今月みた映画 ( 旧作 ) の覚書きです。
すべてDVD鑑賞で、 多少のネタバレあり です。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
★ アマデウス - ディレクターズ・カット版
( 原題 : Amadeus )
10/7(土)~11/3(祝)にかけて、
MOVIX橋本 で開催されている 「 橋本音楽映画祭 」 の
第1週目ラインナップに入っていたのですが、
如何せん、橋本まで行く時間も体力も無かったので、
諦めて、DVDをレンタルしてきました。
圧巻はやはり、ラストのクライマックス、
モーツァルトが、彼の遺作となる 『 レクイエム K.626 』 を、
サリエリに口述筆記させながら作曲していくシークエンスです。
モーツァルトを死に追いやろうとする負の情念と、
天才が芸術を生み出す瞬間に共に在る ・・ という興奮とが綯交ぜとなって、
計り知れない高揚感に包まれていたであろうサリエリ。
そして、文字通り、己の命を削りつつ、旋律を紡ぎ出していったモーツァルト。
いかにも劇的なこのエピソードは、けれど、史実には無い完全な創作の部分で、
それでも、フィクションの妙味とは、こういう事なのだろうと思います。
あぁ、やはり映画館で観たかった (>_<)
★ ピクニック at ハンギング・ロック
( 原題 : Picnic at Hanging Rock )
1900年2月14日、オーストラリアで実際に起きた
失踪事件に基づくと言われているミステリアスな作品で、
監督は 『 M&C 』 等のP・ウィアー。
モデルとなった事件が迷宮入りしている為か、
映画でも無理に解決させるような手段は取らずに、
謎を謎のまま残して終わるのですが、
多くを語らずに行間で読み取らせようとする、その徹底した演出ゆえに、
“ この世には人智を越えた力が存在する ” と、妙に肯かせるものがあります。
その一方で、いわゆる通過儀礼的な出来事をアレゴリカルとして描いたのか?
と思わせるような雰囲気も漂っており、作中に聖性と俗性のどちらを見出すか、
鑑賞者によって非常に幅がありそうな、面白味のある作品でした。
*~*~*~*~*
ひとつだけ、どうしても気になっている事を。。
失踪現場から、記憶を失いつつも戻ってきたマイケルとアーマの2人ともが、
丁度、右の眉毛の上あたりに、全く同じ形の傷を作っていたんですよねぇ。
額の右側って、何らかを象徴する部位 ・・ なのでしょうか。
山の中で、マイケルとアーマがそれぞれ発見される件りは、
物凄い緊迫感でゾクゾクしてしまい、まさに、手に汗にぎる状態で見ておりました。
★ 仮面の真実
( 原題 : The Reckoning )
以前 ・・ かなり前ですが ・・ 、
原作本を紹介した作品の映画版です。
感想は、こちらの記事に追記 する形にしました。
すべてDVD鑑賞で、 多少のネタバレあり です。
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★ アマデウス - ディレクターズ・カット版
( 原題 : Amadeus )
10/7(土)~11/3(祝)にかけて、
MOVIX橋本 で開催されている 「 橋本音楽映画祭 」 の
第1週目ラインナップに入っていたのですが、
如何せん、橋本まで行く時間も体力も無かったので、
諦めて、DVDをレンタルしてきました。
圧巻はやはり、ラストのクライマックス、
モーツァルトが、彼の遺作となる 『 レクイエム K.626 』 を、
サリエリに口述筆記させながら作曲していくシークエンスです。
モーツァルトを死に追いやろうとする負の情念と、
天才が芸術を生み出す瞬間に共に在る ・・ という興奮とが綯交ぜとなって、
計り知れない高揚感に包まれていたであろうサリエリ。
そして、文字通り、己の命を削りつつ、旋律を紡ぎ出していったモーツァルト。
いかにも劇的なこのエピソードは、けれど、史実には無い完全な創作の部分で、
それでも、フィクションの妙味とは、こういう事なのだろうと思います。
あぁ、やはり映画館で観たかった (>_<)
★ ピクニック at ハンギング・ロック
( 原題 : Picnic at Hanging Rock )
1900年2月14日、オーストラリアで実際に起きた
失踪事件に基づくと言われているミステリアスな作品で、
監督は 『 M&C 』 等のP・ウィアー。
モデルとなった事件が迷宮入りしている為か、
映画でも無理に解決させるような手段は取らずに、
謎を謎のまま残して終わるのですが、
多くを語らずに行間で読み取らせようとする、その徹底した演出ゆえに、
“ この世には人智を越えた力が存在する ” と、妙に肯かせるものがあります。
その一方で、いわゆる通過儀礼的な出来事をアレゴリカルとして描いたのか?
と思わせるような雰囲気も漂っており、作中に聖性と俗性のどちらを見出すか、
鑑賞者によって非常に幅がありそうな、面白味のある作品でした。
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ひとつだけ、どうしても気になっている事を。。
失踪現場から、記憶を失いつつも戻ってきたマイケルとアーマの2人ともが、
丁度、右の眉毛の上あたりに、全く同じ形の傷を作っていたんですよねぇ。
額の右側って、何らかを象徴する部位 ・・ なのでしょうか。
山の中で、マイケルとアーマがそれぞれ発見される件りは、
物凄い緊迫感でゾクゾクしてしまい、まさに、手に汗にぎる状態で見ておりました。
★ 仮面の真実
( 原題 : The Reckoning )
以前 ・・ かなり前ですが ・・ 、
原作本を紹介した作品の映画版です。
感想は、こちらの記事に追記 する形にしました。