昨日、作業所から帰宅したゆうやは、とても穏やかな表情でした。
作業所では、２月１日から静かに過ごすことができる人達の部屋ができたそうです。
ゆうやは午前中は皆と一緒に作業をしましたが、お昼ご飯は静かな部屋で食べたと言っていました。
午後からの作業も静かな部屋で取り組ませて頂いたので、落ち着いてできたそうです。
隣の大きな部屋ではやはり叫んでいる利用者さんがいたそうですが、別室には影響なかったとのことでした。
その話を聞いて、私はゆうやに言いました。
「お母さんは、とても安心したわ。」
ゆうやは大きく頷きました。
「これでボクも安心ですね。」
小学校も中学校も特別支援学級に所属していましたので、昼食は特別支援学級で食べていました。
静かな落ち着いた部屋で食べる習慣がついていました。
高校は特別支援学校に通い、最初は皆と一緒に食べていましたが、騒がしいのが苦手なゆうやは途中から別室で静かな生徒と一緒に食べるようになりました。
家でも食事中は「音楽もテレビも消して食べたい。」と言って、静かな空間で食べています。
作業所でも静かな人達と食べることができるようになり、とても嬉しそうでした。
職員さんもその部屋に常駐してくださるとのことで、私はさらに安心しました。
今朝は晴れやかな表情で足こぎ車椅子に乗ってから、作業所の車に乗りました。
迎えに来てくださった職員さんに感謝の気持ちを伝えました。
「行ってきま～す♪」
晴れやかな１日の始まりです。
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