行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

よく学ぶ職場である

2013年01月30日 | コーチング

 

保健センターに来て一番感じることは、みなよく学ぶことです。

専門職の多い職場ということもありますが、出張による研修以外にも自費で勉強会に参加するなど能力開発に熱心です。

 

今日も職場内研修である「センター塾」、終業後の自主勉強会と学びの連続でした。

 

センター塾は、専門以外の公務員としての知識を身につけたいという要望が有り、時間内の職場研修として毎月行っています。

公用文の書き方、市の総合計画について、福祉制度などに始まり、その後は同じ保健センターにいながら係が違うと隣がやっていることがよくわからないとの声が有り、お互いの業務や最近の動向、特に感じている問題意識などを相互に発表し意見交換しています。

 

今日は健診等をおこなう健康増進係の業務発表。

母子保健の係員も関心を持つよう子どもの発達と成人の健康を上手につないで説明してもらいました。

特に、人間の味覚は10歳までに形成されるという話には、「大人になって減塩の味付けを憶えさせるより、その時期の親と子に働きかけをせないかんのでは」という声も出て、母子保健と健康増進の連携についての議論もあり、なかなかに有意義な時間でした。

その中で、子育て中の母親は子ども第一で自分の健康に意識を向ける余裕がないとの意見から、健診の際の託児や、妊婦健診で高血圧や高血糖だった人を健診につなぐ方法などの具体的な意見も。

 

 

終業後の自主勉強会は、医師においでいただき最新の情報を話していただく2時間の勉強会。

今日は「脂質異常」「糖尿病」について、病気の仕組みから最新の治療方法について教えていただきました。

医学を勉強したわけでもない私でもわかるほど、わかりやすく興味深い話は2時間半ぶっ通しでも飽きない楽しさ。

これをどう健診や保健指導にいかしていくか、楽しいだけでは終わらせないようにせねば。

 

今日は勉強会続きでしたが、保健師の皆さんは今度の土日もBPファシリテーター養成講座で研修です。

母子手帳交付、両親学級、乳幼児健診と並ぶルーチンの育児講座として計画しているBP講座に向けての勉強ですが、熱心な学習意欲には頭が下がります。

 

 

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