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ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

バリアフリー展

2011-02-08 01:21:01 | バリアフリー関連
昨日、バリアフリー展の案内メールを受け取りました。
私は毎年、大阪で開催されるバリアフリー展に参加しています。

今年も下記のとおり開催されるようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆名称◆
バリアフリー2011(第17回高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展)

◆会期◆
2011年4月14日(木)~16日(土)3日間

◆開場時間◆
10時00分~17時00分

◆会場◆
インテックス大阪
(〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102)

◆入 場 料◆
無料(入場者登録制:当日会場での登録又はインターネットによる事前登録)

◆併催企画(予定)◆
基調講演・セミナー・ワークショップの開講
福祉施設向け、ケアマネジャー、ホームヘルパー向け等
特別企画展示
高齢者住環境フェア、高齢者施設防災対策フェア
企画コーナー
おむつコーナー、認知症疑似体験コーナー、介護保険相談コーナー、
目の見えない方・見えにくい方のための展示コーナー、e-ATパビリオン、
生活の中のちょっと困ったこと相談コーナー、福祉書籍販売コーナー など

◆同時開催◆
慢性期医療展2011
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

インテックス大阪の広い会場に、障害者用の車や入浴設備、ベッドなどの大きなものから、スプーンやお箸などの小さなものまで、多種多様なものがずらりと並びます。
私は毎年、会場の端から端まで見てまわるようにしています。

ゆうやにぴったりのものを見つけると、その場で購入できる小さなものは、その場で購入し、その日から使い始めます。
また、車椅子や歩行器、座位保持椅子などは、その場で試してみます。
いいなと思うものがあれば、係の方に説明を伺うようにしています。
紙パンツなど試供品があるものは頂いて帰り、ひとつひとつ試用してみます。

そうして見つけたものが、現在日常の介護やリハビリで沢山活躍しています。
新しいもの、より改善されたものが展示されているので、あちらこちらのブースを見るのがとても楽しいです。

今年も事前登録を済ませました。
今年は大阪で初めて高齢者及び慢性期医療の専門展である「慢性期医療展」が開催される予定です。
ゆうやプロジェクトとして、この「慢性期医療展」にも参加したいと考えています。

今から当日が楽しみです。


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バリアフリーの宿泊施設「和みの風」

2011-01-06 01:27:35 | バリアフリー関連
年末に、宿泊施設のオーナーの方からバリアフリーの宿泊施設を何件か紹介して頂きました。

書き込みをしてくださったのは、北海道上川郡で「和みの風」(http://www9.plala.or.jp/nagominokaze/index.html)という宿を経営されておられる方です。
オーナーのご夫婦は揃って看護師をなさっておられたそうです。

「和みの風」は木をたくさん使って建てられているので、館内に入れば木の香りがするそうです。
ラウンジからは十勝を象徴する防風林が眺められ、冬は薪ストーブで暖められるとのこと。
「和みの風」にはロバの「さくら」ちゃんもいます。
木の香りに包まれ、自然の中でとても癒されそうです。

また、車椅子利用者などの身体が不自由な利用者に対して、有料ですが入浴のお手伝いをしてくださるそうです。
浴室用のリフト、手すり、滑り止めマット、入浴用介護椅子や介護用電動ベッドなどもあると伺い、受け入れ態勢が整っていると思いました。
手足が不自由な人、食事制限がある人、聴覚障害や視覚障害の利用者にも対応されておられるようです。
予約の際は、前もってその旨をお伝えしておくと、お手伝いして頂けるとのことです。

「和みの風」のオーナーは、他にもバリアフリーの宿を紹介してくださいました。

  屈斜路湖のほとりのバリアフリープチホテル
   ピュア・フィールド 風曜日
     http://www.aurens.or.jp/hp/kaze/index.html

  富良野方面のバリアフリーの宿
   出会いの郷 とぅもろう
     http://www.biei-tomorrow.jp/

  山梨のペンション
   雅樹雅(あじゅが)
     http://www.ajuga.jp/

  北海道 美瑛にこれからバリアフリーペンションを作ろうとされておられる方のブログ
     http://letsinbiei.blog74.fc2.com/

障害があると、旅行がしたくてもなかなかできないと思っておられる方が多いと思います。
設備が整っているかどうか、手伝って頂けるスタッフの方がおられるかどうか~様々な不安があります。

こういったバリアフリーの宿が増えていくことは、障害がある人たちにとってはとても嬉しいことだと思います。
少し外へ出る勇気を出せば、旅行も夢ではありません。
ゆうやにも楽しみが増えました。

