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座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

冥土の旅の一里塚

2019-01-17 | おしゃべり
門松は冥土の旅の一里塚
めでたくもありめでたくもなし

というのは、一休宗純の歌として
強烈な行動と共に有名ですね。

門松は、中瀬の吉祥寺でも 先日はずしました。



          



ところで、今月の仏遊会のポスターは、
京都 六道珍皇寺の画像を使っています。

一休さんほどではないにしろ、
少しばかりへそ曲がりな住職が、
ほんの少し「へへへ」と思いながら作ったポスターだと思われます(笑)。



          
           こちらは、年末のお焚き上げで使った、新しい焼却炉が
           設置された時の画像です。

           本体は丈夫に作られているそうなのですが、
           すでにフタは熱で変形してしまいました。

           普段は、中に物を入れないで下さいね。  



箱根駅伝

2019-01-03 | おしゃべり
箱根駅伝をテレビで見ていました。

駅伝、あまり好きじゃないんですよ。

だって、見たら、ついつい ず~~っと見ちゃうじゃないですか、
何時間も!

ですが、今年は 割と 積極的にテレビをつけて見ようと思っていました。

実は、高校の後輩が出てたんですよ!





          


知らなかったのですが、先日送られて来た同窓会の会報誌に
青山学院大学の駅伝部キャプテンが 高校の67回卒業生として
寄稿していたのです。

それを見て、青山学院大学を応援しようと決めました。


昨日 森田君は 区間新記録を出すなど、大活躍しました。

その他の部員も さすがの走りで、感激しました。

残念ながら 箱根での総合優勝はなりませんでしたが、
復路優勝は素晴らしかったです。




ころんだり ひねったり 低体温になったり。

棄権したり 繰り上げスタートしたり。

追いつかれたり、追い越したり。

ごぼう抜きしたり、されたり。

坂を上ったり、下ったり、カーブしたり。

どこが優勝してもおかしくないチームばかりの出場で、
さまざまな事が起こる駅伝は
人生の縮図を見ているかのようで、
母校と関係なくても 見ていて思わず力が入ってしまいます。





金栗四三の時代からの歴史、
所属している大学駅伝部に伝わってきた歴史。

監督・コーチたちの経験、
本人が走ってきた経験。

前年からの積み重ね、
前の走者からの積み重ね。

いつも 知らない大学ばかりが名前を連ねている、
という事はないのが駅伝です。

自分ひとりの力では 勝てないのが駅伝です。

区間を走るのは 自分ひとりなのにね。




これからも青学を応援するかどうかは わかりませんが、
前よりももっと 駅伝が好きになった新春でした。



11月のお施餓鬼

2018-11-29 | おしゃべり
吉祥寺の大施餓鬼会が、17日に執行されました。

11月になると いつも思うのですが、
どうして中瀬の吉祥寺のお施餓鬼は 11月なのでしょうか?

準備が いつも とても寒くて、
気が重いし、すごく嫌なんですけれど(苦笑)。



どうしてなの?

いつからなの?

と、つい 聞いてしまいます。

どこかの誰かに、心の中で(笑)。

珍しいですよね?



でも、今年の11月は 暖かでしたので、
すごく助かりました。



今年のお施餓鬼では 川越西福寺のご住職に ご法話をお願いしたので、
静かで真面目な日になるかと思いきや、
唄を歌っていたので ビックリしました。

唄を歌う事にビックリ、
そして
難しい(と、私は思っている)歌を
皆さんが 歌って下さっている事に ビックリしました。

む・・・、難しくなかったですか?!





たくさんの方々のご協力を得て
無事にお施餓鬼を終えて、
無事に不動堂の秋祭りを終えて、
無事に地蔵堂のお祭を終える事ができました。

ありがとうございました。





暖かい、と ずっと思っていましたが、
今朝 気づくと いつの間にか
イチョウが黄緑色になっていました。

日中はポカポカでも、
朝晩 冷え込みますからね。



          
          

今日の お昼頃のイチョウです。

11月も終わりますが、元氣に過ごしてまいりましょう。



リセット

2018-11-28 | おしゃべり
リセット(?)しました。

ずっと忙しくて、
いつもなんとなく 身体の芯に 
<疲れ> や <冷え> が たまっているように感じていました。

それを昨日、リセットしました。

いえ、今日はもう、頑張って 疲れてしまったんですけどね(苦笑)。

(今度は、温泉でリセット! がいいなぁ!)



