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ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

7日に退院します。

2012年06月05日 | 硝子体手術
今日、執刀医の診察を受け
「いったん家に戻って
経過をみましょう!」
のお言葉を頂いて
無事、退院が決まりました。

7日(木)に退院します。

退院に向けて
yukiパパと私へ
詳しい経過説明がありました。

右目は・・・

網膜の一部を残せたけれど
光を感じているかの確認はできていない。

残した網膜は
今のところ剥がれていないが
このまま、ずっと
オイルを入れたままにする。


左目は・・・
順調だが、まだ網膜の下に水が残っている
この水がきれいになくなった頃が
オイルを抜くタイミングだと考えている。

それが3ヵ月後が4ヵ月後か
もしかしたら半年後になるかもしれないが
ゆっくり、慎重に治していきましょう!!

とのことでした。


ただ、由紀子の場合
左目も剥離してから時間が経っていたので
増殖性硝子体網膜症を起こしていて
今回の手術では
増殖した組織を全部は
取り除けなかったのだそうです。

それがまた増殖を始める可能性も
残っているので
まだ、安心はできません。


うれしいような
不安が大きくなったような
複雑な気持ちです。


でも、とりあえずは
大きな山を一つ越えました。

退院が決まり
昼間の目の保護も
解除になりました。

寝るときだけ付けます。



ガチャピンのような顔から
やっと卒業です。(笑)


でも、まだ目がかなり腫れていますねぇ~!
あれだけの大手術を受けたのだから
仕方ないですけどね?!



退院が決まって
家に帰れるうれしさと
家に戻ってからの不安が
入り交ざって
本当に複雑です。



病院では何もかも
あきらめて、観念している
由紀子ですが・・・

家に戻って
パソコンや集めた戦隊もののDVDを
前にしたら
どんな反応をするのでしょうか?

好きな物を見ることができない・・・

他の楽しみが見つかるまで
またパニックと自傷が
始まるのではないかと
不安でなりません。


それに、家の中も
見えない由紀子に
危険がないように
いろいろ工夫が必要になると思います。


由紀子が今
どれくらい見えているのか
よく理解できません。

これから生活をしてみて
どれくらい自立できるのかを
見極めなければならないのですが

由紀子さんは
やってもらえることは
全面的に丸投げするタイプの人だから
見極めが難しいです。


一山超えたら
また目の前に
大きな山がそびえ立っています。

またその山を
一歩ずつ上っていかなければ・・・。


しんどいなぁ~~!

=END=

検査結果 その2

2012年06月04日 | 硝子体手術
今日、やっと担当ドクターの
診察がありました。

土・日の診察で
怖い話ばかり聞いたので
恐る恐る診察室へ・・・


でも、意外にも
担当のドクターは
明るい感じで話をしてくれました。


検査の時に
レンズを使えば
0.1まで見えたみたいで
よかったですねぇ~!

眼圧も20くらいを
保ててますから
薬はおわりにしますね!

+・(о´▽`о)゜+・



うれしい話ばかりでしたが、
やっぱり気になる
宿直のドクターの言葉!!


「土曜と日曜の診察で
右目がまた剥離していると言われました。
そして、左目に水が入っていると・・・」
(_ _。)・・・ションボリ


担当のドクターの説明では

右目は検査の時点で
光の感じ方が鈍かったので
そのように診断されたのだろう。

右目は確かに浮いている部分があるけれど
べロッと剥がれているわけではない。


左目の水に関しては
剥離した時点で水が入って
浮く状態になるので
その水がまだ残っている。

この水を抜くかどうかは
明日、執刀したドクターの
診断によるけれど

ほとんどが自然に
水が引いていく場合が多いので
様子を見ましょう・・・と、
言うことになると思う。




さらに、うれしい話も・・・

執刀したドクターの診断が
様子を見るということになれば
水曜日に退院してもいいですよ!!


