Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

ハイフェッツのブラームス

2010-12-04 11:14:43 | 音楽

いまさらながらIPOD Shuffleを買った。聴くといえばラジオの外国語講座を録音したTalkmasterぐらいだったけど、Talkmasterも何気に充電がめんどうだし、日付までResetしなきゃならないのでめんどうくさくてうっちゃっている状態。それに持っていてもスマートじゃない。

ラジオ番組だってTalkが長かったり、クラシックを聴いているかと思えば違うジャンルの音楽になったりするとそれはノイズにすぎない。アメリカはクラシックチャンネルがあるけど、あぁいうのが理想的。ナレーションも全然じゃまにならないから。

さっそくクラシック音楽を数十曲ダウンロードした。なんでもっと早く買わなかったのだろうと思うくらい音がきれいだし、操作も簡単。これで今まで聞きなれていない曲もどんどん聴いて、親しみを持つことができるだろう。気持ちがいらいらしているときはよく無印良品のお店に行ってたけど、あそこでは静かな古典音楽が流れていて不思議なくらいゆったりした気分になれる。これからはIPODのおかげで心に余裕が持てるかもしれない。

曲を選びながらふと今は亡きニューヨークフィルの団員で何十歳も年上の友人の言葉を思い出した。彼の自宅にヤッシャハイフェッツのレコードがあった。親愛なる○○へみたいなことがレコードに手書きで書いてある。ロシア系ユダヤ人の友人とハイフェッツは知り合いだった。ハイフェッツの師匠が亡くなるとき、師匠がハイフェッツに何か曲を弾いてくれといったそうだ。「何をひきましょうか」と聞くと、「スケール(音階)がいい」と言った。ハイフェッツはスケールをゆっくり弾いた。師匠は涙を浮かべてた。

その友人からサインなしのほうのハイフェッツのレコードをプレゼントしてもらった。ブラームスのヴァイオリン協奏曲だ。第2楽章の出だしのつややかなヴァイオリンの音色の美しさにすっかり陶酔してしまった。

ちなみに今日は現在の会社に入社して丁度四半世紀。

緑と紫の葉が珍しい。

Japanese quince ボケ。もう少し可愛い名前だったらいいのに。

 

遠くから見ると赤と緑の配色がクリスマスツリーに見えた。

Clematis クレマチス。うちのマンションの庭先で。


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