          




上は、11月20日の空の画像です。

満月になる前から ずっと キレイなお月さまを眺める事ができました。

今夜は 静かに雨が降っています。



L と R

2018-11-10 | おしゃべり
昨日の読売新聞朝刊のコラムに 
俵万智さんの句が 紹介されていました。


<L と R  聞き分けられぬ耳でよし

 日本語をまず おまえに贈る>



日本人にとって 
英語の <> と <> の発音は
特別 難しいという事になっています。

紙面では 
ニューヨークのレストランで
「メロン」が通じなかったという話から始まります。

2020年度から 
「大学入学共通テスト」に 
民間試験が導入されるという動きついての話です。 

「読む・書く・聞く・話す」のうち、
「話す」の技能を強化するためなんだそうです。

今後受験する子供や その親にとっては
やはり気がかりな事なのでしょう。




その中で 歌人の俵万智さんの心意気がステキ!
と思いました。

そうです!

日本人なら、日本語をまずキチンと習得しよう!



などと、英語耳や 発音の習得に
人一倍 時間をかけてきて、

しかも 子供達を 当時の「渋沢国際学園」に通わせて
<耳>を養おうと努力した母の この私が

言って良いものかどうか・・・?





でもね。。。

何のために外国語を習得しようとするのか?
と思うと、ね。



言語は、単なる コミュニケーションの道具なわけです。

もちろん、入試などの テストの合否に関わってくるのですが。

それでも、その学力の向上には 習得意欲が必要だと思うのです。

何のために 外国語を習得したいと 人は思うか?

それは やはり コミュニケーションのためだと思うのです。



自分の母国語が通じない人達がいる。

けれど、どうにかして 伝えたい!

そう思う事が、意欲につながります。



という事は、「伝えたい何か」「伝えたい誰か」がないと、
人は 頑張る意欲を持ち続けるられないという訳です。

「伝えたい何か」がいっぱいあって、
たくさんの「伝えたい誰か」がいたら、
何語だろうと、習得できそうな気がしませんか?



人は 人とのつながりが必要です。

人との出会いを喜びとする事ができて、

「これを伝えたい!」と思える事がたくさんあったら、

人は 言語や 言語を越えたもので
なんとか意思の疎通をはかろうとするのではないでしょうか?



言語の習得のために
一番 心がけなければいけないのは、
「ああ! これを、他の誰かに伝えたい!」
と思えるような感動を味わう体験なのだと思います。

あ、これ、面白い!

あれ? これ、こうなってるんだ?

え? それって、そういう事なの?

え? 知らなかったよ!

ねえ、ねえ、聞いて!

そんな事を感じて 
人に伝えたくなるなるような体験を

若い人達には いっぱい、してほしい。

いっぱい感じて、いっぱい考えてほしい。



そして、
考える時、人は 母国語がキチンと習得されていなければ
深く思索する事は 難しいのではないでしょうか。

俵万智さんの覚悟は、
外国語習得に向けて、まっとうな考え方かと思います。

ですから、
大学入学共通テストを受けるずっと前から、
「体験する事」と「母国語の習得」を 心がけてほしい。




人に伝えたくなるような体験を、
若くない人達にも、いっぱい してほしい(笑)。

受験勉強から ずっと遠ざかった年代の人達は
きっと 放っておいても 面白い事を求めていれば
できていると思いますが。





          





「魂が求めているのは、体験そのもの」
と言った方がいます。

その人によると、
<魂>は 
良い事も悪い事もひっくるめて、
「体験する事」だけを求めているのだそうです。

だとしたら、何もしない人生なんて、
文字通り、魂の抜けたようなもの、という事になります。

失敗した事や 苦労した事ほど 後になると 良い思い出になったりする、
という事を
私たちは 体験していますよね?



