瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
ゆうやは、車椅子を利用しています。
家内では家用の車椅子を、外出時には外用の車椅子を。
車椅子なしでは生活ができません。
必要不可欠な車椅子ではありますが、時々故障します。
昨日もふと見ると、ゆうやの姿勢を保つために脇下に取り付けているパッドが折れていました。
そのパッドは中心の分厚いプラスチックで支えられていたのですが、ポキッと折れていたのです。
右側は大丈夫でしたが、左側がどうにもこうにもゆうやの体を支えることができるようなレベルではありませんでした。
実は車椅子を新調する際、担当者が変わり、今までの担当者と言うことが異なりました。
「この脇パッドの芯はプラスチックで十分です。」
え?
今までの方は鉄芯を入れてくださっていましたけれど?
「いえいえ、大丈夫です。プラスチックが折れることなどありません。」
そうですか〜?鉄芯を入れてほしいのですけれど。
「大丈夫。折れませんから。今回はプラスチックで大丈夫です。」
あまりに担当者が推すので、私もそれじゃあ、と従いました。
そうしたら、これです!
折れたではありませんか!
その担当者は部署替えになり、今は別の担当者に変わりました。
新しい担当者は新人さんなのですが、一生懸命頑張っておられます。
新人ながら、前任者の後始末をして回らなければならない様子で大変そうです。
ブレーキも甘くなってきていますので、明日、調整していただくことになりました。
ブレーキの調整だけならその場で終わりますが、脇パッドの修理となると本体を工場に持ち込まなければなりません。
その間は、代替えの車椅子を用意して頂けませんので、ゆうやの古い車椅子に乗ることになります。
成人になると6年間は同じ車椅子に乗らなければなりませんが、6年も持つのでしょうか。
ちょっと心配になってきました。
現状では、日本の車椅子はとてもじゃありませんが丈夫ともスタイリッシュとも言えません。
ヨーロッパを見習って、早く技術習得してほしいものだなあとつくづく思うのでした。
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ゆうやは、毎日、装具を履いています。
ゆうやの装具はショートブーツのような形になっていて、革製です。
足首が倒れないように、内側と外側に支柱があります。
暑い時期はつま先が出るタイプのサンダルバージョンを履きますが、それ以外は足をすっぽり覆うブーツの形状のものを履いています。
毎日同じ靴を履き続けるのは望ましくないとは知りつつも、毎日同じ靴を履いています。
以前、水虫になった時に靴にも菌がついたかもしれず、ブーツの形状の方を履くと、すぐに水虫になってしまうのが悩みのタネでした。
現在は皮膚科に通い、水虫の根本治療を受けています。
あとは、靴の洗浄です。
菌を流してしまうことが可能なら、理想的なのですが〜。
近所のクリーニング店では靴の洗浄も受けているので、靴を持って行きました。
「ただ洗って乾かすだけなので、除菌できないと思います。もしもそれで良ければ、1ヶ月後のお渡しになります。」と言われました。
ネットで他のところを探すと、「靴専科」というお店がヒットしました。
そこでは、塩素の約7倍の殺菌効果があると言われているオゾン水を使っていることがわかりました。
早速、お店にゆうやの靴を持参しました。
お店の方はとても親切に対応してくださり、ゆうやの靴を受けてくださいました。
こうなったら徹底的に洗ってもらおうと思い、洗浄強化コースをお願いしました。
もう10年ほど履いていますのでところどころ禿げてきているところがあったのですが、そこも修理をお願いしました。
仕上がりは1週間後だそうです。
これでゆうやの靴は見違えるほどきれいになることでしょう。
滅菌されていれば、尚のこと嬉しく思います。
さてさて、1週間後が楽しみです♪
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毎晩、就寝中にゆうやの寝返りを何度か行います。
寝返りなら少々暗くても大丈夫です。
鼻血や排尿対応となると、そうもいきません。
時々、手元がよく見えなくて、尿をこぼしてしまうことがあります。
「お母さん、ズボン濡れたよ。」
「え?そうなの?ごめんなさい。」
あかりをつけて調べると、たいていはズボンにとどまらず、シーツまで濡れています。
シーツ交換や衣類交換、体の清拭など、夜中に大変な作業となります。
それもこれも全て暗くて手元が見えないことが原因です。
そういうわけで、私は夜中にさっと手元を照らしてくれるライトを買うことにしました。
調べてみると、いろいろ種類がありましたが、どれも2千円以内で買えそうなものばかりです。
私が買ったのはUSB充電式で1,500円程度のものでした。
クリップ形式になっていますがスタンド式にもなりますので、どこにでも設置できそうです。
スイッチのボタンはなく、さっと触れるだけで点灯し、首の部分は自由に動きますので角度を変えることができます。
