凄く質素な感じ
目立たないじゃないか!
シンプル過ぎる
店内もシンプル
2色もりを注文
まずはざるが登場
甘さを感じます
極太の田舎
ひたすら噛みます
風味は有ります
当然蕎麦湯
裏口も質素
何と言うか、一度気に入ると同じような物を求める。
蕎麦を食べて気に入れば、また蕎麦を食べたくなる。
前々から、小諸駅近くの蕎麦屋が気になっていた。
何しろ、最初は店だと思わなかった。
暖簾が出ているが、目立たない。
刻 ざる 田舎 かけと書いた木の板。
何という、アプローチの低さ。
中に客がいるのかどうか?
それすらも分からない。
小諸駅前に来るたびに、気になっていた。
ネットで調べるが、蕎麦屋であることは間違いない。
気にはなっていたが、1年がかりで入店することを決意。
中に入ってみた。
中に入ると、カウンターとテーブル席。
広い店ではない。
先客は1人、テーブルに座っていたので、自分もテーブルへ。
蕎麦打ちの場所が、ガラスに囲まれている。
店内は、新しいのかな?
落ち着いた雰囲気で、質素な印象。
極力飾りを廃し、落ち着きを醸し出す。
まるで、CR平家物語の様なシンプルさ。w
メニューもシンプルである。
ノーマルリーチとスーパーリーチの2つだけの様な印象。
ざる、田舎、とろろ、2色もり、かけ、そばがき。
南蛮も天ぷらも無い。
何という、ストイックな店なのだ。
この様な店では、コスパ云々ではない。
蕎麦を堪能させていただきましょう。
私は、2色盛1100円をチョイス。
大盛りにはしなかった。
店主は若いかな?私よりは若い様だ。(さあ~私は幾つでしょう)
店主も、寡黙な感じ。
それほど待たずに、ざるが提供される。
ひとつのザルに、2種類盛ってくるかと思ったが違った。
薬味はネギとワサビだが、チューブのワサビか。
せめて、チューブでも生おろしを使って欲しいね。
まずは、一本蕎麦をそのまま啜る。
二八の様ですね。
噛むと、甘みをほんのりと感じる。
次に、そばつゆに浸ける。
半分ほど浸し、啜る。
細めなので、啜り易い。
ところで、ざるなのに海苔は無いね。
無くてもいいけど。
そばつゆは、ダシの効いた物。
キリリとした感じかな。
やはり、蕎麦の甘みを感じますね。
香りは、そうでもないと思う。
ワサビを蕎麦にのせ、啜ってみる。
甘さが強調された気がする。
ざるが減ってくると、田舎が提供される。
田舎は極太だ。
一本を口に入れると、ひたすら咀嚼。
結構ハード系ですね。
のど越しではなく、風味を噛んで楽しむ。
卓上に七味があったので、かけて食べてみます。
香りと風味が増し、甘さが引き出されたかな。
やがて完食。
蕎麦湯が出てきて、ゆっくりと楽しみます。
蕎麦好きの方のお店ですね。
お酒の種類も何種類かありますが、ツマミはそばがきと焼き味噌だけ。
近所に住んでいるのであれば、日本酒とそばがきもありか。
シンプルでありながら、潔い感じでした。