瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその～。
ゆうやは悪性リンパ腫で１年ほど入院し、退院してからも３ヶ月に１度検査や診察を受けていました。
長くお世話になった病院でしたが、血液内科がなくなるということで、他の病院を紹介して頂くことになりました。
今日は朝から病院へ行き、ドクターから紹介状を頂きました。
「あとは地域医療相談センターで予約を取ってもらってください。」
ドクターにお礼とお別れを述べ、診察室を後にしました。
地域医療相談センターに行くと、ゆうやのCT画像をCDに入れて持たせてくださいました。
「これも新しい病院に持って行ってくださいね。」
新しい病院側もゆうやを受け入れてくださり、予約を取ることができました。
これからも検査を受けることができるので、良かったです。
治療を受けていた時は、体が辛くて長く感じた日々でした。
ゆうやの状態に一喜一憂し、私も綱渡りをしている気分でした。
長くお世話になった病院を出て、しみじみと無事に生きて帰ってこられたことに感謝しました。
２月に検査を受けたところですが、新しい病院には４月の初旬に行くことになりました。
今度ゆうやを担当してくださるドクターは、女医さんのようです。
どんな先生かな？
ゆうやも楽しみにしています。
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今日は、朝から悪性リンパ腫で入院していた病院へ行きました。
いつもより患者さんの数が少なくて、とても空いていました。
その訳は診察室に入ってわかりました。
なんと、この病院からもう血液内科がなくなるそうです。
ドクター達は全員、別の病院へ転勤されるとおっしゃっていました。
ショック〜！
で、ゆうやは今後どうしたら良いのでしょうか。
ドクターは、「もう検査はいいのであれば卒業ということで。もし、検査を受けたいのであれば、希望の病院へ紹介状を書くから、希望の病院を教えてください。」とおっしゃいました。
それはやっぱり検査を受けたいです。
思いつく病院名をいくつかドクターに伝え、交渉していただくことになりました。
それにしても、急なことで驚きました。
整形外科のドクターもこの春で退職されますし、血液内科のドクターも転勤されるとは！
血液内科までなくなるとは、思ってもみませんでした。
ゆうやは主治医がいた病院も内科がなくなってしまって困っていますが、今度はこの病院まで血液内科がなくなるなんて〜。
来月、紹介状を取りに行くことになりましたが、その際、この後の手続き等の説明もしてくださるとのことでした。
どこかの病院が、ゆうやを受け入れてくれるといいのですけれど〜。
来月までドキドキです。
次は私だけが病院へ話を聞きに行くことになりましたので、ゆうやにとっては今日が最後の診察です。
ゆうやは先生に感謝の言葉を述べて、診察室を後にしました。
「先生、有難うございました。」
「ゆうやくん、元気でね。」
「はい、ありがとうございます。」
大きな変化が次々とあり、節目を感じる今日このごろです。
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今日は、ゆうやは朝から病院へ行きました。
悪性リンパ腫の治療を受けていた病院で、先週血液検査を受けました。
今日は、血液内科の診察を受けてその結果を聞きました。
腫瘍マーカーはお蔭様で動いていませんでした。
脂肪肝がちょっと気になるところでした。
今年に入ってから皮膚からの細菌感染を１０回以上していることを伝えると、ドクターは「抗がん剤治療を沢山しましたから、免疫が下がっているのかもしれませんね。」とおっしゃいました。
とにかく睡眠をしっかり摂るようにと言って頂きました。
ちょうど昨夜、ほとんど寝ておらず、ゆうやにそう言って頂くことができて良かったです。
次に整形外科を受診しました。
悪性リンパ腫が骨盤を突き破って骨が溶けていた部分も、ほとんど元の形に戻っています。
ドクターは「本当に良かったね。整形外科はもう定期受診しなくても良いですよ。」と笑顔で言ってくださいました。
整形外科のドクターは、続けて「来年の春で病院を辞することになりました。」とおっしゃいました。
この病院にゆうやを受け入れてくださったのも、病気を突き止めてくださったのも、整形外科のドクターでした。
治療を血液内科で受けることが決まった後、血液内科の看護師さんに「ゆうやくんをよろしくお願いします。」と頭を下げてくださいました。
入院中も、頻繁に病室に様子を見に来てくださいました。
