13年前の2021年3月11日の22時55分、ブログに短い文章をアップしている。
「５時間半歩いた所で、市役所の広報車が、電車運転再開を教えに来てくれた。」
徒歩で勤務先のある竹橋を出たのが午後5時過ぎ。新宿に出て、一人青梅街道を歩いていたのだが、田無の手前で西東京市の広報車が歩いている人に西武線の再開をアナウンスしてくれていたのだ。
自宅までまだ13キロ程度歩かなければならなかったので、有難かった。
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あの日は停電ではなかったのでまだ午後11時頃でも歩く事が出来たのだが、今考えればやっぱり歩くべきではなかったのだろう。
私は今度何かあったら歩いて帰宅する事はせずに会社で待機するつもりにしているが、勤務先では「備蓄等を準備するのも大変なので、出来れば帰宅して欲しい」というのが本音のようだ。歩いて1,2時間で帰れる人が殆どだからというのも大きな理由のようだった。
私は、30キロを歩き切る自信はないので、自分の机の下に小さめのスーツケースを隠し、その中に防寒グッズや簡易トイレ等を準備している。