私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

太陽を抱いた月 第15話

2012-02-23 21:10:29 | 韓国ドラマ た行
ヨヌとして生きていたことを思い出したウォルは、自分の護衛をしてくれていたソルに嘘をついていたことを問いただす。
自分を助けるために父親が薬を飲ませて仮死状態にしたこと。自分が生きていることが分かれば、周囲の人間まで危なくなると、兄も母も自分が生きていることを知らないこと、そして8年経った今でもヨヌが生きていることが分かれば、また彼女の命が危ないとソルが強く口止めされていることを知るヨヌ。中途半端に身分を明かせば、残された兄や母の身が危ないという彼女。自分で自分の死の調査を始めることにしたらしい。

自分の頭の中に浮かぶ数々の出来事が本当だったことを知り、とりあえずは安心するものの、謎は残るばかりだ。
しかし、もう自分が誰なのかに悩む必要もない。そんなちょっとした心持の違いが行動にも表れるようだ。目端が利くヤンミョンは彼女が誰なのかに、かなり確信を持った様子。
しかしここで問題ありだ。
彼女がウォルならばヤンミョンにはなんの問題もない。彼女につくし、彼女の愛と信頼を得れば、ヤンミョンには幸せな未来があるのだ。しかし彼女がヨヌだということがはっきりするということは、ヤンミョンには不利な状況。ヤンミョンの悩みは続き、どんどんフォンとの溝は深まるようだ。

フォンは相変わらず正妻には冷ややかなままだ。妻からのお茶の誘いもあっさりことわり、散歩に一緒に行ったかと思えば、見ているのは妻の姿でなく自分のアタマの中の着飾ったヨヌの笑顔だ。
しかしそんな正妻もただ夫の愛を得るために黙って待っているわけではない。
ヨヌの死に秘密があったことに気付いた彼女はウォルを宮廷に呼びつけるのだ。
殺された元妻と夫の愛を得られない現在の妻。権力争いの犠牲になった女性二人だ。

******
こっそりと行った父の墓参りでも、兄と母が来ればこっそり隠れるしかないヨヌ。そこで初めて父が死んだのは病ではなく、自決だと知るのだ。彼女が生きていることを隠すために、秘密を知るものは一人でも少ない方がいいと自決したのだろうか?

この間街で見かけた女性がヨヌを思い出させると言いながら涙ぐむ母。
そんな母の姿を影から見ながら、泣き声が漏れないように、必死に耐える娘のヨヌ。
権力争いに敗れたならまだ話は分かるが、ヨヌ親子に落ち度などあるわけもなし。
ただただ可哀そうなばかりだ。



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