「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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第十八回 ドラゴン通信「海軍を作ろう!」

2010年05月03日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
<戦場認定記事(炎上事前想定)>「ここは、斬り合いの場です!さあ、素直に斬り合いましょう!」

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

今週の一言:あまりに陳腐!あまりの作り物感!説得力なし!と、「江戸東京博物館「龍馬伝」展」と比較しちゃったらね!(笑)

●作り物感ハンパなし!説得力皆無!まるで、現代人が、しゃべっているみたい!つなぐストーリーは、あきあきなんですよね!何ですか、この惨状は!龍馬さん!
えー、先日、江戸東京博物館にて、「龍馬伝」展を見て、実際の龍馬、実際の幕末物語を堪能し尽くしたおかげでしょう、今回の「龍馬伝」程、陳腐!に見えたことは、
ありませんでした。
「ナニコレ?馬鹿女クソガキ向け低脳ドラマじゃん!」
と、失笑しながら、見ることしきり!もう、馬鹿女クソガキ向けだから、
「主人公は、最初から、戦うことを否定し、平和指向だったのです!」
とばかりに、勝塾の人間が、
「異国の毛唐を殺すために、勉強を熱心に行っている」
ことに驚き、
「どうすりゃいいか、龍馬が、勝に聞きに行ったら、たまたま、そこに暗殺を武市さんに命令された以蔵がいる」
というストーリー。そうです。そこに龍馬を行かせるために、あんな浅はかな平和指向を龍馬にさせているのです。
だいたい、抑止力論というのは、現代の日本においても、解釈がいろいろあって、例えば、左の人間に言わせれば、
「自衛隊があるだけでも、戦力になりうる!」
という考えもあるし、
「戦争のできない戦力は、戦力ではない!」
というアメリカ的考えもあり、いろいろな思考の中のひとつにしか過ぎません。
現代の日本人が、いろいろな経験を重ねたからこそ、到達しえるひとつの境地なんですよね。
それを安易に龍馬に考えつかせている。それは、なぜか、と言えば、現代人に最もわかりやすい平和指向人として、主人公を置く必要があるからで、
そこに歴史を語る意味など、考えていないのです。
ただただ、昔、史実にいた坂本龍馬という人物をモチーフに、現代の賢くない女性とクソガキ向けに用意された、安易で浅はかなストーリー。
それこそ、「龍馬伝」の本質です。
だから、まあ、毎回、吠えることになるんですが、まあ、「龍馬伝」展を見て、「龍馬伝」のウルトラだめさを感じてしまう、この皮肉!失笑してしまいますね!
なぜ、龍馬と長次郎が、人集めを頼まれたのかも、沢村惣之丞を勝塾に参加させるためなのが、だだわかりで、沢村惣之丞によって、
「勝塾のメンバーが、「偉人憎し」のための、勉学をしている」
と、龍馬に気づかせるためなんだから、結局、この回は、
「以蔵を勝の護衛にする」
のを目的にストーリーをつむいでいたことが、だだわかりになるわけです。
結局、
「史実で起きた、視聴者が食いつきそうなネタ」
をあらかじめピックアップしておき、その間をつなげているのが、この脚本家の仕事に過ぎない!
ということもだだわかりです。だから、脚本家の考える女性向けガキ向けの変なストーリー部分が「龍馬伝」をだめにしているのです。
まあ、
「以蔵が勝の用心棒をやった」
というのは、史実ですからね。おもしろいエピソードですから、食いつく人間は、多いでしょう。
だから、つなげているだけなんです。だから、そのつなぎが、
「ださい!」
ということになるんですね。
だいたい、わかってきましたね。
つまり、
「史実はおもしろい。しかし、つなぎ部分が、ださくて、浅くて、説得力なし、歴史的意味なしのくだらない、アホバカストーリー」
というのが、「龍馬伝」だった、ということになりますね。
だいたい、史実の龍馬は、
「目の前にいる人間を、どうやったら殺せるか、常に考えて置く」
などと言う物騒なことを考えていたひとですよ!
事実を引き寄せるためには、何でもやったひとですからね!
だから、事実をうまく引き寄せるために使えるものは何でも使った。
だから、万国公法が出てきたのです。あれは、単に訴訟に勝つために、自分側に有利な判決を引き寄せるために、万国公法を使ったのに過ぎないんです。
龍馬が平和的な権力の移譲を策したのは、自分の周りにいる人間を養うために貿易をやりたい、という個人的理由から来るモノで、
決して龍馬が平和主義者だったからでは、ありません。
そういう価値のある歴史ストーリーを誤解させる、この「龍馬伝」は、個人の俳優ファン程度が楽しむレベルのお話と捉えるべきなんでしょうね。
なんか、最近、論考してなかったから、真面目に論考してしまった!
時間がないというのに、書き始めると、すぐこれだ!
あ、言っておくけど、福山さんをけなしているわけじゃないですよ。脚本が悪い!って言ってるだけですから!

