「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

大人の銀座!(それは、男を磨く場所!)

2010年05月09日 | アホな自分
おはようございます!

なんだか、天気もよくて、いい週末になりそうですね!

まあ、昨日は、週末のお仕事をずんどこ、午前中で終わらせて、

午後は、しっかり自転車トレーニングに、まわしました!(笑)

いやあ、ほんと、この季節は走っていて気持ちがいいですねー!

つつじやなにやら、いろいろな華が、競うように咲き誇り、まるで、恋の季節のようです(春は恋の季節じゃね?(笑))

まあ、僕はそんななか、サイクルウェアに身を包んで、しれっと走っているわけですが、

昨日はなぜか、女子中学生の一団に、きゃあきゃあ、言われてしまいました(笑)。

いやあ、何が起こったのか、さっぱりわかりませんでしたが(笑)。

しかし、あれは、なんだったんだろう(笑)。

まあ、おもしろい、世の中です(笑)。


さて、僕は、最近になって、やっと、銀座という街を、楽しめるようになりました。

やっと、そういう存在になれたのかなあ、と大人の男性的感慨を持っています。

まあ、まだ、若い頃は、

「ふ、おっさんの街だろ」

的な考えを抱いていたのですが、それは、単に自分がまだ、だめだめで、物事を理解できなかったから、

そういう見方をわざわざして、自分アゲをしていたのだ、かわいそうな奴だったのだ、

ということが、やっとわかってきたんですね。


何ヶ月かに一回、僕は銀座で、ひとり、てんぷらを食べることにしています。


銀座でてんぷら!というと、まあ、一食、一万円前後、ということになります。

まあ、ちょっと値がはりますよね!

でも、そういう店にひとりで入って、店員さんと会話したり、

職人さんの芸を見ることで、わかってくることって、あるんですね。

大人にしかわからない、体験した者にしかわからない、気持ちだったり、見え方だったり、が、あるんですよ。


僕は池波正太郎大先生のファンです。

氏の著作の多くを読み、未だに楽しんでいます。

まあ、そういう著作の中でも、エッセイが楽しかったりするわけですよ。

大人の男の先輩としての意見が、存分に楽しめる。

そして、自分の年代によって、いろいろと楽しみ方も違ってくる。

そういう中で、ようやく、氏の食のエッセイの醍醐味がわかるようになってきたんですね。

そして、

「僕もそういう世界に身を置いてみよう!そしたら、新しい世界が拡がるかもしれない!」

という感慨に至って、それ以来、銀座で天ぷら!というのを楽しむようになったんですね。


まあ、もちろん、ひとりで、銀座で天麩羅!なんて、ストレートに、言っちゃったら、周りが許してくれませんから、

まあ、そこは、いろいろ、それまで、家族サービスとか、いろいろな手を打っておくわけですよ。

そこは、基本です。はずしちゃ、いけない、ことですね(笑)。


時間は、週末の土曜日の昼前くらい。

いくつかの店を知っていますが、だいたい、どれも、同じような雰囲気です。

ちょっと気品のある女中さんが元気に働いている。

そして、明るく元気に応対してくれます。

そして高級そうな店内、中央にてんぷらを揚げるための、なべがある。

銅でできていると思われるそれは、美しく気品すら、感じさせます。


6千円前後のコースを頼み、ビールも一緒に頼みます。

まあ、僕はにこやかに頼みますから、女中さんも自然に、にこやかになるんですね。

僕は、すぐ、楽しく会話する癖がありますから、もう、すぐに仲良くなっちゃうんですねー。

そんな女中さんとの会話を楽しんでいると、すぐに、つきだしが運ばれてきます。

ちょっとした簡単なものが、だいたい出てくるわけですけど、味が深かったりして、ビールによく合うものが、多いです。

もう、そのあたりから、至福な時間なんですね。

なんとなく、頭がボーッとして、口福な感じになっている。

「ん。このこうなご、と、昆布をからめたもの、おいしいぞ!」

なんて感じで、味わいながら、そこへ、

「グビリ!」

とビールを流し込む、この口福!

たまりません!

そして、そんなこんなしていると、まず、野菜のてんぷらが、揚がってくるわけです。

「アスパラガスでございます」

なんて、感じで、女中さんが、置いてくれるそれは、熱々で、湯気をあげています。

それを、

「どうも!」

と、にこやかに受け取り、はしをつけ、どういう風にして食べるか考えます。

テーブルには、塩と、だしと、レモンと、だいこんおろし、が用意されています。

まあ、だいたい、さくっとした食感が欲しい僕は、塩で頂くことが多いですね。

そして、塩で、そのアスパラガスを食べる。


いつも食べているグリーンアスパラより、太くて、その食感が、味わい濃く、深い。

「さすが、だねえ・・・」

と食す、それは、感動的においしいわけです(笑)。


だから、ビールが進んじゃうわけで、もう、すぐになくなっちゃうわけです(笑)。

そうすると、ここで、通の方は、ちゃんと日本酒なんでしょうが、

この店には、ちゃんと別のやり方が、用意されているわけです。

「お姉さん、シャブリ、お願いします!」

なんていうわけで、白ワインのシャブリが、グラスで用意されている、というわけなんですね。


これが、また、天ぷらに、合うんだ!