明るさは3段階になっていて、夜中に使うには1番暗いレベルで十分です。
ライトが到着してすぐに、私はベッド脇に設置しました。
そしてその夜、早速使うことになりました。
ゆうやが高熱を出しましたので、氷枕の交換や体温測定など夜中も忙しかったのです。
体温測定した結果は、ライトをつけないと見えませんでした。
そっと手で触れたらパッとあかりがついて、とても便利でした。
「わ〜、便利〜。」と喜んだのもつかの間、体温は39度でしたので喜びは吹っ飛びました。
でも、介護しやすくてとても良かったです。
夜中の介護は手探りではだめですよね。
もっと早くにライトを設置していれば良かったと思いました。
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先日、ゆうやの首に傷ができていた件で、作業所の職員さんとお話することができました。
ちょうどゆうやを夕方送ってくださった際に、担当の職員さんが乗車しておられました。
ゆうやが車から降りてから、首のサポーターの付け方を改めて説明させて頂きました。
また、紙パンツの調整方法のコツなども実践でお伝えすることができました。
電話でもお伝えしていましたが、やはり百聞は一見にしかず。
職員さんも「よく分かりました。」とおっしゃいました。
おかげさまで首の傷もほとんど治り、良かったです。
今日はさきほど担当職員さんからお電話を頂きました。
「紙パンツの調整方法のコツを、今日は職員全員に申し伝えます。」と言ってくださいました。
コツさえ掴めば、紙パンツを正しく履かせることが可能だと思います。
最近は鼠蹊部に強い食い込みもあまり見られなくなってきましたので、これが最後のし上げになるといいなと思います。
今年に入ってから新しいヘルパーさんが来てくださっているのですが、前回シャンプー時に顔にお湯がバババ〜っとかかったらしく、ゆうやはとても困ったと言っていました。
どうしてもうまくできないので、ベテランヘルパーさんに交代して頂いてシャンプーの続きをしてもらったそうです。
介護というのは、普段自分が自分にしていることを人にするだけなのですが、それが人にするとなると難しいこともあります。
向きが反対になりますし、無意識にしていることも多々ありますので、それを意識するのに苦労されるようです。
回数を重ねて経験を積むことで、介護技術は上がっていきます。
何度も何度も繰り返すことの大切さを思ったのでした。
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先日、ゆうやの首に赤い筋のような傷が何本かできているのを見つけました。
私は、髭剃り負けしたのかなと思っていました。
けれど、ヘルパーさんが「これは髭剃りの時にできた傷ではないと思います。」とおっしゃいました。
なぜなら、首の後ろ側にも同じような傷ができていることが分かったからです。
よく見ると、前側に数本、後ろ側に1本、ありました。
傷はまっすぐ真横にできています。
もしも髭剃りの時にできた傷なら、こんなにまっすぐな傷ではないと思われます。
傷に塗り薬を塗りながら、いったいどうしてこんな傷ができたのかしらと思いました。
ゆうやが自分で爪で引っ掻いたのでしょうか。
でも、こんなにまっすぐな傷を何本も作ることはゆうやには不可能に思います。
ゆうやのパパが「あ!首のサポーターが原因では?」と思いつきました。
首のサポーターで傷ができたことは今まで一度もないのですが、首のサポーターを見ると裏側にマジックテープが縫い付けられていました。
そのマジックテープの端が鋭利でしたので、「もしかしたらこれが原因かもしれないね。」と話しました。
けれど、実際に使用する時にはマジックテープが皮膚に当たらないようになっているのですが、、、。
朝、私がゆうやの首に巻く際には、柔らかい布地が肌に当たっているので傷ができそうにもありません。
問題は、作業所からの帰りです。
職員さんがサポーターを巻いてくださる際に、服の下にサポーターを巻き、さらに緩く巻いておられたと思われます。
私はいつも服の上から巻いていますし、きっちり取り付けていますのでマジックテープが前に回ることはありません。
が、作業所から帰ってきた時には首のサポーターが緩すぎてマジックテープの部分が前に回っていることがあるのです。
緩すぎるとマジックテープの部分が皮膚に当たることになります。
そもそもそこまで緩いと首のサポーターの役目を果たさないので、取り扱い説明をしたのですがー。
今まで何年も使っていますが、こんな傷ができたのは初めてですので少々戸惑いました。
今朝は作業所の職員さんとお話しをして、首のサポーターのマジックテープが皮膚に当たらないようにお願いをしました。
体が不自由なゆうやは、すべて他人にお任せとなりますから体に傷ができてしまうことも度々です。
お世話をして頂いている側とすれば、これは仕方がないことなのかもしれませんがー。
新たな注意点が分かりましたので、今後は気をつけて頂けることでしょう。
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