●ひさしぶりの沢村さん!なんか、ただゲストとして、必要なだけなんだよね!お仕事お疲れ様です!やっぱりしゅっとした、沢村さんです!
久しぶりに登場の沢村惣之丞さんです。まあ、今回登場した理由は、勝塾の人間が、
「異国の毛唐どもをやっつけるために、勉強しておるがじゃ」
的な発言をするためで、それを龍馬にわからせる、ただそのためだけに、登場してきたわけですね。
この「龍馬伝」は、毎回、表現したい史実なり、なんなりが、あって、そのために、ゲストを登場させて、物語をつむぐ構成をとっているので、
普通に見ていると、キャラの使い捨てな感じが、非常にしますね。まあ、そういう意味では、沢村惣之丞さんは、ちょい役扱いで、以蔵の方が、重きがおかれている
ということがだだわかりなわけですけどね。いやあ、しかし、このひとは、「動物のお医者さん」に出てたよね!ライダーもやってたっけ?
ライダー役者って、けっこうひっぱりだこな感じだね!割と大河とライダーって、必要とされる俳優が同じなのかもね。おもしろそうなネタですね。
また、いつか、論考かけてみましょう。ま、いずれにしろ、シュッとした二枚目、沢村惣之丞さんでした!

●なんか、リアルと近い饅頭屋です!龍馬とためになる?自分の道を、生きてるね!リアルに似た、洋ちゃんです!
近藤長次郎さん。いやあ、リアル長次郎の写真も見てきましたよ。なんつーか、ちょっと天然パーマっぽい髪型をしていて、なんか洋ちゃんとかぶるんですよね、これが!
まあ、顔もそう遠くない感じだし、ちょっと洋ちゃんはいってるかな?って感じで、ちょっとうれしかったですね。まあ、才走った顔をしていましたから、
かなり自分の実力に過信していて、それが表情にも出ちゃっている感じで、周りから嫌われていたんでしょうね。だから、あんな最後を・・・と史実の話しは、
おいておいて、洋ちゃん、龍馬とためで、話してた?なんか、おまえ行けよみたいな感じで(笑)。まあ、洋ちゃんも、少しずつ成長していくんでしょうね。
それに、なんか、酒井若菜さんとのラブもありそうで・・・っていうか、今回、女性は、彼女ひとり?なんか、無理やり感があったのは、そのためか!
「女性、ひとりくらい出しておかなきゃ」感がだだわかりで、ちょっとそこらへんも鼻につくんだよねー。ま、いずれにしろ、洋ちゃんまわりも、今後いろいろありそうで、
楽しみな感じです。

●とにかく、だめだめに描け?お馬鹿な感じの慶喜と、お坊ちゃんな家茂?デフォルメ、やりすぎだろ!慶喜さんと、家茂さんです!
あのー、歴史描く気がまったくないのは、理解しているんですけど、それにしても、あの頭の悪そうな慶喜と、おぼっちゃんそうな家茂って、あんまりでない?
たしかに、デフォルメの基本は、特徴の抽出と強調だけどさ。もう、徳川家のだめさ加減を、あらわすばかりに、もはや人格さえ、浅すぎて、ドリフのコントレベルに
いや、それ以下のレベルですよ。まあ、役者の力でなんとかしているけど、なんかあんまりな感じがしますねー。で、なんで、慶喜にまゆげないの?
もしかして、
「ちょっと何考えているか、わからない不気味な人物」
表現?あのひと、確か「新選組!」では、徳川家のお医者だったよねー。なんか、
「俺のマグロが」
とかCMで言ってたけど、確か、仲間由紀恵さんと噂になった人物だよねー。ま、慶喜役登用も、いろいろうなずける感じです(笑)。

●主人公以蔵!女性のハートをわしづかみ!でも、勝の用心棒だからね!やるね、以蔵!
勝さんの用心棒になってしまう、以蔵です。まあ、今回は、そのためにあったんだから、ある意味、主人公だった、以蔵です。
まあ、このひとは、いい少年!という役をやらせると、うまいね。
こう狼狽する演技なんか、天下一品!な感じで、思わず、気持ちを動かす!という仕事をやってますね!
まあ、
「天下の人斬り以蔵を幕府方の勝の用心棒をやっていた!」
という史実は、リアル勝さんも気にいっていたストーリーだったらしく、各所で話していますからね。
なかなか、おもしろい事実を引き寄せたもんです。まあ、それだけの度量も勝さんは、もっていたのでしょうね。
まあ、勝モノ、以蔵モノでは、外せない史実エピソードという奴です。
まあ、次回以降の以蔵にさらに期待!というところでしょうか!

