私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

イカゲーム 第6話

2021-10-15 21:40:35 | イカゲーム 韓国ドラマ

こっそりやっていた臓器売買でなく、平等なゲーム運営を汚した事でゲームから脱落した参加者とスタッフをさらし者にした中で4つ目のゲームが始まる。

二人一組になって行うゲームの組み分けは、当然気の合う者同士で助け合うつもりで相手を選ぶのだが、なんと今度のゲームは渡されたビー玉で自分達の好きなゲームをして勝者を決めることだったのだ。

どちらかが脱落する事が分かっている中で始まる真剣勝負なのに、皆が幼い頃ビー玉遊びをしたであろう街角が再現された場所で(日本ならさしずめ三丁目の夕日といったところか・・・)それぞれゲームに興じる事になる参加者たち。

このドラマのいやらしいところは、極限の状況をビジュアルと懐かしさでオブラートに包もうとすることだ。懐かしさで一瞬なにをやっているのか忘れそうになるのだが、途中でそれに気づく事で、観ている方もなんだかバツの悪い思いだ。

しかも、今回は二人一組のゲーム故、いつもよりも更に人生色々という雰囲気が強い。

自分を兄さんと慕うアリを騙す事になるサンウと、綱引きで人生の先輩として皆にアドバイスをしてくれた老人とビー玉遊びをすることになるギフン。そして「30分間ゲームをしても仕方ないから、最後の最後にゲームをすればいい」とそれまで脱北女性のセビョクと話をして過ごす女性。

今日ばかりはイカゲームでなく人生ゲームそのものだ。

 



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