ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

韓国レーダー照射事件 新説珍説諸説紛々

2019-01-30 12:38:09 | 日記
おもしろい「新説」があることを知った。韓国のレーダー照射事件に関する、あっと驚く「新説」である。百聞は一見に如かず。まずはこの「新説」を紹介させていただこう。

「金正恩委員長が、国家的プロジェクトとして元山(ウォンサン)の葛麻(カルマ)半島に建設している『元山葛麻海岸観光地区』を視察中(注:朝鮮中央通信は昨年11月1日に金委員長の視察を報じている)、朝鮮人民軍による暗殺未遂事件が発生した。
金委員長は一命を取りとめ、主犯格の軍人たちの大半は、ひっ捕らえられて処刑された。だが、そのうち5人だけは逃亡した。その5人が軍の船を乗っ取って、日本に向けて亡命を計った。
そのことを知った北韓(北朝鮮)当局は騒然となり、自分たちでは追いきれないため、ホットラインを通じて文在寅政権に、拿捕を依頼した。そこで韓国は、海洋警察庁の警備艦はもとより、韓国海軍が誇る駆逐艦『広開土大王』まで繰り出して、日本海一帯を捜索した。
こうした韓国側の不審な行動をキャッチした自衛隊は、P-1哨戒機を発進させ、偵察に向かった。韓国側は、この『隠密行動』の目的が発覚したり、北朝鮮船が日本に渡ったら、大きな国際問題になると恐れた。そこで非常手段として、自衛隊の哨戒機を追っ払うため、レーダー照射を行った。
実際、レーダー照射に慌てた自衛隊の哨戒機は、すぐに当該海域から離れた。ところがまもなくして、またやって来た。そこで韓国軍は再度、派手にレーダー照射して、今度こそ哨戒機を追い払った。
逃亡を図った朝鮮人民軍の兵士5人は、一人がすでに死亡していて、残り4人は飢餓状態にあった。そこで4人の緊急手当てをした上で、翌日、板門店まで連行して、北韓(北朝鮮)側に引き渡した。金正恩政権からは、非常に感謝された。」
(サイト「現代ビジネス」1月29日配信《文在寅政権が画策する「独立運動100周年記念行事」驚愕の中身》)

いかがだろうか。先に私は、本ブログで以下のような見方があることを紹介した。
「韓国海軍の駆逐艦は、北朝鮮工作船と秘密裏に連絡を取り合い、(瀬取りなどの)国連安保理決議に違反する行為を行っていた。その現場を海自哨戒機P1に目撃されてしまったために、韓国駆逐艦はP1に射撃レーダーを照射して、これを追い払おうとしたのではないか、というのである。」
      (1月18日《日韓のいざこざ その顛末はいかに》)

この見方では、韓国の軍艦が北朝鮮工作船と接触を図った目的が明示されていない。「瀬取りなどのためではないか」と根拠の薄い憶測は示されているものの、両者の接触の目的は依然としてブラックボックスの中である。きょう取りあげた「新説」は、このブラックボックスの中を明らかにするものとして、とりわけ私の関心を引いたのである。

この「新説」は、これだけでも充分おもしろく、映画にしたいぐらいエンタメ度満載であるが、さらにおもしろくするため、私の妄想を交えてこれを敷衍してみた。

この「新説」では、朝鮮人民軍の兵士4人が韓国側に捕らえられ、北朝鮮側に引き渡されたとあるが、引き渡されたのは、実はボコボコにされた瀕死の韓国軍兵士だった。朝鮮人民軍の兵士は、工作船から韓国軍艦へと乗り込み、軍艦の乗務兵と激闘の末、偽装工作を行って韓国の乗務兵になりすましたのである。

韓国軍兵士に偽装した人民軍兵士は、韓国に上陸すると、すぐさま青瓦台に侵入し、拳銃で文在寅大統領を脅迫して、日本への宣戦布告を行わせた・・・。これらはすべて、北の金正恩委員長が精鋭の自軍兵士に極秘裏に命じて仕組んだことだった。

いかがだろうか。もっとおもしろいストーリーを思いついた読者は、コメント欄にどしどしアイデアをお寄せいただきたい。
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