●もう、やりよるね、容堂はん!もう、ジャンプストーリーのラスボス的な感じだよね!ま、立ちはだかることに意味がある、容堂はん!やりよるわ!
「以蔵を勝の用心棒へ」ストーリーと並んで語られた「メイン」ストーリーは、
「怪物容堂が動き出し、武市軍団の手足をもぎ取り、武市の秘孔も、既に突いていた。おまえは、3日後に死ぬ!とは、言わずに」状態なわけです。
気がつくと、土佐勤王党の同士は、各所に散らされ、武市さんはひとりぼっちに。そして、武市さんの力が削げたとわかるや、
「土佐へ帰るもんね。金に汚い公家を利用する政治ごっこは、見ていて美しくない!」
みたいなことを言って、徳川家ラブな意志を顕にするわけです。
まあ、勝塾に行ったのは、3人だけだったし、あとは、以蔵が勝の元へ行ったくらいで、
あと、収二郎が、なんか利用され始めたくらいなのに、なぜあんなにいた土佐勤王党が消えるか、謎ですが、
まあ、謎はたくさんあるこの物語ですから、知らなかったことにしましょうかね。
まあ、容堂はん、
「武市は終わりじゃ」
と、言い切ったからには、ずんどこ、武市さんに追い込みをかけていくんでしょうね。
ジャンプ的ストーリーですけど、
まあ、ずんどこ、やって頂きたい、龍虎の戦いを存分にお願いしたい!
今はそんな気持ちですね!

●お前は、もう、死んでいる!と言われてしまった、でも、気がつかない武市さんです。合掌!武市さん!
というわけで、容堂公に会えてよかった!言葉ももらったぞ!菓子ももらったぞ!と少年のように、喜んでいた武市さんですが、
一気に落とされてしまいました。味方は散らされ、ひとりぼっち。ま、かわいそうな、武市さんですが、
戦いの本質はむしろこれから、始まる!という感じがしますね。
容堂公が本心を吐露したときの、あの武市さんの驚愕の表情!
普通に考えると、
「土佐藩の成立の経緯を考えれば、容堂公の考えなどすぐにわかるはずなのになあ・・・」
という思いになりますね。まあ、史実の武市さんは、容堂公の力を甘く見ていた、
「藩の権力を掌握できれば、容堂公に勝てる!」
と、考えていたんでしょうが、このドラマ世界の武市さんは、ただ先が見えなかった、あわれな宗教者みたいに描かれていて、
「ちょっとなあ・・・」
という思いにとらわれます。
まあ、史実とはほど遠い世界の話ですから、もう、どうでもいいんですけどね(笑)。
頂点から最下層におとされた武市さんに待つのは、どういう悲劇のストーリーなのか!
まあ、そこらへん楽しみに、今後を待つとしましょうかね!

今週の愚痴
いやあ、
「史実というのは、重いなあ」
という感じがしましたね。
「龍馬伝」展が、あまりにも僕にいろいろ教えてくれた結果、「龍馬伝」の浅さをさらに感じてしまった今回でした。
史実というのは、現代の自分にいろいろなことを教えてくれます。だから、おもしろいんです。
でも、これはね・・・・。
まあ、だから、今回のストーリーは、以蔵主役の「勝用心棒化!」と武市さんと容堂がメインの「土佐勤王党の無力化。武市ストーリーの終焉化」ストーリーで、
龍馬さんは、ただのまわりのひとだったんですね。どうも以前から思っていたのですが、毎回、ゲスト呼んできて、そこに龍馬をむりやり絡ませている感が
していたのですが、要は龍馬は、メイン役者のまわりのひとに過ぎなかったんじゃないんですかね。
今後、そういう見方で、「龍馬伝」を見て行くことにしましょう。
どうも、今まで、そういう形で、ストーリーを分析してこなかったですからね。
新しい見方として、導入していきましょう!
というわけで、武市さんの終焉が見えてきた、というわけで、
これから、どうなっていくんですかね!
にしても、多分、これから、龍馬の物語が始まっていくんだろうなあ!と思います。
というのも、龍馬は、これから、いろんな人間と出会うからです。
「出会い」
これ、素晴らしい体験ですよね。
僕も、リアルに、いろいろな体験をして、
ほんとに、楽しい時間を過ごしています。
いろいろな人間に出会う。
この素晴らしさは、至上のものだと、思いますね!
だから、この素晴らしい体験をした、龍馬は、いろいろなおもしろいストーリーを編んだのだ、と思いますし、
それを楽しみにしたい、と思いますね。
武市さんが、終わると、同時に、龍馬が始まる。
それが、この龍馬伝なんじゃ、ないかなーと思いながら、
今日のところは、筆を置くことにしますかねー!
ビバ、出会い!
このところ、毎日、いろんな出会いが、僕を幸せに、導いています。
だって、楽しいんだもん!
ではでは!

今週の評価ポイント
うーん、難しいけど、以蔵を勝が、説得したところかな?
人間、つながりが、大切だ!という、
僕の「リアル・ニュータイプ理論」につながる!ということで!(笑)。
「つながることは、しあわせ、なんだよ!」
このG.W。いろんなひと、と、つながった、僕から(笑)。

MAY BE HAPPINESS WITH YOU !