私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

帰ってこれない

2022-08-27 21:33:56 | コロナ禍

日本の入国制限緩和・9月7日から帰国時PCR検査と陰性証明提示が免除※8月27日最新情報

海外に行ってはみたものの、帰国する際に必要なPCR検査による陰性証明がなく帰国出来ない人がいるという話をテレビテレビ番組で見たりしていたが、とうとう私も、そういう話を身近で聞くような事になってしまった。

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8月初め、ニューヨークに住む親族に会いに行く計画を立てていたその人。2週間近く滞在予定の為、行く前に少し仕事に目途をつけたりと、あれこれと仕事で人に会い、会食等をしていたらしい。もちろんコロナを心配し、割と頻繁にある会食には落ち着いた個室を予約したりしていたらしいが、会食の相手の会社でクラスターらしきものが発生していたようで、会食の翌日に会食の相手から「陽性になってしまった」と連絡があったらしい。

幸い、渡航日までは1週間ほどあり、濃厚接触者として隔離が必要な5日間に何もなければ渡航できる。5日間が過ぎ、「症状が出なかったから渡航できる」と本人は休暇に入った。アメリカに入国する際はワクチンパスポートがあればよく特に渡航前のPCR検査は必須ではないからだ。症状がないから抗原検査はしなくともいいと判断したらしい。

滞在中は楽しく過ごしていたらしいのだが、帰国前のPCR検査で陽性が発覚。帰国できなくなり、隔離中のホテルからオンラインで会議に出席したり、時差を乗り越えてメールのやり取りを2週間近くしていたようだった。

先日、無事に帰国した際には「(私は)無症状感染者だったらしい。感染してしまうとウィルスが1か月ほど消えないと医師に説明を受けた。」と言っていたが、回りの同僚は「濃厚接触者としての隔離が必要だった5日間が終わった後に話をしたが、ちょっと鼻声だった。咳き込むほどではなかったが咳も少ししているようだった」というような事をやや苦笑しながら話ていたらしい。ただ、もう今となっては、はっきりした事は分からない。

帰国難民になった本人は「もっと早く入国制限が緩和になっていたらこんな事にならなかった。」とぼやいていたようだが、回りの同僚は、何も聞こえなったふりをして、そのぼやきにはなんにリアクションもしていなかったとの事。

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この私が聞いた話は、無理やりな強行突破のようなものでどうかなと思うが・・・

コロナ前に着々と戻っている欧米とは違う道を歩んでいる日本。日本らしい様子見で、慎重に石橋を叩き、叩きすぎて渡る橋を壊してしまい、再び橋を造るために、どんな設計図を作ろうか、そこから話し合っているようにも思える。慎重なのか悠長なのか・・・・