穏やかな笑顔を絶やさず、とても紳士的なドクターでした。
「今日が最後の診察です。」というドクターからのお言葉を聞いた時に、心の奥から感謝が溢れてきました。
「先生のおかげでゆうやは助かることができました。本当に有難うございます。」と私は感謝の思いを伝えました。
このような簡単な言葉では感謝を言い表すことができませんが、これ以上何か言うと涙が溢れてきそうでした。
ゆうやは「もう最後なの？先生は辞められるの？」と、突然のことに戸惑っていました。
何年もの間、本当にお世話になりました。
ゆうやが今、笑顔でいられることに改めて感謝をし、病院を後にしました。
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今週の火曜日は、ゆうやは作業所を休んで病院へ行きました。
先週、採血をした結果を聞きに行くためです。
悪性リンパ腫の治療を終えてから、早や６年が経ちました。
その後も何度か入退院を繰り返していますが、無事、作業所に通うことができています。
今回の血液検査の結果も大丈夫でした。
毎回、ドクターは笑顔で「元気で頑張ってくださいね。」と言ってくださいます。
ゆうやも「はい！頑張ります。」と笑顔で返事をしています。
少し脂肪肝かと思われる兆候がありましたので、気をつけなければならないようです。
前回の検査で脂肪肝が治っていたので、ちょっと油断していました。
揚げ物が好きなので、つい食べ過ぎてしまったようです。
ゆうやにも「外で唐揚げとかトンカツとか食べないようにしようね。」と言うと、ゆうやも納得していました。
「唐揚げが食べたいからね。」と言って、ゆうやはその夜、足踏みを一生懸命頑張っていました。
「運動したら脂肪肝が治るよね。」と張り切っていました。
普通は少し散歩をする程度の運動でこの程度の脂肪肝ならすぐに治るはずです。
ゆうやは自分で散歩することができませんから、軽度の脂肪肝でも治りにくいです。
今朝も足こぎ車椅子に乗って、足を動かしました。
朝晩、さらに頑張って運動するよう心がけましょう〜。
食事の方も揚げ物を控えめにして、早く脂肪肝を治したいと思います。
なんだかんだ言いながらもこうして毎日、作業所に通えることは幸せなことだなあと思います。
ゆうやを見送りながら、命あることの有り難さを改めて感じ入る朝でした。
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今日は朝から病院へ行きました。
先週受けた造影剤CTと血液検査の結果を聞きに行くためです。
朝一番に病院へ行きましたが、すでに大勢の人が待っていました。
まずは血液内科で受付をし、次に整形外科で受付をしました。
１時間ほどで血液内科の順番が回ってきました。
先生はCTの画像を見ながら説明してくださいました。
「骨盤の骨もきれいに治っています。腫瘍マーカーも安定していますよ。」
本当はCTではなくてPET検査を受けたかったのですが、ゆうやがガサガサ動きますのでPET検査を断念しました。
CT検査では１箇所しか撮影できませんので、次回また首のあたりを検査することになりました。
「多分大丈夫だと思いますが、念のために検査をしておきましょう。」
腫瘍は右耳の下にも転移していましたので、ドクターはそう言いながらゆうやの耳の下あたりを触診してくださいました。
ドクターには、最近、脈拍が落ちることがあって、他の病院で検査中であることも伝えました。
次回の検査と診察の予約を取り、診察室を出ました。
さあ、ここからが長時間待ちとなります。
いつも整形外科受診の時は、長く待つことになるのです。
水分補給をしながら、ゆうやはオムライスのお店のメニューを見ていました。
さらにまた１時間以上待ち、整形外科の順番が回ってきました。
ドクターはリハビリのことを尋ねてくださいましたので、訪問リハビリを受けていることを話しました。
「骨もすっかり治っていますから、しっかりリハビリ受けて頑張ってくださいね。」とドクターがゆうやに話しかけてくださいました。
整形外科のドクターが、最初にゆうやを受け入れてくださったおかげで、ゆうやはこの病院に入ることができました。
当時を振り返り、改めてドクターに感謝をしました。
診察が終わると、ゆうやはオムライスのことで頭がいっぱいなようでした。
「ボクは、チキンライスのオムライスを食べるよ♪」
こうして元気なゆうやの笑顔を見ることができて、本当に有り難いです。
１日１日を大切に感謝を忘れずに生きていきたいと思います。
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