いっぱい体験して いっぱい感動して
「ねえ、聞いて 聞いて!」
をいっぱい言いたいですね。

それを言われた時は、
うっとおしい、なんて言わないでね(笑)。



菊花展

2018-11-03 | おしゃべり
昨日、豊里公民館に寄って 菊花展を見てきました。


     


キレイな菊がいっぱいです!


     


中瀬の吉祥寺の大玄関を
菊の花でいっぱいにして下さった方を思い出しながら
歩いて来ました。

スプレー菊などもありましたが、
大きくて 写真を撮影するのをあきらめたものも(苦笑)。

ここまで育てるには たくさんの工夫が必要なのかもしれません。

それでも 美しく花を咲かせてくれれば
苦労も報われるのでしょう。


     


菊花展は 明日の4日までです。



臓器提供の意志

2018-09-15 | おしゃべり
新しい健康保険証が届きました。

住職も私も、ずっと国民健康保険です。

裏には、こう書かれています。



※ 以下の欄に記入することにより、臓器提供に関する意志を表示することができます。

  記入する場合は、1 から 3 までのいずれかの番号を 〇 で囲んでください。


1, 私は、脳死後及び心臓が停止した死後のいずれでも、移植の為に臓器を提供します。

2, 私は、心臓が停止した死後に限り、移植の為に臓器を提供します。

3, 私は、臓器を提供しません。

《 1 又は 2を選んだ方で、提供したくない臓器があれば、× をつけてください。》

                   【心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球】






保険証の裏に こういう欄ができてから、何年になるでしょう?

私はいつも 1 に丸をつけて 本人署名の場所に署名し、
家族著名の場所に 住職に名前を書いてもらっています。



こういうのができて、
ああ、これで 臓器提供が進むなぁ、
と嬉しくなった事を覚えています。





けれど、果たして どれくらい進むのでしょうか?

特に
本人が臓器の提供を望んでいて
家族が了承してサインしていたとして、

いざ 本当に その時になって

機械によって息をさせてもらっているとして

呼吸音のする人、触ると温かい人の

機械を止めて その身体を切り刻んでいいよ、と

本当に言えるでしょうか?



まあ、脳死の判定には 間違いがないと仮定して、
それでも 家族の心は 揺れ動くのではないでしょうか。

覚悟は決めているつもりでも、
揺れ動くのが当たり前ではないでしょうか。





こういった動きが本格化して、
臓器移植が増えたのは 確かな事でしょう。

その恩恵を受ける人も 少しは増えているでしょう。



私の場合、
いざとなると、
どうするか、どうなるかは、わからない。

わからないけど、私は 今年も 1番に〇を付けて
住職にサインを加えてもらいました。





          
          鐘楼の南に 工夫を凝らした焼却炉を設置中。
          オリジナルデザイン(?)です。



もろはしせいこう 超大型紙芝居の世界

2018-09-12 | おしゃべり
住職でもある作者は、
これは布教活動のひとつでもある、とおっしゃっていましたが。



          



一昨日、「もろはしせいこう 超大型紙芝居の世界」という公演を
池袋の あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
という所で 見てきました。

東池袋駅から、もう、ほんと、すぐ! です。





超大型紙芝居、というのは、もちろん、紙芝居です(笑)。

超大型というのは、どのくらいの大きさかというと、
130cm × 90cm です。

P60の キャンバスのサイズだそうです。

このサイズの 段ボールに描いた絵を、
語りに合わせて 動かし、引き抜きます。

ステージも客席も暗く、
絵にスポットライトが当たっているので、
心は 別世界に飛んで行ってしまいます(笑)。





なにしろ、朗読(「語り」とよんでいます)がスゴイ!

引き込まれてしまいます。



面白いのは、効果音!

