すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

足尾銅山⇒日光東照宮

2012-08-07 20:50:02 | 旅日記
夏の旅二日目の第二弾は、足尾銅山。

名前は聞いたことがあって、いつかチャンスがあれば
行ってみたいって思ってました。
奥日光に向かう道中の道路標識を見て、足尾の文字で
あれれ、こんなに近いのって思ったので急きょ出向く
ことに。

日足トンネルというちょっと長いトンネルを抜けて
ひた走ると足尾の町へ。
今は合併してここも日光市になったんだね~。

銅山の歴史を見ることが出来る、「足尾銅山観光」と
いう施設へ。
トロッコに乗り、いざ銅山の坑口へ。











坑口からトンネルに入ると、真っ暗な穴の中を下って
行く。
ちょっとテーマパークのアトラクションに乗った気分www


真っ暗な穴の中に、明治時代以降昭和47年までの約百年の
銅山の歴史が。
坑道の総延長はなんと1200㎞も!
東京⇒博多間の距離とほぼ同じなんですって。

坑道は人一人が立つと、長身の人は頭をぶつけるほどの高さ。
ちびの私は腰をかがめなくても楽にあるけたけど、ダンナは
ところどころで腰をかがめて歩きましたよ。





明治の時代は手掘りで銅鉱石を掘り出し、人力で集めていた
のが、明治後期になりドリル機械で掘削するようになって
飛躍的に採掘量も増えたという。
そしてそのことで、有害物質も下流域に流れて、有名な
足尾鉱毒事件が起こったんだねぇ。。


銅の鉱石を精製して銅の貨幣を造る工程や、日本の貨幣の
歴史なんかを学べる資料館もあったりで、お勉強になったね。

出口近くのダジャレ看板が面白くて、笑えました。
まさにおやじギャグ。
「銅もありがとう また銅ぞ」wwww



今回の旅、はからずも滝巡りや銅山観光と、ひんやり
涼しいスポットを訪れたので、ほぼ暑さしらず。
夏の旅は、涼を求めるのなら、標高の高い高原地帯や
鍾乳洞などの洞窟、水しぶきのかかる滝だって実感した
2日目です。

足尾から日光市内に戻り、東照宮へ。
さすが世界遺産、観光客の数は半端なく多い…

でも、駐車場も満車にはなっていなく、ラッキーだったわ。



















徳川家康公の廟所へも。
こちらも石段www
今日は朝から階段を何段上っただろうねぇ(笑)


東照宮をしっかり見学した後は、喉も乾いていてひとやすみ。
日光の天然氷のかき氷をいただき、ほっと一息。
大きなかき氷なので、ダンナと半分こに。

茶屋スペシャルという、抹茶練乳のかかったかき氷は、中に
抹茶ゼリーもたっぷり入っていて大満足v













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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
銅もありがとう (ヨッシー)
2012-08-12 19:32:25
ご無沙汰しました。ちょっと見ない間にいっぱい
記事が更新されていて驚き!・・(失礼)

足尾銅山=公害のイメージが強くて行ったこと
なかったです。

ここで働いていた人や日本の産業発展に貢献
したことなど大人の眼で見ないとと知らされまし
た。ありがとうございます。
返信する
ヨッシーさんへ (スキムミルク)
2012-08-13 21:13:14
あはは、私の更新は気まぐれなので、たまに大量に
記事をアップしたりするので、気にしないでくださいね~。

足尾、私も同様です。
何年か前に、立松和平さんの本で足尾鉱毒事件の
お話を読んでいたので、ぜひ訪れてみたいって思い
行ってみたのですよ~。

銅山の跡を世界遺産に登録してもらおうという運動も
あるようですよ。
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