今月の "旧作覚書き" は、
9月16日(日・祝)の新文芸坐オールナイト・プログラム
「 4作品でトムハが5人! トム・ハーディと一夜を共に 」で鑑賞した、
トム・ハーディ出演作品です。
1. ダンケルク( 原題:Dunkirk )【DCP】
2. レジェンド 狂気の美学( 原題:Legend )
3. オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分( 原題:Locke )
4. マッドマックス 怒りのデス・ロード( 原題:Mad Max: Fury Road )
※ 1. はリンク先の記事をはじめ、何度も語っているので、
ここでは、2. 3. 4. について書きます。
ちなみに、オールナイト前日の 9月15日がトム・ハーディの誕生日 だそうです。
私がこれまでに鑑賞したことがある、トムハ出演作は以下の通り。
■名前を知る前に、見ていた作品
「 ブラックホークダウン 」「 ドット・ジ・アイ 」「 仮面の真実 」
■名前を知った作品
「 インセプション 」
■すっごく上手い役者さんなのでは! と認識した作品
「 裏切りのサーカス 」
■あれ? この演技は苦手かも ・・ となった作品
「 チャイルド44 森に消えた子供たち 」
■やっぱり上手いなぁ、格好良いなぁ、とあらためて思った作品
「 ダンケルク 」
なので、役作りの上手さは信頼できるけれど、時々苦手でもある、位置づけですね。
私のなかでの、トム・ハーディという俳優さんは。
一晩かけて4作品連続で鑑賞し、その印象はより強くなったのですが、
どんな時に "苦手" と思うかが、すごくハッキリしました(笑)。
トムハの「声」です!
トム・ハーディは、"目" の演技の饒舌さと、役により纏う雰囲気の変わるところとが、
抜群に上手くて、そこが私は好きだし、信頼している所以なのですが、
実は、"声" も驚くほど、役柄によって変えてくるのだと知りました。
そして、"声" = "聴覚を通して得られる要素" は、視覚と同等か、それ以上に、
受け手側の好みによって、受け止め方がもの凄く左右されるのだと痛感。
つまり、今回の上映作品を、ざっくり "トムハ" に絞って好きな順で言うと、
■トムハのビジュアル的に、好き
「Mad Max: Fury Road」>=「Locke」>「Legend」
■トムハの声的に、好き
「Locke」>「Mad Max: Fury Road」>「Legend」
になる訳です。 って、いきなり原題表記にしてスミマセン、邦題の文字数が長いので。
(「ダンケルク」は、もちろん "別枠" なので抜かしています。)
「Legend」は、ギャングやマフィアのジャンル映画がそもそも好きではないのですが、
トムハの第一声を聞いた瞬間に、「ごめん。コレは、確実に苦手なトムハだ」となりました。
それでも、双子のクレイ兄弟を一人二役できっちり演じ分けるのは、流石に上手いです。
「Locke」と「Mad Max: Fury Road」は、作品の個性が違いすぎるので、
本来、比較できるものではないですが、敢えて順位をつけるなら ・・ ということで。
画面に映るのはトムハだけ! という設定がステキな「Locke」は、
受話器越しに声だけで登場する相手と、トムハとの、会話だけで展開するお芝居がイイ!
だからこそ、オリヴィア・コールマン、アンドリュー・スコット、トム・ホランド
といった、声のみながらも、共演陣の豪華なことに納得がいきます。
この作品の性質からして、聴き心地の良い、高過ぎず低音過ぎもしないトーンを、
演じるキャラクターの "声" に選ぶのは、役作りとして当然なのかもしれないけれど、
トム・ハーディの声の演技を、たっぷりと味わうことができる良作でしたー。
そして「Mad Max: Fury Road」!
"マッドマックス" シリーズは、これまでに全然見たことがなくて、
でも、この作品を見るなら、やはり映画館だよね~、という思いもあり、
良い機会だから! と勢いだけで臨んだのですが、スゴかった(笑)
描き出す世界観にみあうビジュアルと音響を、徹底してつくり込む作品は、やはり面白いな。
トムハは最初、別人が声をあてている? と思ったほど、予想外に太くて低い声音に
驚いたのですが、台詞も多くはないので、途中で気にならなくなりました。
というか、この作品のスピードについていくには、そんなことに構っている暇がない(苦笑)。
スクリーンに視線釘づけ状態で、気つけば、2時間があっという間に過ぎていました!