退院!!
"(  `   ▽   ´  )" うひょ♪


思いがけないお話で
すっかり気分は上向きになりました。

まだ、執刀医の診断が
残ってますが・・・

このまま順調に行って欲しい!!

(>人<*)ォ願ぃ…!!!



ここからは、昨日の話題ですが・・・

由紀子には最高に
幸せなことがありました。



由紀子が大好きな
K村先生がお見舞いに
来てくださったのです。

K村先生は
小学校5年生の時の
担任の先生です。

由紀子は幸せな出会いを
いっぱいしましたが、
その中でも
K村先生との出会いは
特別でした。

先生がお見舞いに
来てくれる事を
前日から楽しみにしていた由紀子。

直前まで元気に起きていたのに
先生に手を握ってもらって
頭をなでてもらっているうちに
眠ってしまいました。

すごく安心したように
幸せそうな顔をして・・・(笑)

由紀子は先生の
話し方や声が大好きなんです。

いつも先生が
他の人と話をしていると
先生の背中に
ぴったりくっついて
声を聞いていました。

先生の傍が
一番安心できる場所でした。

先生とは5年ぶりぐらいでしょうか?

先生は転勤で
遠くに行かれていたのですが
この春に、長崎に戻ってらしたのです。

このタイミングで先生と再会できるとは・・・

さすが、出会いの魔術師の由紀子です。(笑)

ただ、先生とお別れをした後
ねーねーとの会話の中で

「笑っていいともを見たんだよ!」・・・由紀子

「そうなんだ!!誰が出てたの?」・・・ねーねー

「えっと・・・タモリさんと・・・
K村先生!!」


(*・ω・)え~~~?!

もしかしたら、由紀子は
K村先生との再会を
夢の中のことと
思っているのではないでしょうかね?(笑)

ゆきちゃん!
K村先生はお母さんと話をしながら
ずっとあなたの頭をなでてくれていたんだよ!

きっと大好きな声が
夢の中で響いていたんでしょう!

夢のように
幸せな時間でした。(笑)
=END=

検査結果

2012年06月03日 | 硝子体手術
昨日は睡魔に負けて
日記を書けませんでした。

しかも、昨夜は一人で付き添いだったので
半寝半起状態で
由紀子をトイレに誘導してました。

いつも夜の付き添いを
してくれている娘たちへの
感謝を再確認しております。

ねむ~~い!!(笑)


昨日は土曜日で
担当のドクターはお休み!

宿直の先生が診察をしてくださいました。

検査をした後の診察なので
本当は担当のドクターに
話をして欲しかったけれど
仕方がないですよね?!


結果は・・・
右目は網膜が定着していないくて
少し浮いている部分があるそうです。

実は、検査の時に
目のの写真を撮った時に
それらしい画像が
パソコンに写っていました。

何かの層の上に
別の層が重なっていて
その右端が小さく浮き上がっていて
層と層の間にくろい小さな影がありました。

それが何なのか
検査技師の人に聞いても
たぶん教えてはくれないだろうと思ったので
黙ってましたが、

なんとなく、それは
網膜で、端が剥がれているのではないかと
思ったのです。

でも、怖くて誰にもいえませんでした。


やっぱり・・・・。


由紀子の場合
右目も左目も
鼻側の上が剥がれていて

シリコンオイルで圧を掛けるには
横向きにならなければならないのですが

シリコンオイルは
目の中の水よりも
軽いので上に溜まります。

だから右目の網膜に
圧をかける時は
右側を下に・・・。

左目の網膜に
圧をかける時は
左側を下に寝なければなりません。

担当のドクターは
やはり、見える可能性のある
左側を優先したいので
左を下に向くように指示されました。


だから、仕方がないことなのかもしれません。


右はオイルを抜かないことに
なっているので
このまま。オイルで
押さえつけていれば
光を感じるのかもしれませんが・・・

そんな詳しい説明は
やはり、担当のドクターにしか
聞けませんから
月曜日まで待つことにします。

そして、その大切な左側ですが・・・

昨日の宿直のドクターは
さらりと、

「あぁ、左側もまだ少し水が入ってるかな?!
このまま、左側を下にがんばってください。」

と、おっしゃいました。

その言葉が一番怖かった!!

