すばやい反応をする人を見ると、
ビックリしたり、
呆れたり、
感心したりします(笑)。





数年前の事ですが、
新聞に「墓じまい」という記事が載った事がありました。

その頃から すでにあったんですね、「墓じまい」という言葉。



すると、その日のうちに
「墓じまいについて相談したい」
というお電話をいただいたのでした。

お話は 伺ってみないとわかりません。

そして よく話をお聞きしてみると、
当人の疑問や不安が霧消してしまう事もよくあります。

年配の女性の電話を受けて、
お電話でお話を伺うよりも、
実際にお会いした方が 安心していただけそうだと思い、
翌日 お会いする事にしました。



その方の場合は、
お墓を託したいお子さんがいらっしゃって
(ご一緒においで下さった)、
お子さんも それを望んでいらっしゃる。

「墓じまい」の必要は、さらさら、ない!

という事になったので、
少々 気が抜けたのでした、
お互いに(苦笑)。



お帰りになった後で、
ああ、きっと昨日の朝刊を見て
電話して下さったんだな、と思ったのでした。

すばやいねぇ、奥さん!(笑)






その後、「墓じまい」なる言葉は
どんどん目にする頻度が上がって
(目にした時の気分は良くないのですが)、
認知されてきているようです。

その女性の場合は、
嫁いだ娘の苗字が 実家の苗字と違ってしまった、
という事から、
「跡を継げない」と勘違いした事による不安があったのでした。

その不安を 新聞記事で揺さぶられての、
お電話だったのだろうと思います。





苗字が変わっても、お墓は継承できます。

少なくても、中瀬の吉祥寺においては。

後継者がいらっしゃるのに、不安に思う必要はありません!

子孫には、しっかりと 先祖の供養をさせてあげましょう!






「墓じまい」について、もう少し続けます。



涅槃の塔

2013-01-09 | 合葬墓
去年の春のお彼岸の中日に 開眼供養をした 合葬墓です。

去年の44月22日の記事、「開眼供養」 で、
「お釈迦さまのアップ画像は 後日 載せたいと思います。」
などと申しておりましたが、
ようやく本日、画像を載せます。






こちらは3月の画像   






   こちらが1月2日に撮影したもの


   



合葬墓の名称は 「涅槃の塔」としました。

本尊さまは 去年 開眼供養をした お釈迦さまです。



         



このお釈迦さまは「初転法輪」のお釈迦さまです。

「成道の釈迦」でも「涅槃の釈迦」でもありません。

手の形が 「初転法輪印」という印を結んだ形なのです。



釈迦さまが菩提樹の下でお悟りを開いた後、
サールナート( = 鹿野苑:ろくやおん)という場所で 
もとの5人の修行仲間に
初めて仏教の教義を説いた時のお姿です。



「印を結ぶ」、というよりも、
初めての説法にモジモジしているお釈迦さまの手、
という感じですね(笑)。






         

     ね? モジモジしている手に見えるでしょう?(笑)






この時 お釈迦さまがお説きになったのは

「中道」と 
中道の実践法の「八正道」、
「四諦(苦集滅道)」、 
四諦の完成にいたる「三転十二行相」

だったそうです。

詳しくは、私以外の誰かに聞いてください(笑)。






遺骨を引き取ってくれるお身内のいない方、
お墓を守ってくれる子孫のいない方、
そんな方々にも 不安なく日々を過ごしていただきたいと思います。

このお釈迦さまに 日々 見守っていただきたいと思います。



住職が 4日にお配りした新年のご挨拶の中で
「墓友(はかとも)」という言葉を使っていました。

  (遊んでますよね? 笑)



お身内が「涅槃の塔」に入ってらっしゃる同士で
お友達になる、
という解釈もあるでしょう。

もうひとつ、
将来 ご自身が 同じ「涅槃の塔」に入る同士で
現世において、お友達になっていただく、
という「墓友」もありうると思います。



同じ吉祥寺のお檀家さん同士、
できる事なら 気の合う人を見つけて
仲よく過ごしていただけたら と思います。






4月の記事で 
「本尊さまは 思いっきり 素敵な方をお呼びしたいと思っています」
と書いていましたが、さて、いかがでしょうか?(笑)



                   