実は、このトムハ・オールナイトの日に、
私は早朝6:30過ぎに現場入りしないといけない、外仕事が入っていたため、
移動の合間に多少の仮眠は取れたものの、途中で寝落ちるかも ・・ という不安があったのですが、
ふたを開ければ、一度もウトウトすることなく、4作品完走v となりまして、
上映順の絶妙なプログラム構成に、感心しきりです♪
(新文芸坐さん的には、物語の時代設定順 らしいのですが。。)
最後に、今回の結論を。
トム・ハーディは、やはり格好良い。
9月16日(日・祝)の新文芸坐オールナイト・プログラム
「 4作品でトムハが5人! トム・ハーディと一夜を共に 」で鑑賞した、
トム・ハーディ出演作品です。
1. ダンケルク( 原題:Dunkirk )【DCP】
2. レジェンド 狂気の美学( 原題:Legend )
3. オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分( 原題:Locke )
4. マッドマックス 怒りのデス・ロード( 原題:Mad Max: Fury Road )
※ 1. はリンク先の記事をはじめ、何度も語っているので、
ここでは、2. 3. 4. について書きます。
ちなみに、オールナイト前日の 9月15日がトム・ハーディの誕生日 だそうです。
私がこれまでに鑑賞したことがある、トムハ出演作は以下の通り。
■名前を知る前に、見ていた作品
「 ブラックホークダウン 」「 ドット・ジ・アイ 」「 仮面の真実 」
■名前を知った作品
「 インセプション 」
■すっごく上手い役者さんなのでは! と認識した作品
「 裏切りのサーカス 」
■あれ? この演技は苦手かも ・・ となった作品
「 チャイルド44 森に消えた子供たち 」
■やっぱり上手いなぁ、格好良いなぁ、とあらためて思った作品
「 ダンケルク 」
なので、役作りの上手さは信頼できるけれど、時々苦手でもある、位置づけですね。
私のなかでの、トム・ハーディという俳優さんは。
一晩かけて4作品連続で鑑賞し、その印象はより強くなったのですが、
どんな時に "苦手" と思うかが、すごくハッキリしました(笑)。
トムハの「声」です!
トム・ハーディは、"目" の演技の饒舌さと、役により纏う雰囲気の変わるところとが、
抜群に上手くて、そこが私は好きだし、信頼している所以なのですが、
実は、"声" も驚くほど、役柄によって変えてくるのだと知りました。
そして、"声" = "聴覚を通して得られる要素" は、視覚と同等か、それ以上に、
受け手側の好みによって、受け止め方がもの凄く左右されるのだと痛感。
つまり、今回の上映作品を、ざっくり "トムハ" に絞って好きな順で言うと、
■トムハのビジュアル的に、好き
「Mad Max: Fury Road」>=「Locke」>「Legend」
■トムハの声的に、好き
「Locke」>「Mad Max: Fury Road」>「Legend」
になる訳です。 って、いきなり原題表記にしてスミマセン、邦題の文字数が長いので。
(「ダンケルク」は、もちろん "別枠" なので抜かしています。)
「Legend」は、ギャングやマフィアのジャンル映画がそもそも好きではないのですが、
トムハの第一声を聞いた瞬間に、「ごめん。コレは、確実に苦手なトムハだ」となりました。
それでも、双子のクレイ兄弟を一人二役できっちり演じ分けるのは、流石に上手いです。
「Locke」と「Mad Max: Fury Road」は、作品の個性が違いすぎるので、
本来、比較できるものではないですが、敢えて順位をつけるなら ・・ ということで。
画面に映るのはトムハだけ! という設定がステキな「Locke」は、
受話器越しに声だけで登場する相手と、トムハとの、会話だけで展開するお芝居がイイ!
だからこそ、オリヴィア・コールマン、アンドリュー・スコット、トム・ホランド
といった、声のみながらも、共演陣の豪華なことに納得がいきます。
この作品の性質からして、聴き心地の良い、高過ぎず低音過ぎもしないトーンを、
演じるキャラクターの "声" に選ぶのは、役作りとして当然なのかもしれないけれど、
トム・ハーディの声の演技を、たっぷりと味わうことができる良作でしたー。
そして「Mad Max: Fury Road」!
"マッドマックス" シリーズは、これまでに全然見たことがなくて、
でも、この作品を見るなら、やはり映画館だよね~、という思いもあり、
良い機会だから! と勢いだけで臨んだのですが、スゴかった(笑)
描き出す世界観にみあうビジュアルと音響を、徹底してつくり込む作品は、やはり面白いな。
トムハは最初、別人が声をあてている? と思ったほど、予想外に太くて低い声音に
驚いたのですが、台詞も多くはないので、途中で気にならなくなりました。
というか、この作品のスピードについていくには、そんなことに構っている暇がない(苦笑)。
スクリーンに視線釘づけ状態で、気つけば、2時間があっという間に過ぎていました!
実は、このトムハ・オールナイトの日に、
私は早朝6:30過ぎに現場入りしないといけない、外仕事が入っていたため、
移動の合間に多少の仮眠は取れたものの、途中で寝落ちるかも ・・ という不安があったのですが、
ふたを開ければ、一度もウトウトすることなく、4作品完走v となりまして、
上映順の絶妙なプログラム構成に、感心しきりです♪
(新文芸坐さん的には、物語の時代設定順 らしいのですが。。)
最後に、今回の結論を。
トム・ハーディは、やはり格好良い。