行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

自分を知る

2011年01月22日 | コーチング

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」

という言葉がありますが、別に敵と戦わないにしても、自分を知るとずいぶん生きやすくなります。


以前書いた「強みを知る」ということは、自分の行動しやすい傾向を知るということであり、それを生かすと人より多くの成果を上げることができます。

「人は苦労してやってるけど、自分は意識せず簡単にやってるんだよね」というような行動。

数学が得意な人がかける1時間と、苦手な人がかける1時間では解ける問題も覚える量も段違い。

学校では苦手だから好きなことだけするというわけにはいきませんが、社会の中ではゴールへのプロセスはいろいろな方法があるので、自分の得意な手法で進めることができます。

同じエネルギーをかけるなら、自分が得意な手法で取り組んだ方がよい成果が上げられます。


ほかにもあります。

たとえば、自分が切れるスイッチ。

こんな対応をされると、こんなことを言われると、プチッと切れるというスイッチが必ずあります。

多くは自分の価値に反する行動をとられたときですが、そのスイッチがわかっていると自覚ができるので、自分の感情をコントロールできます。

あと、ストレスのサイン。

体にこの反応が出ると、結構ヤバいよという症状がわかっていると、そこでストレスの元から逃げる・かわすことができます。


ほかにも、やる気の出るときのパターン、うまく行くときのパターンなどいろいろあります。

そういった自分の「傾向」「スイッチ」「サイン」を知っておくと、逆にそういう状態を作ったり、避けたりすることで自分自身をコントロールできます。

日記まではいかなくても、日頃意識してちょっとメモしておくといいかもしれません。

お薦めです。

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