ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

M・Y先生からのメール

2019-03-25 16:29:20 | 日記
きょうはリハセンに出勤の日である。出勤する前、タブレットをONにしてメールを開いたら、以下のような文面のメールが届いていた。

凸凹様

お返事遅くなってすみません。
いま、K・T県議会議員を通して**県警に要望しています。
まだ、回答がないので、もう少しお待ちください。年度末にかかっていて、ちょっと時間がかかっているようです。申し訳ありません。
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T市議会議員 M・Y

差出人は、T市議会議員のM・Y センセ、いや、もとい、M・Y先生である。このメールによってM・Y議員が「税金ドロボーのセンセ」ではないことが判ったので、ここにさっそくお知らせする次第である。

なぜそんなことを一々報告するのかといえば、M・Y先生が私のブログを読んでいるかも知れないからである。M・Y先生が私ごときのブログを読んでいる、ーーこれは決してあり得ないことではない。

私は、M・Y議員が公明党の所属であると書いた。公明党の党員の一人が、あるいは創価学会の会員の一人が、暇つぶしに私のブログを読み、「公明党所属の、M・Yを名乗る、T市の市議会議員」で検索して、M・Yがだれであるかを突きとめ、このことを公明党本部に報告したか、M・Y議員に直接、ご注進に及んだのかも知れないのである。全国津々浦々に張りめぐらされた公明党党員の情報ネットワーク、創価学会会員の情報ネットワークなら、これはあり得ないことではない。

そう考えると、私は自分の短慮に呆れるばかりだが、結果とすれば、この短慮がかえって功を奏したことになる。党員からの、あるいは公明党本部からの指摘を受け、私のブログを読んだM・Y議員は、「税金ドロボー」の汚名をそそぐべく、急きょ「仕事」に取りかかったのかも知れないからである。このフットワークの良さ、さすがは弱者の味方の公明党、福祉に力を入れる公明党である。

M・Y先生からのメールを読んで、学んだことが一つある。それは、信号機への延長ボタン設置が、市町村の警察署ではなく、県警の管轄だということである。警察といえども、しょせんは縦割りのお役所的行政組織。陳情の窓口が違えば、知らぬ存ぜぬで取り合ってくれないに決まっている。これまで町会の陳情が受け入れてもらえなかったのは、陳情の窓口を間違えていたからに違いない。

しかも、県警への「口利き」は(市議会議員ではなく)県会議員でなければならない、という暗黙の掟まであるらしい。「市会議員ふぜいは、我が県警の正統なカウンターパートではない」と県警の役人ふぜいが考えているとしたら、こちらのほうも相当に厄介である。

よくテレビドラマでは、「本庁の刑事」が「所轄の刑事」をバカにするシーンが出てきて、それを見る我々は、その差別意識の強さにうんざりさせられるが、もしかすると、組織にはびこるこの差別意識こそが最大の癌であり、癌は警察組織の端々にあるのかも知れないのである。やれやれ。

というわけで、きょうの本ブログの本旨は、「公明党は正義の味方である。公明党の市会議員は実によく働いている。決して税金ドロボーなんかではない」と報告することにあったのだが、もう一人のM・Y議員、ーー共産党所属のM・Yセンセは、それで良いのかな?(共産党の党員諸君は、私のようなブルジョワふぜいの書くブログなど、読んでいないらしい。引退した老人なんて、もうプロレタリアではないし、票にはつながらないからね。😂)
コメント
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