すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

北海道への旅 その5 網走監獄

2013-08-24 12:22:06 | 旅日記
サロマ湖から網走市内へ移動。

網走で絶対見たいと思っていたポイントは「網走監獄博物館」

明治時代、帝政ロシアの南下政策に対抗するため、北海道内の
道路を取り急ぎ整備するため、囚人たちを内地から網走の地に
移したという。

当時の網走の人口は約620名ほど、そこへ囚人1200名と
看守など職員が130名が移されて来た。

この博物館は、移築復元、あるいは再現された旧網走刑務所の
25の建物群がある。
10棟が国の登録有形文化財とのこと。

最初は「鏡橋」
川面は鏡、「我が身を見つめ自ら襟を正す」という意味があると言う。






続いては入口と正門。
この形状は現在の網走刑務所と同じ形だそう。







続いては登録有形文化財の「庁舎」
典型的な明治時代の官庁建築、総瓦葺切妻屋根に飾り窓の和洋折衷。











明治の面会風景を再現した人形、リアルでビックリ!
当時は東京から網走まで、列車・船を乗り継ぎ4泊5日かかったとか。







裏門は当時のもので、本来は1080mの長さを誇った。







味噌醤油蔵や、遠方で道路整備の作業をした際に宿泊した
「休泊所」や「耕転庫」「漬物庫」を経て「監獄歴史館」を見学。

ここで、当時の過酷な労働で犠牲となった数多くの囚人に思いを
馳せる。

登録有形文化財の一つ、「五翼放射状平屋舎房」を見学。
5棟が放射状に広がる舎房で、木造行刑建築物としては世界最古で
最大の規模を誇ると。


高い天窓からの明りが、何とも印象的でしたね。























最後に「教誨堂」、外観は和風内部は洋風で、天井のシャンデリア
が素敵でした。







とても見ごたえのある博物館、北海道に行く機会があったら
是非訪ねて見てくださいね~!



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