ヘルパーさんの夏は大変です

昨日、ゆうやは作業所から帰ってきてから、いつものようにヘルパーさんに電車に乗りに連れて行って頂きました。

ヘルパーさん達のこうした仕事は、「移動支援」や「ガイド」と呼ばれています。
ゆうやはもっぱら電車に乗りに行くことが多いですが、映画鑑賞や買物などの時にも支援してくださいます。

夏休みということもあり、ヘルパーさんたちはプールに行くことが多いそうです。
元気いっぱいプールで何時間も遊ぶときもあると聞きます。
屋内プール、外のプール、海など、場所も様々です。

他にも屋外の活動としては、散歩をしたり、トレーニングをしたり、利用者さんの希望に応じてヘルパーさんたちは動いてくださいます。
ヘルパーさん達は、皆、熱中症にならないように「水分補給は欠かせない。」とおっしゃいます。

さて、昨日、電車を楽しんだゆうやは夕食前に帰宅しました。
昨日はガイドのヘルパーさんはそのまま次の仕事に行かれ、入浴介助のヘルパーさんは後から来てくださることになっていました。

夕食を食べながら、ゆうやは不思議そうな顔をして言いました。
「お母さん、今日ね、ヘルパーさんのおでこにチーズが貼っていたよ。」

「チーズ？」
私はしばらく考えました。

「チーズ、、、。チーズねえ、、、。」
そして、チーズが何を指しているか分かりました。

ヘルパーさんはとても日焼けをしてしまい、額の皮膚がペロペロ～とめくれ上がっていました。
真っ黒な額の上で、白い皮がめくれて沢山ヒラヒラ揺れていたのです。

私は笑いが止まりませんでした。
「ゆうや、あれはね、チーズではなくて、ヘルパーさんの皮膚なのよ。」

ゆうやは「ふ～ん。」と言いながらも、あまりよく理解できていない様子でした。
今日はまた同じヘルパーさんが夕方来てくださる予定ですので、もう一度説明しようと思います。

それにしても「おでこにチーズ」とは～。
ヘルパーさん達も皮膚を守るために、日焼け対策をしてほしいなあと思います。


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