私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

となりのMr.パーフェクト 第3,4話

2024-08-27 21:46:10 | となりのMr.パーフェクト 韓国ドラマ

仕事も結婚も全て白紙にして韓国に戻ってきたソンニュにとって建築家として着実に前に進んでいるスンヒョは誇らしくもあり、自分の現在の姿と比べてなんとも苦しいものもあり。

やり直しの一歩を踏み出せない事でスンヒョにあたってしまう彼女だが、スンヒョにも水泳でオリンピックに出場するという夢が実現する直前で消えてしまうという挫折があったのだ。苦しい時期に自分の隣にいてくれたソンニュが再び以前のような姿を見せてくれることを望むスンヒョ。過去のエピソードと現在のエピソードが交互に語られるのを見ると、お互いに告白こそしていないが、確実に同じ時間を共有していた事が分かる。
見ている限り、「今後あれこれ葛藤はあるものの離れて過ごしていた時間の溝もあっという間に埋める事が出来そうだ」ということが想像できる。(そうでなければ、泳げないのにソンニュがスンヒョめがけてプールに飛び込むわけがない。)そんな風に前向きにドラマを楽しめそうな可能性が感じられる事がこのドラマのポテンシャルの高さに思える。

その上、20代前半の二人でなく、30代に入った二人が人生に向き合い、現実の厳しさを感じる設定も現実味がある。
ビジネスと夢を両立させようとするスンヒョの思いも、自分が夢を砕かれた現実をどのように受け止めればいいか悩むソンニュの思いも、十分に納得できる。

グレイプという大企業に勤務している事を笠に着て、上司だったソンニュを再び踏みにじろうとする元同僚に自ら鉄槌を下すソンニュ。スンヒョの力を借りる事なく自ら向かっていく姿はスカッとすると同時に今後の展開も期待大だ。

勿論、10代の頃の手紙に30代になっても悩む事になるスンヒョという、ラブコメらしいエピソードにも期待大。

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ソンニュがグレイプ社を辞めるきっかけになった事の一つが同僚からのガスライティング。実際にあったことを「うそだ」「想像だ」と混乱させる対応をして精神的に追い込んでいく手法。韓国ドラマでは、最近よく出てくる言葉なので、私はドラマがきっかけでこの言葉の存在を知るようになった。日本では一般的に使われる言葉ではないと思う。多分、この手法で相手を混乱させる事は行われているのだろうが、暴言、無視など分かりやすくないので「なんだか気分が悪く不安になる」と思うだけで、パワハラにに関連しているという認識を持つ事は少ないと思う。