まあ、一杯、1300円程ですから、四杯も飲めば、天ぷらと同じ値段になっちゃうわけですけど、

まあ、そんなのは、気にしない。

ここは、男磨きの場所ですからね。そして、楽しくなきゃあ、いけない!


そこから続いていく、野菜の天麩羅ワールド、魚の天ぷらワールドを、存分に楽しむわけですよ!


シャブリも、お代わりしながらね(笑)。


そういえば、メゴチの天麩羅なんかも、出てきたなあ。あれ、だしにだいこんおろしを入れて、

それにひたひたにつけて、食べたら、めちゃくちゃ、おいしかったなあ・・・。

やわらかくて、それでいて、さくさく感がちゃんと残っていて、だしが芳醇で、むちゃくちゃうまかった・・・。


あと、筍の天麩羅も泣かせる一品でしたねー。

もう、あのシャクシャクとした食感が、もう、感動的!

塩で食べたけど、むちゃくちゃ、おいしかった・・・・。


僕はだいたい酔ってくると、店の雰囲気を楽しみだします。

まあ、食欲もある程度満たされて、酔っ払って気分がよくなると、余裕が生まれるんですね。


一流企業の重役クラスと思しき、男性がひとり、常連なのか、大将と談笑しながら、文庫本を

片手に、天麩羅と日本酒をやっている。


生まれはいいらしいけど、望みの就職が出来なくて、

「もっと、お給料上げてほしいの」

と、ボーイフレンドに嘆く、女性。


「わたし、来週から一週間オーストラリアなの!」

と、はしゃぐ、モデルのように、美しい女性。


そこには、いろいろな、興味深い世界が広がっています。

そういう世界の中で、僕はひとり、ニヤリとしながら、シャブリと天麩羅を楽しんでいるのです。


店の職人は、大将と若手がひとり。

スーツに白い割烹着をしっかりと着込み、その姿は、清潔そのもので、

きびきびと働く姿は、

「銀座で、天麩羅屋を構えているんだ!」

という気迫がこもっています。

大将の厳しい横顔が、銀座の厳しさ、大変さを物語っているように感じます。

そして、その大将の技術を全て受け継ぐべく、こちらも、真剣なまなざしで働く青年が、

これまた、感じの良い空気感を出しているのです。

そういう、厳しい働きを、眺めていると、一種の清涼感すら、感じてしまいます。

そういうストーリーを感じながら、天気の良い、土曜日の銀座の昼が、進んで行くわけです。


「最後は、あなごの天麩羅で、天丼を召し上がって頂きます」

と、女中さんに促されると、シャブリを飲み干し、ごはん物用の胃に直して、

おいしい天丼を待ちます。

秘伝のたれのかかった、あなごは、これまた、芳醇な香りと共に、むちゃくちゃ、味が深いわけです。

サクっとした食感も最高で、すぐにぺろっとお腹に収まってしまいます。


デザートの抹茶アイスを食べ終わると、もう、気分は、最高潮!

ワインの気持ちの良い酔いと共に、食後の満足感で、僕のテンションは、最高な位置にあります。

「いやあ、おいしかったです。また、あがらせてもらいます!」

と、女中さんに言えば、

「ええ。いつでも、お待ちしています。来月はまた、メニューも変わるんですよ!」

等と、新しい情報も、もらえます。

さっくり、支払いもすませ、

「大将!おいしかったっす。ごちそうさま!」

と、明るく叫びながら、店を出ると、気持ちのいい昼間の太陽が、僕を照らします。

「さて、銀座でショッピング、楽しんじゃおうかなあ!」

と、さらに、大人の銀座を楽しんでしまう僕なのでした。


いやあ、銀座での男磨き。まあ、方法は、いろいろあると思いますが、

なにより、楽しいのが、いいやね!


忙しい日常とは、切り離した、こういう日を、たまにつくること。


それが、大人の男を磨く、そんな風に、僕は考えています。

もう、大人なんだから、自分のために、お金を投資するのも、いいんじゃ、ないですかね!


銀座を本気で、楽しめる。


僕も、そういう時間になってきました。

どうです?みなさんも、大人の銀座、楽しんでみませんか!

大人の男を磨く、それは、男にとって、必要不可欠なんじゃないかな、

今、僕は、そんな風に思っています。


いやあ、天気も良くて、気持ちのいい朝ですね!

さて、今日も、楽しい週末を、楽しんじゃいますかね!

ではでは。