ギターもありますが、
お寺の楽器、総動員! という感じ。

そういえば、吉祥寺の住職も、
「お寺には 楽器がいっぱいある」
といつも言ってます。

この公演では 法螺貝を吹き鳴らし、
銅鑼や太鼓を 叩き、
チ~~~~ン。。。
なんてのもありました。




今回は
「茂吉のねこ」「月夜とめがね」「くもの糸」「注文の多い料理店」「モチモチの木」
の五作品が上演されました。

私は 松谷みよ子原作の『茂吉のねこ』は 知りませんでした。

読んだ事はあって、忘れたのかもしれません。

『月夜とめがね』は 小川未明、
『モチモチの木』は 斎藤隆介。

あとは、皆さんもご存知でしょうか?






ロビーには 『茂吉のねこ』に出てくる妖怪のオブジェも。





いただいたパンフレットによると、
絵本は世界中にありますが、
紙芝居は 日本にしかない 独自の表現形式なんだそうです。

想像以上にその世界は深淵です!



          

絵本は ドアを開くようにめくる。

紙芝居は ふすまを引くように場面展開する。



          
           


ふすまの向こうに 見知らぬ世界が隠れていて、
開けるたびに 次の部屋が現れる。

時には途中で止めて隠す。

そういえば、紙芝居を引き抜くときには
途中で止める他に、
「ゆっくりと引く」「さっと引く」
という技法(?)が ありますね。






ギャラリートークでの諸橋精光師。

ロビーでは、すずき出版が 諸橋師の紙芝居(ふもちろん、フツーの)や 
絵本や カレンダーを販売していました。





心が素直な童に還って、気持ちよく帰宅できました。



応援🎵

2018-09-05 | おしゃべり
これは確か金曜日の夜のテレビ。

イントロクイズの番組で 
懐かしい曲が出てくるのを 楽しんでいました。

あんな、曲の出だしの ほんのチョピットだけで、
どうして曲名を当てられるんでしょうね? 本当に!(笑)



その番組の中で、「甲子園の応援団」のコーナーがありました。

なんと、去年の甲子園優勝校の応援団として、
花咲徳栄高校のブラスバンドが出演してましたよ!



         



このコーナーでは、
クイズに正解すると ブラスバンドが チアガールと一緒に 
そのタレントを応援してくれてました!

すると、お笑い芸人などのタレント達が 
意外なほどに すごく感激していたのです!



そうか~。

応援してもらうと、嬉しいんだ~!

と思ったのでした。



と、そこで思い出したのが、。

青空応援団の事です。



                   



震災の泥かきボランティアだった スコップ団の流れから始まった応援団。

いろんな場所に行って 応援してるようです。

感動的な応援風景も ネット上で たくさん見てきました。

なかなか体力・筋力が必要そうです。



人は 誰かに 一所懸命に応援してもらうと、とても嬉しいみたいです。

きっと もっと 頑張れるんじゃないかなと思います。

頑張り続けていると くたびれちゃうけど、
応援してもらうと また立ち上がれるんじゃなかなと思います。



テレビの中で 応援してもらって 気持ちよさそうにしているタレントさん達が
うらやましく思えた夜でした。



上武大橋が語る歴史

2018-09-05 | おしゃべり
日曜日、大河ドラマの流れで ニュース845を見ていました。

上武大橋が映って、ビックリしました。

なんでも、古い上武大橋(新上武大橋じゃない方の上武大橋の、古いヤツ)を
歴史遺産として 保存しようよ、という動きがあるらしいです。

テレビに映っていたのは、第二次世界大戦時の弾痕。

そんなに古かったんだっけ?

と思ったら、そう言えば あれは 明治16年のものだった!


          



おっと違った、昭和9年です。

上武大橋は、1934年10月30日開通の鋼橋 だそうです。

(参照:Weblio辞書 上武大橋

上のページには、

「旧橋は2018年7月頃より解体される予定。」

とあります。

あら、今年の7月じゃない?


          (2012年10月撮影 だそうです)



保存には お金も場所も必要ですが、
一度失ってしまったものは とり戻せませんから、
よく考えていただきたいものです。

戦争の記憶に連なる遺産ならば、
平和学習にもつながるかもしれません。

くっきりと残る跡は、心を動かします。