紫四季歩 美VersionⅤ

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小諸市 笊蕎麦 刻 二色もり(ざると田舎)

2021年03月04日 | 長野県 グルメ

凄く質素な感じ

目立たないじゃないか!

シンプル過ぎる

店内もシンプル

2色もりを注文

まずはざるが登場

甘さを感じます

極太の田舎

ひたすら噛みます

風味は有ります

当然蕎麦湯

裏口も質素

何と言うか、一度気に入ると同じような物を求める。

蕎麦を食べて気に入れば、また蕎麦を食べたくなる。

前々から、小諸駅近くの蕎麦屋が気になっていた。

何しろ、最初は店だと思わなかった。

暖簾が出ているが、目立たない。

刻 ざる 田舎 かけと書いた木の板。

何という、アプローチの低さ。

中に客がいるのかどうか?

それすらも分からない。

小諸駅前に来るたびに、気になっていた。

ネットで調べるが、蕎麦屋であることは間違いない。

気にはなっていたが、1年がかりで入店することを決意。

中に入ってみた。

中に入ると、カウンターとテーブル席。

広い店ではない。

先客は1人、テーブルに座っていたので、自分もテーブルへ。

蕎麦打ちの場所が、ガラスに囲まれている。

店内は、新しいのかな?

落ち着いた雰囲気で、質素な印象。

極力飾りを廃し、落ち着きを醸し出す。

まるで、CR平家物語の様なシンプルさ。w

メニューもシンプルである。

ノーマルリーチとスーパーリーチの2つだけの様な印象。

ざる、田舎、とろろ、2色もり、かけ、そばがき。

南蛮も天ぷらも無い。

何という、ストイックな店なのだ。

この様な店では、コスパ云々ではない。

蕎麦を堪能させていただきましょう。

私は、2色盛1100円をチョイス。

大盛りにはしなかった。

店主は若いかな?私よりは若い様だ。(さあ~私は幾つでしょう)

店主も、寡黙な感じ。

それほど待たずに、ざるが提供される。

 

 

 

 

ひとつのザルに、2種類盛ってくるかと思ったが違った。

薬味はネギとワサビだが、チューブのワサビか。

せめて、チューブでも生おろしを使って欲しいね。

まずは、一本蕎麦をそのまま啜る。

二八の様ですね。

噛むと、甘みをほんのりと感じる。

次に、そばつゆに浸ける。

半分ほど浸し、啜る。

細めなので、啜り易い。

ところで、ざるなのに海苔は無いね。

無くてもいいけど。

そばつゆは、ダシの効いた物。

キリリとした感じかな。

やはり、蕎麦の甘みを感じますね。

香りは、そうでもないと思う。

ワサビを蕎麦にのせ、啜ってみる。

甘さが強調された気がする。

ざるが減ってくると、田舎が提供される。

田舎は極太だ。

一本を口に入れると、ひたすら咀嚼。

結構ハード系ですね。

のど越しではなく、風味を噛んで楽しむ。

卓上に七味があったので、かけて食べてみます。

香りと風味が増し、甘さが引き出されたかな。

やがて完食。

蕎麦湯が出てきて、ゆっくりと楽しみます。

蕎麦好きの方のお店ですね。

お酒の種類も何種類かありますが、ツマミはそばがきと焼き味噌だけ。

近所に住んでいるのであれば、日本酒とそばがきもありか。

シンプルでありながら、潔い感じでした。


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