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宿泊旅行

2010-12-16 00:08:37 | バリアフリー関連
ゆうやが大きくなってから私達家族は、宿泊旅行をしたことがありません。
ゆうやパパは出張で宿泊を、ゆうやは宿泊研修、私は入院など各々では宿泊していますが~。

なぜ宿泊旅行をしないかというと、設備面での問題があるからです。
ホテルの場合、車椅子利用者であることを前もって伝えておくと、車椅子用トイレがある部屋に案内されます。
トイレは安心ですが、問題はお風呂です。
ゆうやが幼い頃は、抱きかかえてバスタブ内で体を洗うことができたのですが、成長すると、そうもいきません。
やはり、シャワーチェアーなどが必要になってきますが、私が今まで問い合わせたホテルにはシャワーチェアーはありませんでした。

旅館となると更に宿泊が難しくなります。
部屋の戸口で靴を脱ぎ、畳に上がる段階で行き詰まります。
車椅子から2~3人がかりで抱きかかえ、座椅子までゆうやを運ばなければなりません。
座椅子にやっとたどりついても、姿勢が崩れて倒れてしまいます。
たいていは、縁側に椅子が置かれているので、ゆうやはそちらに座ることになります。
いつ椅子から落ちるかわからないので、1人はそばで付き添う必要があります。

このような状況ですから、ゆうやはせっかくの温泉も断念しなければなりません。
そして、食事も座椅子に座って食べられません。
もっとも大変なのは、畳に敷かれた布団にゆうやを寝かせることです。
寝かせたり起こしたりするのは、介護者に非常な負担をかけます。

こういった理由から、ゆうやとの宿泊旅行を断念してきました。

ある日のこと、いつも行く美容院でパンフレットを頂きました。
そこには、~バリアフリーペンション「ととファミリー」~と書かれていました。
オーナーは社会福祉士かつ調理師、奥様は特別支援教育士スーパーバイザーという滋賀県にあるペンションです。

環境のバリアフリーはもとより、心のバリアフリーに努められ、温かい心遣いを至る所でされています。
食事では、無農薬野菜を仕入れ、アレルギーや離乳食にも対応してくださるそうです。
また、朝食には手作りパンを出しておられるそうです。

車椅子利用者にとっては、とても嬉しいペンションのようです。
車椅子利用者でなくても、一度訪れてみたいペンションだと思います。
パンフレットには、このように書かれています。
~みんなが自分らしく過ごせるペンション~
 ~障害のあるなしにかかわらず 誰もが自分らしく生き生きと~

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車椅子での伊勢神宮参拝(内宮 伊雑宮 編)

2010-12-05 01:04:43 | バリアフリー関連


伊勢神宮内宮へのアクセスは、電車だと近鉄「五十鈴川」駅が最も近いですが、この駅はエレベーターがありませんので、バリアフリー化されている「宇治山田」駅からバスかタクシーを利用するのがいいと思います。
外宮からの移動も同じく、バスかタクシーになります。

内宮では、宇治橋を渡る手前右手の「宇治橋衛士見張所」(上の写真)で、電動車椅子を貸し出しされています。
外宮も内宮も電動車椅子は数台ですので、混雑しそうな日は避けた方がいいかもしれません。

宇治橋は速度をゆっくりに設定して走行した方がいいと思います。
玉砂利を走行する場合は速度は「普通」モードで、慣れれば「速い」モードがおすすめです。

内宮は本殿までの参道が長く、介助者に少々体力が求められます。
御正宮前には30段程の石段があるため、車椅子での参拝は階段下からとなります。

別宮の荒祭宮や風日祈宮への参道にも階段があります。

内宮には車椅子用トイレが3カ所ほどあると思います。

参拝後、おかげ横町などでお茶タイムや食事、買い物を楽しむことができます。




(近鉄「上之郷」駅)

さて、内宮別宮である伊雑宮ですが、三重県志摩市磯部町上之郷にあり、内宮から遠く離れているため、「天照太神の遙宮」(とおのみや)とも呼ばれているそうです。
日本三大御田植祭の一つ、御田植式 は重要無形民俗文化財に指定されています。

伊雑宮に電車で行く場合、近鉄の普通電車を利用することになります。
約40分程電車の旅を楽しみ、「上之郷」駅で下車します。
上之郷駅から徒歩3分ですが、この駅は駅員不在で、切符販売機もありません。
ホームから地上に降りるのに階段が数段あるので、車椅子での利用は難しいかもしれません。
あらかじめ、乗車する際、係員に上之郷駅で下車する旨を伝えておくと、駅員さんが1名待機してくださいます。
しかしながら、駅員1名では、車椅子介助は困難です。
従って、次の「志摩磯部」駅で下車し、タクシーで伊雑宮へ行くのが安全です。
ちなみに志摩磯部駅は特急も停車します。