刻まれた文字は「私を悟りに導いて下さい」という意味だそうです。



開眼供養

2012-04-22 | 合葬墓
ご無沙汰しましたので いろいろなご報告を これからさせていただきます

3月20日のお彼岸の中日に
合葬墓の本尊であるお釈迦さまの 
開眼(かいげん)供養(=お魂入れ)をしました。

吉祥寺の役員さん方と 何人かの一般の方々。

(偶然居合わせた方にも 参加していただきました。













覆っていた白い布をはずします。

弟子ふたりにも 手伝ってもらいました。













この日 ご納骨になるご遺骨も。



これから 皆さんに 親しんでいただけますように。 






お釈迦さまのアップ画像は 後日 載せたいと思います。   



開眼供養をします

2012-03-18 | 合葬墓
合葬墓に納められた合葬墓の本尊さま、釈迦如来の開眼供養をします。








3月20日(火曜日)、お彼岸の中日です。

時間は 午後1時から。

吉祥寺の新墓地 中央にある 合葬墓の本尊に
お魂を入れます。



   白い布もはずします。



ご尊顔を拝する最初の機会です。

ご都合のつく方は 是非 ご臨席ください。



合葬墓、運用中!

2012-02-18 | 合葬墓
合葬墓が 使われ始めています。



先日 ようやく本尊さまが設置された吉祥寺の合葬墓ですが、
すでに使ってらっしゃる方々も。










白い布を被ったお釈迦さま。 花瓶、線香台もあります。









後継者のいらっしゃらない方。

事情があって お骨を引き取れない方。

すでに 中には 数体のご遺骨が安置されています。






東側から見たところ。   



   西側から見たところ。



  銘板がはめ込まれています。






後ろ側です。   

使われ始めてから すでに2度 お塔婆をあげさせていただきました。

間もなく安置される予定で、現在 本堂でお預かりしているご遺骨もあります。






ちょっとだけ、お顔をごらんください、ちょっとだけ(笑)。

          








サンスクリット語の 光明真言。  

私には、絶対、読めません!



合葬墓の本尊さま

2012-02-17 | 合葬墓
合葬墓には 本尊さまがいらっしゃいませんでした。(参照:昨年8月の記事










その本尊さまが、先日 ようやく完成して、ご到着!   

   われもの注意! でございますゾ。



「早くても 遅くてもだめ!!」なのは、
到着を待って 設置作業をするのが 地元の業者、K田組さんだからです。

(これで、経費を節約♪)








親、子、孫。

三代のK田組さんに お世話になりました。

向こうで心配そうにご覧になっているのが初代のカシラです(笑)。





 
      梱包を解くのも ひと仕事。





       現れました、お釈迦さま。    








ぶ~ん、と空中浮遊して。



その後、太めのコロに乗って、コロコロと。   






  コロコロ、コロコロ、コロコロ。



慎重に、慎重に、コロコロ。   

その後、細めのコロに乗り換えて、コロコロ。






最後に細いコロを引き抜いて、設置完了!





お顔は 開眼供養まで オアズケです(笑)。



合葬墓

2011-08-30 | 合葬墓
新墓地にある 合葬墓についてのお話です。

吉祥寺の南に造成しました新墓地(好評分譲中!?)の奥、
まんなかにある石の建物です。







残念ながら、正面の この四角い空間に納めるべき本尊さまが 
まだいらっしゃいません。






皆さんにご報告するのが 延び延びになっていたのは
本尊さまが まだ納められていなかったからです。

小さい建物ではありますが 妥協をしたくなかったために
こんなに遅くなってしまっています。

この画像も、なんと、一昨年のものです。

今年は もう少し 様子が変化していますが、
本尊さまは、まだなんです。

一日も早く、とは 思っているのですが・・・。







てっぺんにある、まあるい所には
サンスクリット語で 光明真言が記されています。

(の、はずです。 読めません。。。

カッコよくできた、と 思っています(笑)。






南側の入り口を入りますと、

  正面は 本尊様の裏側。

33回忌を過ぎたご遺骨は この中に収められる予定です。





周囲は棚で囲まれていて、





33回忌までは こちらに壷に入ったまま 収められます。










使用料は、めやすとして一体 7万円くらい。

ご夫婦の場合は 二体で10万円くらい。



この建物の外側に 銘板を取り付けますが、
この費用が 一体 1万円です。
(これは ご夫婦の場合でも 二体、2万円です。)

(これは そのまま 業者さんにお願いするための費用となります。)





後継者のいらっしゃらない方にとっては、本当の 終の棲家となります。

本尊さまは 思いっきり 素敵な方をお呼びしたいと思っています。



合葬墓

2009-02-10 | 合葬墓
新墓地に 合葬墓を 新たに建立しています。

先日は こんな感じでした。











最近 白く塗装されました。

ビックリしました。

なんか、結婚式が行われてもいいような雰囲気じゃありませんか?(笑)