北朝鮮の金正恩委員長が訪中し、習近平国家主席と会談する運びだという。狙いは何なのか。来るべき米朝首脳会談を見据えて、中朝が共同で先手を打ったということだろう。中国の習親分からの呼び出しに応じて、北の若いドンが挨拶がてら親分に後ろ盾の念を押し、経済援助を願いでる。ーーこの儀式張ったパフォーマンスは、アメリカのトランプを牽制するという もう一つの外交的効果を狙っている。「このまま経済制裁を続けるのなら、気前がいい中国の習さんとヨリを戻しちゃうけど、それでも良いんだな」ということである。
こうした中朝首脳のデモンストレーションに対して、トランプ米大統領がどう反応するかは、だいたい目に見えている。「キムを手懐(なず)けるためにも、やはり中国のシー・ジンピン(習近平)は叩いておかんといかんな」。
こうして、米中貿易戦争が再燃することになる。米中が小康状態を脱し、再び熾烈な潰し合いのバトルを始めることになれば、そのとばっちりは全世界に及び、日本も深刻な不況に見舞われるだろう。
風が吹けば桶屋が儲かる。金正恩が訪中すれば、・・・何屋が儲かるのか。そんな何屋が存在するのだろうか。あるいは、ロシアのプーチンが漁夫の利を得ることになるのだろうか。
こうした中朝首脳のデモンストレーションに対して、トランプ米大統領がどう反応するかは、だいたい目に見えている。「キムを手懐(なず)けるためにも、やはり中国のシー・ジンピン(習近平)は叩いておかんといかんな」。
こうして、米中貿易戦争が再燃することになる。米中が小康状態を脱し、再び熾烈な潰し合いのバトルを始めることになれば、そのとばっちりは全世界に及び、日本も深刻な不況に見舞われるだろう。
風が吹けば桶屋が儲かる。金正恩が訪中すれば、・・・何屋が儲かるのか。そんな何屋が存在するのだろうか。あるいは、ロシアのプーチンが漁夫の利を得ることになるのだろうか。