先日、ゆうやは作業所でカレンダー作りをしました。
10月といえば運動会のイメージがあるのでしょうか、ゆうやは運動会のシーンをいくつか選んでいます。
大人になった今ではもう運動会に参加する機会がありませんが、学生の頃は毎年張り切っていました。
小学校、中学校は普通の公立学校へ行きましたので、同級生と一緒に玉入れや綱引きなどに参加させて頂きました。
リレーは先生が車椅子を押して、一緒に走ってくださいました。
おじいちゃんやおばあちゃんも運動会に来てくれたことがあり、ゆうやにとっては楽しい思い出が沢山あります。
私の母もその頃は元気でしたので、お弁当を持って見に来てくれました。
また、特別支援学校に通うようになってからの運動会では、さらに多くの種目に参加できるようになりました。
徒競走などは、電動車椅子に乗る練習をさせて頂いて、最初から最後まで1人で走ることができました。
介助者なしにあんなに長い距離を1人で走行するなんて、貴重な体験をさせて頂きました。
運動会ではビックリした思い出もあります。
聴覚過敏のゆうやは「ピストルや笛の音にビックリする。」と言って徒競走のスタート時には、いつも耳を塞いでいました。
中学生の時の綱引きでは、いつまでも綱を持っていましたので綱が動いた時に車椅子に座ったままひっくり返ったことがありました。
カレンダーの右下のイラストでは、どんぐりがあります。
ゆうやは中学校の時、近くの公園に出て校外学習を受けたことがありました。
先生がどんぐりを拾って「これがどんぐりよ。」と教えてくださいました。
そのことが印象深くゆうやの心に残っているようです。
10月のカレンダーは、思い出の詰まったカレンダーとなりました。
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