左側の写真は
私には二つの層が
平らで安定しているように見えましたが
その間に水が入っているというのでしょうか?

その水のことは
3ヶ月間オイルを入れるという
計画の中の想定内のことなのでしょうか?

これも、担当のドクターに
きちんと説明してもらうしか
ないと思いました。


本当に一喜一憂の毎日です。


そんな私の救いは
由紀子が日に日に
元気になっていることです。

テレビを見たいといって
座らせてくれと
言う時間が増えたり、

食事も食器を
カラフルな色の物に入れたら
自分で上手に食べられるようになりました。

食欲もすっかり元気です。(笑)

ただ・・・。
元気とセットになっているのが
恐怖のパニック!!

昨日ぐらいから
ピーピー言うことが増えました。

自傷も目や頭を叩くことはありませんが
手を打ち合わせたり
太ももを叩くことが
見られるようになりました。

警戒警報発令!!


今も朝ごはんが遅いと
ピーピー文句を言っているので
この辺で!!

さぁ、今日も一日
がんばります!!

=END=

術後の検査

2012年06月01日 | 硝子体手術
今日は術後初めての
検査がありました。

手術の前にした
目のいろいろな検査を
もう一度全部やりました。

眼科の検査はいっぱいありますが
何の検査なのか私にはよくわかりませんが、
いくつか解った範囲で書けば

眼圧は18で、
なんとか正常値に落ち着いていました。

視力検査は
ボードのマークは見えないので
検査士の方が紙に書いたマークを持って
近くから少しずつ後ろに下がりながらはかります。

手術前は0.12でしたが
今日はその半分ぐらいしか見えませんでした。

手術前は白内障があったせいか
0.1からレンズの矯正はできませんでしたが

今日はレンズを使えば
少し遠くまで見えていたようです。



他に眼底の写真を撮りました。

私にはどの状態が
いいのかわかりませんが
左目の写真に比べて
右目の写真が赤むけた
皮膚のように見えて・・・

網膜を少ししか残せなかったという
ドクターの言葉を思い出して
はがれた網膜を除去したから
この状態なのかもしれないと思うと
つらくて凝視できませんでした。

他にも視野の検査もしましたが
由紀子の目があまり開かなくて・・・
目の動きが見えないので
測定できないとのことでした。


あとは、何の検査だったのか
よくわかりません。

結果も、明日の診察までは
何も解りません。

明日ドクターが
「順調です。」の言葉を
言ってくれるのを祈るばかりです。



今日はさつき園の
園長先生と担当のウッチー(我が家でつけたニックネームです。)
がお見舞いに来てくれました。


職員のみなさんからは
こんなかわいいお花を頂きました。

ありがとうございました。

ウッチーからは
由紀子の好物のおやつセットを頂きましたが
その中に「タニタ」のプリンが入ってました。
さすがに担当さんです。
おやつを選ぶ時に
ダイエットを忘れません!!(笑)


昨夜は昼間に寝すぎて
眠れずに、プチパニックを起こした由紀子。

今日は極力、昼寝をさせないように
ベッドの上に座らせていました。

体力が回復してきたのは
うれしいですが、
これからの方がパニックなどの心配は
大きくなりそうです。

入院前に相川先生に出してもらって
大学病院に預けてあった
不穏時の安定剤(レボトミン)を
返してもらって
いつでも飲ませられるように
準備しました。

さぁ来い!パニック!!(笑)


由紀子のパニックに備えて
また姉たちが交代で
一緒に付き添いをしてくれています。

ねーねーとまーまーに感謝です。


そして、娘たちの職場のみなさんにも
本当に感謝しています。
ありがとうございます。

=END=