ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

イチロー劇場 その幕開け・続編

2019-03-08 11:17:49 | 日記
豚もおだてりゃ木に登る。自民党石破派が拡大路線に走りはじめた。

《石破派 融和路線探る…「次」見据え 他派の選挙応援》
自民党の石破派(20人)が次期総裁選をにらみ、昨年9月の総裁選で安倍首相を支持した勢力の取り込みを模索している。石破茂・元幹事長は選挙応援を通じた支持拡大を図り、田村憲久事務総長も他派閥との融和に乗り出した。今後も議員個人と派閥の両面で結びつきを強めていく方針だ。
                         (読売新聞3月8日)

記事には「融和路線」との表現もあるが、これは体のいい「他派閥取り込み」の拡大路線にほかならない。では、この拡大路線に走るよう、石破派をおだてたのはだれなのか。それは、言わずと知れたイチローである。策士・小沢イチローは、石破派の面々に対して、「次の首相は、あんたらの親分ですぜ」とささやいたのである。ささやかれた20人は、「おお、やっと俺たちの時代が来るぞ」と小躍りして喜んだことだろう。

だが、木に登った石破派は、無事、総裁派閥にたどり着けるのだろうか。猿もおだてりゃ木に登るが、猿ですら得てして木から落ちる。豚が木から落ちない保証はない。

だが豚がコケれば、そのダメージは猿の安倍派(清和会)にも及び、代わりに野党統一候補が次期首班として浮上する。策士・イチローは、そこまで見越しているに違いない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする