ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

将来の生活場所について

2015-02-05 11:44:54 | 日記
最近、ゆうやは家に居る時は、泣き言が多いです。

「お母さん、作業所で大きな声を出す人がいるから辛いよ~。」
「どうして急に大きな声を出すの?嫌だなあ。」
「今日は本をバンバン投げる人がいて、怖かったよ。」

ゆうやの話を聞いていると、ゆうやが嫌がるのも当然だと思うこともあります。
ただ、重度の障害を持ったゆうやが活動できる場所はそうそう他にありません。

かなりの数の作業所を見学や研修に行きましたが、他の作業所の方がもっと意味不明な叫び声をあげる人が多かったです。
ゆうやが通っている作業所は、その中で最も静かな所でした。

叫ばない人ばかりの静かな作業所は、今のところ見つかっていません。
いつか静かに落ち着いて作業ができる所が見つかればと思います。

将来的なことを考えた時に、ゆうやは親から離れて暮らす日が来るでしょう。
そのときに、叫び声の中で1日中生活するのは無理だと思います。

ゆうやの精神がおかしくなってしまうかもしれません。
そこで、今、2つの案を考えています。

1つは、グループホームで暮らすことです。
ただ、ゆうやのような重度の人を受け入れてくれるグループホームがあるかどうかですがー。

もう1つは、高齢者と一緒に暮らすことです。
私の父が一時入っていた施設は、高齢者の方々と障害を持った若い方が一緒に暮らしていました。

お互いに支え合ってとてもいい雰囲気でした。
高齢者の方々は障害を持った方に頻繁に声をかけて心配したり世話を焼いたりしていました。

そのため、認知症の防止になると職員さんがお話されていました。
また、障害を持った若い方は、高齢者と一緒に生活することで社会常識や思いやりを身につけることができるのだそうです。

ゆうやの将来の生活に、希望の光が見えてきました。
これからゆっくりと考えていこうと思います。


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