昨日は、えみりん先生の落語を聞きたくて、中野の芸能小劇場まで行った。案内メールに場所がなかの芸術小劇場と書いてあったのでその場所を捜すのに苦労した。芸術じゃなく芸能なのにね。一文字違うだけでもうその場所のことはネットでは一切見つからないのだから。
正直言って聞いててついうとうとしてしまう方のや、苦しくなってしまう方のもの、また、日本の文化がわかってる人には笑えるけど、外国文化の人には、疲れてしまうようなのもあった。なにしろ私は横目で左斜め前方に座っている外人さんの表情を時々見ていたが、なかなか笑わない。彼は4・5回ぐらいにニヤッとしてたけどその2回はえみりん先生の時だった。
えみりん先生は、落語でもかなり早口だし、表現も豊かだし、テンポが良くて、やはり他の人よりは外人受けしてたと思う。えみりん先生の英語、落語を聞くだけでも行った甲斐があったけど、彼女の笑顔がまた素晴らしいと思った。暖かい笑顔を見ているだけでこちらにも自然に笑顔が移ってしまう。スマイルコンテストなんかがあったら、私はえみりん先生を推薦したいところ。
最初に出たフジケンさんは、話し方がゆっくりと時々素人っぽさが出て言葉につまっているところもあったが、お人柄の柔和さがいい味を出しててよかったと思う。食いしん坊亭ばんざいさんは英語も話し方もなめらかで、すごく上手だったが、それがかえってつまらなくしているような気もした。もう少しとぼけた雰囲気が出たらもっと良いと思う。
批評は楽だけど、15分ぐらいの英語をそれも落語として話すのはそう簡単なことではない。大体日本の笑いの文化を他国の人にわかってもらうなんてものすごいチャレンジだよね。でも、すべてをひっくるめて楽しめた。
ところでえみりん先生のブログを読んだら、彼女もLasikを受けたそうだ。術後、私と同じく急に近くが見えなくなってあわてたとか。でもそのうち、片眼が近くを片眼が遠くを見られるようになり、今は遠近どちらも眼鏡なしで見られるとのこと。まったく私と同じ状況。これも自然治癒力の一種ね。運動なんかしているとやはり眼鏡がないのは楽。この年になってよくやるねといったI眼科の先生。どうせいつかは白内障になるとしても人生一回きり。色々経験してみようではありませんか。
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