鳥居の手前に石段が2段ありますが比較的石段の幅が広いので、車椅子によっては一段ずつ登ることができると思います。
玉砂利の参道ですが、小さい玉砂利なので、通常の車椅子でも走行可能かと思います。

駐車場には広い車椅子用トイレがあります。
駐車場から眺める景色は非常にのどかです。
帰りは、乗ってきたタクシーに待機していてもらうか、あるいは、タクシー会社に電話をして新たに呼んでもいいと思います。
もし、帰りに上之郷駅から電車を利用する場合は、ホーム中程にある乗車証明チケットを1人1枚引きます。
2両編成の電車が到着しますが、上之郷駅では通常は1両目の4番目のドアのみ開きます。

祖父が「一度お伊勢さんにお参りに行きたい。」と願い参拝した頃に比べて、今は随分バリアフリー化が進んでいます。
伊勢市駅のバリアフリー工事完了も間近です。
これから車椅子で参拝する人がますます増えることと思います。

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車椅子での伊勢神宮参拝(外宮 編)

2010-12-04 00:03:56 | バリアフリー関連

11月19日の日記に記した片足の祖父が親戚一同を伊勢神宮に連れて行ってくれた時は、父が祖父を背負って参拝しました。
汗だくの父の体から、湯気が上がっていたのを覚えています。
その時から、かれこれ20年程経過し、バリアフリー化が進められているようです。

ゆうやが伊勢へ電車で向かう場合、難波か上本町から近鉄特急に乗車することになります。
全てが車椅子対応の特急ではないので、あらかじめ、調べておく必要があります。
これは、予約チケットを販売している窓口で教えてくださいます。
車椅子対応の特急に乗車すると、座席のすぐ近くに車椅子対応の広いトイレがあるので安心です。

外宮へ参拝するには、「伊勢市」駅で下車すると徒歩5分で外宮へ到着します。
伊勢市駅では現在バリアフリー化を目指してエレベーターの工事中です。
平成23年4月頃からエレベーターを利用できるようです。
ちなみに、車椅子用トイレはJR側のホームにあります。

伊勢市駅にエレベーターが完成するまでは、次の停車駅である「宇治山田」駅で下車するといいと思います。
宇治山田駅はバリアフリー化されていて、車椅子用トイレも完備されています。
徒歩数分で外宮に到着します。
さて、参道は玉砂利が敷き詰めてあるので、通常の車椅子ではなかなか前へ進むことができません。
北門の外宮裏見張所(上の写真)では無料で電動車椅子を貸し出しされています。
乗ってきた自分の車椅子は外宮裏見張所横に置くことになりますので、貴重品は持参します。
この電動車椅子は、介助者が操作するようになっています。
速度は3段階あり、前進後進をレバーで切り替えます。

人が多い所や、平らな所を走行する場合、速度はゆっくりの方がいいように思います。
特に太鼓橋を渡る際、下りはスピードが出るので注意が必要です。

手水舎で手と口を清め、参道を進みますと、右手に御正殿が見えます。
参拝する為には石段を上がる必要があるのですが、2~3名で協力すれば、前輪を石段に乗せることができると思います。
お正月などは石段に板が掛けられていて、簡単に昇降することができるときもあるようです。
残念ながら御垣内参拝は車椅子では無理なようですが、通常の参拝は可能です。
参拝するときは、電動車椅子のモードを手動に切り替えると安全だと思います。

別宮の多賀宮は山の頂にあるため沢山の階段を登る必要があり、車椅子での参拝はできませんが、土宮、風宮は段がないので車椅子で参拝できます。

神楽殿で祈祷などを希望する場合は、車椅子であることを申し込みの際に伝えると、通常は畳に正座をするのですが、椅子を用意してくださいます。
神楽殿の中では車椅子が使えないため、介助が必要となると思います。

なお、車椅子用のトイレは駐車場にあります。
祈祷などを申し込まれた場合は、神楽殿の中の車椅子用トイレを使用することができると思います。

最後に北門の外宮裏見張所に戻り、電動車椅子を返却して自分の車椅子に乗り換えます。
外宮では電動車椅子で殆どの御宮を参拝することができると思います。

電動車椅子は大阪ソロプチミストから寄贈されたものだそうです。
慈悲の心により、足の悪い人も参拝できるようになってきました。
非常に有難いことだと思います。


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