300年の歴史を持つ石畳
ひっそりとして情緒ある温泉街…
確か私が大学生の時に仲間と合宿して以来のはずだ。
でもみんなで飲んだ以外の記憶がない。
あの時もやまなみから下ってきたはずだが
まったく初めての場所の様だった。
湯平温泉
急な下りのコーナーを曲がった所に
その温泉街に続く登って行く石畳があった。
かなりゴツゴツしていたが車も入って行くので後を追ったが
あの凹凸は思った以上に運転し辛く
また途中から車一台が通るのがやっとの様な道で
路肩にバイクを停める事もできなかった。
５つ程ある共同浴場から今回は“中の湯”を選んだ。
200円を料金箱に入れて、中に入って浴槽のお湯を見てびっくり
色が赤いのだ！
鉄分が多いと酸化して茶色く染まるのだが
ここは薄い赤ワインという感じなのだ。
成分は塩化ナトリウム、ややぬるい優しい感じのお湯だ。
窓を開けるとすぐ脇には川が流れ、紅葉が綺麗な感じでGood。
平日のお昼前だったからか、だれも入って来ず独り占めだった。
もっとも、ちっちゃな温泉街なので観光客もほとんどいなかったのだが。
学生の時、有料だった赤い大きな橋は今は無料で開放されていた。
国道にぶつかると左折して由布院を目指す事にする。